今日の猫たちです。
【海の中の3人】
イラスト投稿サイトPixivに、このブログに載せた3DCGイラストの原寸(1280×760Pixel)や過去の猫マンガを投稿しているのですが、スキューバダイビングの3人が海に潜っているイラストのリクエストがあったので作成してみました。
【海底とウミガメは新作モデルです】
背景用の3DモデルはSketchupの3Dモデルライブラリ[3D Warehouse]から、他の作者さんが作成した3Dモデルをお借りすることが多いのですが、海底の地形とウミガメにいいものがなかったので、今回はメタセコイア4で作成しています。
このブログでの3DCGは、人物や動物はメタセコイア4でモデリングし、背景の建物やメカ類は3D-CADのTrimble Sketchupで作図しています。また3D-CADモデルの元になる三面図は2D-CADのBeDrawを使って作図しています。
レンダリングはPixar社がリリースしているRenderman ノンコマーシャル版を使っています。
Rendermanが生成する画像は、好みもあるのでしょうけどガンマ値が低く、彩度も低いので、やや暗く鮮やかさに欠ける印象があります。
そこでフォトレタッチソフトを使って画像を補正しています。
【グラフィックツール[Paint Graphic 3](ソースネクスト)】
プロ、あるいは中・上級者であればPhotoshopを使うところでしょうけど、私はソースネクストのPaint Graphic 3(ダウンロード版…税抜4,480円)を使用しています。
Rendermanが生成した画像(上)を明るく鮮やかに修正したものが下の画像になります。
数々の低品質のソフトウェアを販売していたために「糞ースネクスト」などと悪口をいわれることもあるソースネクスト社ですが、このPaint Graphicシリーズは「ソースネクストの良心」とまで言われる優良ソフトです。一般の方がPhotoshopで行うことの99%は(主観です)このPaint Graphic 3でできます。
元々は80年代に日本のグラフィックツールの最高峰といわれたZ's Staff(ジーズ・スタッフ)を源流とするグラフィックツールで、ペイントツールとしてもフォトレタッチツールとしても必要にして十分な機能を持っています。
全然関係ないのですが、Z's Staffを開発したZeit(ツアイト)社は、技術力のある日本のソフトハウスだったのですが、社長によほど思い入れがあったのか、倒産寸前となっていた伝説の漫画誌「ガロ」を出版していた青林堂を買収し、ガロの発行のみならずデジタルガロを出版するなどサブカル漫画出版に傾倒し、それがのちのZeit社の倒産の一因となりました(Paint Graphicは、それを引き継いだファンファーレ社が継続開発しています)。
うーむ、やはりガロというのは禍々しい漫画誌なのだなあ…(;´▽`A``
【PhotoShopに迫る高機能さ】
※元画像はフリー素材サイト[ぱくたそ]様より
写真やイラストの元画像(左上)から油絵調(右上)、輪郭抽出(左下)、鉛筆画(右下)のように絵画風に加工したり、前記したように写真の明るさやコントラスト、色調の補正も簡単にできます。
もちろんマウスやペンタブレットを使って、一から絵を描くこともできます。
「Photoshopは高価だし、そこまでの機能は必要ないし…」という方におすすめです(^-^)b
ただし、ソースネクストはちょくちょくソフトの大特価販売を行いますので、時々ソースネクストのホームページをチェックして、安売りの時にゲットするのがおすすめです(私は1,980円で買いました)。
きなこ
「あんた、また安物タブレットで写真を撮ってるわね」
今回もMediaPad 7 Liteで写真を撮っています。
銀ちゃん
「いいカメラで撮ってもらえば、もっと美人に写るはずなのにー」
楓
「だけどまあまあの写りなりよ」
ええ、PaintGraphic 3で補正をかけていますから(;´▽`A``
ぐら
今日はよく晴れて、ごきげんコロンコロンのぐらです。
びわ
びわ坊は気持ちよくてネムネムです。