7月21日…麦ちゃんの誕生日・命日、そしてこむ爺の命日 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

先にお伝えしましたが、私たちの愛猫の麦ちゃん麦ちゃんが亡くなりました。
今日は先代猫の茶トラ白(口ブチ3)こむ爺の命日であり、麦ちゃん麦ちゃんと楓楓の誕生日でもありました。

麦ちゃんは、ちょうど3歳の誕生日の今日亡くなりました。


【今日の青空】
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3年前の7月21日に、先代猫のこむ爺(こむぎ)が19歳で亡くなりました。
私はその時、こむぎの死に目に会うことができず、翌日にようやくこむぎの亡骸に会うことができ、
そのさらに翌日の7月23日に新潟市郊外のペット斎場で、こむぎの火葬を行いました。
その日は、この写真のように青空が広がったとても暑い日でした。

こむぎの火葬を済ませると、ペット斎場のスタッフの方が「このような時に申し訳ないのですが…」と
その日、炎天下のペット斎場の駐車場に、ダンボール箱に入れて捨てられていた、生まれたばかりの
3匹の子猫を私たちに見せてきました。
一瞬「非常識だな」と思いましたが…。


【生後3日目の麦ちゃん】
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亡くなった茶トラ白(口ブチ3)こむちゃんが茶トラ白だったので、おそらくこの子猫たちをもらってくれるだろうと
スタッフの方は私たちにこの子猫たちを見せたのでしょう。

この3匹の子猫たちのうち、麦ちゃん麦ちゃんは、体の模様がこむ爺にそっくりでした。
私たちは結局3匹とも引き取って帰ったのですが、生まれて間もない子猫の育児を任せられた
妻は大変な思いをしました…しかし、その大変さのおかげで茶トラ白(口ブチ3)こむちゃんが亡くなった悲しみが
和らいだのも事実です。

ちびネコ育児日記 …妻のブログです(現在は更新が止まっています)

ごちゃごちゃごちゃさんの子猫たちを見て、おそらくこの子たちは7月21日ころの生まれだろうと推測されるので、
3匹の誕生日は、こむちゃんの命日である7月21日としました。

3匹のうち、白が多い空ちゃんは新しい里親さんが見つかり、今は幸せに暮らしています。


【生後二週間目の麦ちゃん】
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【生後一ヶ月の麦ちゃん】
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【生後二ヶ月の麦ちゃん】
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【生後半年の麦ちゃん】
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うちの女三匹きなこ銀ちゃん麦ちゃんの中で、一番女の子らしいのが麦ちゃんです。
甘い声で鳴く甘えん坊ですが、なかなか気の強いところがあります。
親バカですが、麦ちゃん麦ちゃんは美少女だと思っています(*^▽^*)


【大人になった麦ちゃん】
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特に大きな病気をすることもなく、成長してきた麦ちゃん麦ちゃんと楓楓でしたが、
麦ちゃん麦ちゃんが、昨年の3月21日に腎臓破裂という大ケガをしてしまいました。
私たちが不在の時に、おそらく高いところから落ちてお腹を強く打ち付けたのだと思います。
私が部屋に帰った時、ごはん台と食器がひっくり返っていましたが、その時は楓楓と麦ちゃん麦で
追っかけっこをして倒したのだとばかり思っていました。


外傷がなかったため地元の動物病院でも見過ごされてしまい、症状が重篤になってから慌てて妻が
新潟市でも有数の動物病院に連れて行き、腎破裂が発見され手術となりました。

この時、皆さんから麦ちゃんにたくさんの応援をいただきました。
本当にありがとうございました。私たちは今でも感謝しています。

手術が無事終わったのですが、結果として重度の腎不全を患うこととなり、その後は毎日の輸液と
療法食による延命療養となってしまいました。

皆さんには心配をかけたくなくて伝えていませんでしたが、麦ちゃんを助けてくれた獣医師さんは、
妻が年内(2012年)いっぱい持つでしょうかと聞いた時に、あまりよい返事はしてくれませんでした。

それでも妻が麦ちゃんの看護をしてくれていたおかげで、これまでその命を永らえることができました。

今年の5月に妻が新潟の動物病院に麦ちゃんの検査に連れて行きました。
その時の数値は末期の腎不全のものでした。
おそらくそれほど余命は長くはないだろうということでした。
皆さんにはご心配をおかけしたくなく、お伝えしていませんでした。


今月に入り、麦ちゃんの体重の減少が目立ってきました。
先々週から妻が仕事のために出張に行き、私が不十分ながら麦ちゃんの介護をしていましたが、
先週の前半から、麦ちゃんは腎不全由来の口内炎を発症し、だいぶ痛がるようになりました。
先週の木曜に地元の動物病院で抗生剤の注射を受けて、金曜にはかなり症状も改善し、
昨日の土曜に妻が帰ってきた時は、かなり痩せたものの、麦ちゃんは「おかあちゃんが帰ってきた」と
喜んだ姿を見せていました。
口内炎も落ち着いたので、ごはんを再び食べられるようになり、体重もきっと回復してくれるだろうと
思わせてくれたほどでした。


【今朝の麦ちゃん】
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昨夜から麦ちゃんの容態が悪くなりました。
明け方には自分で立つこともできず、横たわってしまいました。


【今朝の麦ちゃん】
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末期腎不全による尿毒症の症状そのもので、意識もはっきりしなくなりました。
朝9時頃には瞳孔が大きく開いたままになり、立つこともできなくなりました。
それでも私たちの呼びかけには短いシッポをピコピコ振って返事をしてくれました。

しかし、麦ちゃんの開きっぱなしの目は次第に乾いてくるため、時々点眼薬をさしながら、麦ちゃんを
みんなで見送ることに決めました。


【麦ちゃんの亡骸と楓】
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麦ちゃん麦ちゃんが亡くなったのは2013年7月21日13時24分でした。
末期の腎不全で苦しい中、おかあちゃん(妻)が帰ってくるまで気丈に頑張り続け、そして私が家にいる
今日の日曜に合わせるかのように、きなこきな姉、銀ちゃん銀ねえ、楓楓、黒い子猫ぐらの全員が揃って見守る中で
旅立って行きました。

茶トラ白(口ブチ3)こむちゃんの命日であり、自身の誕生日でもある7月21日の今日、麦ちゃん麦ちゃんは3年の短い生涯を
閉じました。


【きな姉と麦ちゃん】
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【ぐらと麦ちゃん】
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3年前に麦ちゃんがやってきた日と同じようにとても青い空です。
可愛い麦ちゃん、私たちにとても甘えてくれた麦ちゃん。
もうその可愛い声も、はしゃぐ姿も見ることができないのは悲しくてなりません。

ですが、いずれ私たちもきなこ銀ちゃん楓黒い子猫も、麦ちゃん麦ちゃんの元に行く日がやってきます。
その時まで、ちょっとのお別れです。


皆さんからのメッセージやコメントで、私たちが救われていたことは多かったです。
ほんとうにありがとうございました。


コメントやメッセージのお返しが遅くなっておりますが、落ち着いたらお返しいたします。
まことに申し訳ありません。