【モバイル端末用3Dモデルビューア】
3D-CADのTrimble Sketchupのデータライブラリ3D Warehouseにアップされた3Dモデルデータを閲覧できるスマホ・タブレット用アプリSkethup Viewerが公開されています(無料)
それまでもSketchupビューアアプリはあったのですが、有償のわりに不具合も多く、あまり使えない感じだったのですが、今回はTrimble社純正のアプリだけあって、3Dモデルビューアとしての完成度が高いです。
【アプリをダウンロード】
Android端末はGoogle Playより、iOS端末はApp Storeよりアプリをダウンロードできます。
Android版ページ…Google Playへのリンクです
iOS版ページ…App Storeへのリンクです
有償版はAR(拡張現実)機能が利用できます。対応した3Dモデルデータであれば、立体視で建物や乗り物の中を歩き回ることができます。
面白そうではあるのですが、私のタブレットMediaPad T1 7.0 LTEはARには非対応なので、これはまだ試していません。
【まずは見てみたい3Dモデルを探しましょう】
アプリを開くと上のメニューにルーペがあるので、それをタップすると上の図のように[ホームページを検索]とキーワードを入力することができます。
ここに[GUNDAM]とか[宇宙戦艦ヤマト]とか入力すると、そのタイトルやタグが付けられた3Dモデルが一覧表示されます。
ちなみに私がアップした3Dモデルは[comugi]と入力すると一覧が表示されます。
見たいモデルを一覧から選んでタップするとモデルデータがダウンロードされ、画面に表示されます。
【画面左にメニュー一覧】
横向きにして画面左端をスワイプすると、上のように表示に関してのメニューがあらわれます。
機能については説明しませんが、勘でなんとか使えるのが最近のアプリのよいところです(^-^)
【ビュー操作も直感的です】
3Dモデルが表示されたら、画面上を指一本でスワイプすると、3Dモデルを回転させることができます。
2本指でスワイプすることで視点の移動、2本指でピンチイン、アウトで拡大・縮小です。
ただ3Dモデルを見るだけのアプリですが、モビルスーツや宇宙戦艦をぐるぐる回して見るだけでも面白いです。
あと、2次元の図面では把握しづらい建築物の構造図やプラントなどの配管図も、Sketchupで作図された物であれば、その3D図面を現場でタブレットで見ながら施工することができるので便利だと思います。
AR機能が使える端末であれば、安価なプラスチックやダンボール製のVRゴーグルアダプタにスマホを差し込んで、例えばモデル住宅の仮想内覧や、国際宇宙ステーションの中をうろついたりと、宣伝やアミューズメント用途にも使えることでしょう。
【変なモデルもアップしてます】
うどん自販機やビーボのドリンク自販機、80年代のパソコンや家電製品など、私もろくでもない3Dモデルをアップしているのでぜひ見てください。
なぜか最近アップした巨大航空機ストラトローンチ・ロックや新型宇宙船のドリームチェイサーの3Dモデルは表示できません。同じく最近アップした簡単なモデルのトイカメラやMediapadなどもうまく表示できないので、それらより以前のモデルしかこのビューアで見ることができませんが、そのうちアプリのバージョンアップで対応されるものと思います。