立憲民主党のボトムアップの政治は本当だった。

立憲民主党　滋賀連合会の設立セレモニーに参加してきた。

各野党の代表者や武村正義元知事、市民の会しがの代表者などを全員来賓に招き、三日月知事からのメッセージも届く中で進められたセレモニーには大勢の人が集まり、座る場所がないぐらいだった。

辻本清美議員の挨拶では、野党共闘をすれば絶対に参院選で勝てるというもので、特に来年の参院選は、野党が過半数を取った２００７年の参院選と状況が似ているという。つまり、２年後の衆院選で政権交代を果たす前の参院選。

ボトムアップの政治というのが立憲民主党のスローガンだが、早速それが反映されていた。

一方通行のプレゼンだけでなく、双方向の時間がきちんと設けられていた。４人一組のグループに分かれたワールドカフェ形式の話し合いが行われた。草の根政治とは何か、ボトムアップの政治とは何かということで各グループで話し合った。

その時に、一人ひとりの声がきちんと反映されるような工夫も提示された。

一人１分ぐらいで話し、できるだけみなが話せるように一人だけが話しすぎることがないように。

誰かの発言に対して否定せず、「あなたはそのように考えるんですね」と、まずは一旦受け入れ、その上で、「私はこう思います」のように、私メッセージで話すこと。

素晴らしかった。ワールドカフェ型のイベントには多く参加したことがあり、自分も開催したことがあるけれど、一番難しいのが、初めての人にどうそのコンセプトを伝えるか。しかもこれだけの規模のワールドカフェだと余計に難しい。

そこをファシリテーターは非常にうまくまとめていた。こうした細かいフォローが重要なのだ。

ぶったまげた。

いや、ボトムアップというのは口だけで、実際の中身はまだまだたいしたことはないだろうと、たかをくくっていたけれど、いやいや全然しっかりしているではないか。僕の見たところ、今日の会合ではポイントが十分抑えられていた。

そして、そこで出された意見の多くも、「現場の声に耳を傾ける」「フラットな人間関係」「少数派を大切にする」など、新しい空気を感じさせるものが大半で、とてもワクワクした。

立憲パートナーズ制度というのがあり、誰でもパートナーになれる。これは党員でも応援団でもなく、新しい政治を一緒につくっていくパートナーだ。つまり、市民にどんどんパートナーになってもらい、一緒につくっていこうという呼びかけだ。大阪では立憲カフェというコミュニティ・カフェ型イベントが開催されているようだが、そういうものを一緒にやったり、それ以外にもやりたいことがあれば、どんどんアイデアを出してほしいということだ。

立憲パートナーズ制度

https://cdp-japan.jp/partners

大化けする？

やばい。本当に予感が的中してしまうかもしれない。

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