「ハイエナくん」二話目の2ページ目です。

 

キャンベルという缶詰を知ったのは、アンディー・ウォーホールのシルクスクリーンだったんじゃないかと思います。見たことも食べたこともなかったのでアメリカに行かないと食べれないものかと思っていました。

ところが、街の四・五人しか入れないようなこじんまりとしたラーメン店にそれはありました。

いえ、ウォーホールのシルクスクリーンの方です。しかも本物。「アートは身近に感じるもの」というのが店主のポリシーだそうです。お値段は当時で100万円ほど。それが湯気の向こうにゆらゆらと‥。