猫と創作小説のブログ、カツオシ Dの小説ブログ
(←ブログへのリンクです)の、カツオシ Dさんの小説
「餓鬼ども!」
(←Amazonへのリンクです)を読みました。
「餓鬼ども!」(カツオシ D著、幻冬舎ルネッサンス刊)
表紙イラストは、4コマ・METALミュージックブログを開いているブロ友のMECHAさん
(←ブログへのリンクです)が
描いています。
死者となった者たちが、運悪く(よく?)五百分の一の確率のくじびきで大当たりすれば、見事に餓鬼として
現世で三年間の餓鬼道を歩むことになります。ナンバーズ3を2口買って当たる確率ですな。
その餓鬼ども三人組が表紙の三人です。
貧乏神の貧姫さまや弁天さま、いろんな神様も登場しますが、どの神様もリアリストで餓鬼どもにはシビアです。
読み進めるにつれ、一癖も二癖もある神様たちが登場してきて、混迷の度合いを増していきます。
高橋留美子さんの「うる星やつら」をご存知なら、そのような感じのドタバタ劇といえばわかるでしょうか。
表題の「餓鬼ども!」は、そのままアニメになりそうな物語で楽しいですよ(^-^)b
本作では挿絵に登場しなかった貧姫さまとガングロ天女さまのイラストがMECHAさんのブログで
登場しています。イメージがよりつかめると思うので見て下さい。
それともう一本の「血判状の秘密」、現代を舞台にした武家のお家再興にまつわる騒動。
タイムスリップ?それは読んでみて下さい(^∇^)
くじ運の悪い人、貧乏神に取り憑かれてるという自覚のある人…それは私だな…は、なかなか身につまされる
「餓鬼ども!」です。
※ブログテーマに「本・映画」を追加しました。