アマゾンプライムに『未知との遭遇』が入ってきたので、45年ぶりに観た。
『未知との遭遇』といったら、僕が映画を観始めた高1の時に『スター・ウォーズ・新たなる希望』と共に公開されたスティーブン・スピルバーグの作品。当時は、その二つが目玉で、スターウォーズといつも連動して思い出す。
大町市にあった小さな劇場でロードショー公開より半年ほど経って観た。当時はロードショーといって、東京や長野県でいえば松本辺りの主要映画館でまず公開され、それ以外の小劇場では半年待たなければならなかった。
劇場そのもののサイズの問題で都会か田舎かはあまり関係なかった。東京の国立市にあったスカラ座でも同様に半年後だった。
『スター・ウォーズ』に比べると今では知らない人のほうが多いだろうが、ハリソン・フォードが『スター・ウォーズ』出演のきっかけとなった『アメリカン・グラフィティ』に出ていたリチャード・ドレイファス主演の映画だ。
実は、『アメリカン・グラフィティ』に出ていた俳優でその後もブレイクしたのがハリソン・フォードとリチャード・ドレイファスだけだったというのが不思議な縁だが。(ロン・ハワードは監督やプロデューサーとして成功しているが)
アメリカでの公開は1977年で日本公開は1978年。
なぜ、このタイミングになってアマゾンプライムに入ってきたのだろう。
最近、UFO目撃情報が普通に主要メディアで報道されるようになったからだろうか。
1977年に、『スター・ウォーズ』と『未知との遭遇』が公開されたのにはもちろん意味があると思っている。
ひとつは宇宙を舞台に描かれたスペース・オデッセイ(宇宙叙事詩)、もうひとつは地球を舞台にした現実的な宇宙存在との遭遇の話。『コンタクト』よりも20年前に。
すっかり忘れていた。45年も経っているのだ。無理もない。あんな巨大な母船が最後に出てきたっけ。
『天上のシンフォニー』じゃないか。
まてよ。『天上のシンフォニー』を書いたのも『コンタクト』と同じ時期。
20年前に植え付けられていたということか。
そして、あの不思議な5つの音。
インドのダラムシャーラーに宇宙から伝えられたという音。
ダラムシャーラーといったら『天上のシンフォニー』にも登場する。
アマゾンプライムのある人は観てみるといい。
そして『天上のシンフォニー』も読んでほしい。2023年の今読むと、もっとよくわかるのかもしれない。