SketchupとMetasequoia4でイラストを描く…その4 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【クレープ屋台の銀ちゃん麦ちゃん二人】

ツインテール「なんか移動販売車じゃなくて屋台だと、いきなり安物クレープっぽくなっちゃうわね」

銀ちゃん「移動販売車を使ったのは宣伝のためよ。移動販売車のレンタルってすごく高いのよ」

みどりちゃん「ムギムギ、縁日に一緒に行けなかったのは、お店の手伝いをしてたのね」

座敷童子「なんか買って売り上げに貢献してあげなきゃ」

 

【クレープ焼き器はAutodesk Fusion360で作成しました】

今のところFusion360で描いた3Dモデルは、2D-CADのBeDrawで書いた図面を立体化したものですが、今回は一からFusion360で描いてみようと、簡単なものから作り始めました。

 

 

【クレープ焼き器をFusion360で描いてみた】

電気クレープメーカーです。

平面図(スケッチ)を書いて、それを立体化したのではなく、基本図形を組み合わせて作ったものです。

3D-CADのSketchupよりも、3DモデリングツールのMetasequoia4で3Dモデルを製作するような感じです。

 

 

【SketchupやMetasequoiaとは若干製作ルールが違います】

基本図形となる直方体や球体を作るときに、新規ボディ(オブジェクト)にするか、既存のボディに結合したり交わる部分で切り取るか、重なった部分だけを残すかというブーリアン演算をおこなうかを決定して確定(Enterキーを押す)しなければいけません。

ひとつひとつの手順をきっちりと決めていくのがFusion360のルールのようで、それらの手順は履歴として残るので、一つずつ行った操作を消しながらさかのぼるアンドゥとは違い、ある時点で行った操作だけを修正する(大きさや曲がりなどのパラメータを変える)ことができます。

 

 

【今回使用した基本図形はこれだけ】

直方体と円柱だけです。

 

 

【使用した機能もこれだけ】

プレス・プルはSketchupのプッシュ・プルと同等です。

面取りはSketchupではプラグインを使用しなければできません。

勾配は温度調整のダイヤルで使用していますが、円柱に勾配をつけて台形錐の形にしています。

複数のボディは結合でひとまとめにできるので、最初はボディの数が増えても、ひとつの図形をひとつのボディにしてモデルを作っていってももよいと思います。

色塗りは外観と呼ばれる機能になっています。

 

 

【外観(色塗り)はわかりにくいかもしれません】

Sketchupは標準で用意されているカラーパレットから色を塗っていけばよいのですが。Fusion360は素材による反射率や光の拡散などまでも同時に指定することができるようにしているので、色を選ぶのがちょっと面倒です。

わかりやすさではSketchupなのですが、表現力の豊富さではFusion360ですね。

 

 

【出来上がった3Dモデルをobj形式でエクスポートしMetasequoiaで読み込む】

obj形式でのエクスポートはクラウドサーバー上にモデルデータをアップして、サーバー上でデータ変換をしたものを、メールで送られてきたURLにアクセスしダウンロードするという、これもちょっと手間がかかかります。

また、仕事でFusion360を使っている方にとっては、モデルデータをクラウドにアップするのは怖いと感じるかもしれません。

とは言え、Sketchup Makeではプラグインを使ってはじめて使用できる機能が標準で利用できるのは助かります。

 

このクレープメーカーを作るのに30分以上かかりました。

SketchupやMetaswquoiaなら10分もかからないのですが、これは単にまだFusion360の操作に慣れていないだけで、操作や機能に対して腑に落ちないものがあるわけではないので、すぐに慣れるものと思っています。Blenderの操作は腑に落ちないというか何の嫌がらせなんだろうと思うところがあり、こちらは慣れるのにはまだまだ時間がかかりそうです(;´Д`)ノ

 

今回も遅くなってからの更新です。コメレスがまた遅れていてごめんなさいm(_ _)m

 

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