今年も残りあとわずか。

 

ということで毎年恒例の振り返り。

 

2015年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-12112034516.html

2014年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-11971395674.html

2013年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-11739730102.html

2012年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/archive1-201212.html

2011年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-11119672643.html

2010年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/archive1-201012.html

2009年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-10422541393.html

2008年の振り返り

http://ameblo.jp/column-takamiya/entry-10178783990.html

 

2016年もいろいろなことがあった年だ。

 

kindle本の執筆

今年のメインはkindle本の執筆と出版だろう。電子書籍という新しい分野。当然執筆の仕方も変わってくる。ブログやメルマガの延長線にあるといえるので、文語だけで統一するというよりは、ところどころ口語的表現も取り入れ、スペースを多めにあける。編集の仕方も変わってくる。書式や設定が違うので、それに慣れるのに時間がかかった。Eパブへの変換方法も覚えるのに時間がかかった。

 

そして出版。KDP Kindle Direct Publishingへの登録。これがまた大変だった。特にパソコン音痴の僕にとっては。

 

タイトルづけも重要になってくる。紙の本と違うのは、すべて検索の対象となってくるので、検索されやすいタイトルを選ぶこと。

 

また英会話コーチング関連の本を主に書いたので、小説やサバイバルマニュアルなどとは読者層も違う。その層に向けての執筆なので、もちろん中身が変わってくる。

 

結局、全部で4冊出した。

 

『知らないと絶対損する―ネット時代の英語学習法:完全ガイドブック』   

http://www.amazon.co.jp/dp/B01CL7C8RW

 

『英会話コーチング:本気でマスターしたい人の英語学習法』
http://www.amazon.co.jp/dp/B01EX1YS2C
 

30日で英語が話せる人になる:話せる人に共通する13の資質とは?』

http://www.amazon.co.jp/dp/B01J0DHPVE

 

『味噌汁ロマンス』

http://www.amazon.co.jp/dp/B01JUW6MJG

 

当初は英語関連だけで5冊出す予定でいたので、『味噌汁ロマンス』が加わり、英語関連が3冊に留まってしまったのは失敗だった。もっとも、この変更も、流れに合せて行ったもので、英語関連はとりあえず3冊というのはちょうどよかったのかもしれない。時間をあけて4冊目を書くことで、また違ったものができるはず。

 

英語は長年携わってきた分野なので、これについて書けたことは僕としてもひとつの達成感というか完了感がある。

 

★『味噌汁ロマンス』

これは予定外だった。僕の悪い癖で、計画外なのに、なぜか出したい衝動に駆られてそれを抑えることができなかったのだ。その点については反省する。ただ、縦書きがどのように反映されるのかや、小説が電子書籍としてどう映るのかの実験という意味では、十分価値があった。

 

個人的には、とても思い入れのある作品で、書きなおしをする過程で過去を思い出し、ひとつの昇華となった。「ライフ・リフレクション・ワーク」という観点では、ブライトン時代を振り返ることや、1980年代後半の日本の生活を振り返ることや、処女作の執筆自体を振り返る、3つの振り返りにつながる作業となった。

 

あまり反響がなかったのが残念だったが。まあ、それはそれで、そういう流れなら、これもまた仕方ないといえば仕方ない。もっとも、『百姓レボリューション』だって出した当初はたいした反響があったわけではないので、これも今後どうなるかは全くわからない。

 

重要なのは、これがきちんとデータとして存在し、販売されていること。読みたい人が現れたら、誰でも、いつでも、読めることだ。この瞬間にも。数秒後にはダウンロードでき、読むことができるのだ。

 

『味噌汁ロマンス』

http://www.amazon.co.jp/dp/B01JUW6MJG

 

★「アネモネ」の執筆

月刊誌アネモネの「タカミヤさんの里山便り」の連載も続いた。11月に連載が終わるまでは書き続けた。

 

鹿の解体とジビエ料理

山の湧水での味噌づくり

進化した手作り納豆

野外マルシェでトークショー

火のある暮らし

農村の自治会活動

移住者と地元の繋がり方

里山サイクリング

田舎暮らしは草との戦い

夏は川と湖で水遊び

エンジョイ軽トラライフ

 

里山便りも全27回を通して里山生活について一通り書くことができた。これも僕の中で完了感がある。次の段階に移行してもいいだろう。

 

次の段階?

 

それはすでに始まっているのだが、これについてはまた後ほど。

 

★英会話コーチング・ビジネス

英会話コーチングが現在メインの仕事になっているのだが、これも今年はたくさんやった。セッション自体もそうだが、システムづくりにおいても。今年はステップメールというものをつくった。

 

12日間無料メール講座「成功者の90%が実践している英語マスターのメカニズム」

 

これはメルマガの一種だが、その導入部分で、12日間の連続講座のようになったものだ。Kindle本と併せて、集客につながる仕組みだ。

 

これで、ブログ、ステップメール、メルマガ、kindle本、ホームページという仕組みができあがった。まだ大きく機能しているわけではないが、これから少しずつ効果を発揮してくるだろう。

 

★田んぼ

今年は、オーナー制で秀明自然農法の田んぼを管理することになった。特に夏場の除草では、チェーン除草に挑戦したりで、田んぼに入ることが多かった。やはり時間的にきびしかった。庭の草取りもあったし、そこまで手が回らないというのが現状だった。でも、息子が田んぼに触れる機会を提供できたという点ではもちろんよかったが。また米作りの大変さを改めて学ばせてもらった。

 

★参院選

ちょうど田んぼの除草作業が忙しい時に参院選もあった。野党共闘で盛り上り、東京では三宅洋平さんが出て選挙フェスが行われた。僕も毎日ブログを更新した。結果は望む形にならなかったが、これも今年のハイライトとして取り上げないわけにはいかないだろう。

 

★医療

今年は母が入院したり、親戚が亡くなったりで、医療について考えることが多い年でもあった。特に妻が医療に関わっていて、亡くなった親戚に関しては最後まで相談にのったりしていた。彼女にとってはショックだったと思う。僕自身も年齢がほとんど変わらなかったので、自分事として捉える部分があった。何度も会ったことのある人なので無念だ。

 

★外国人向けの民泊の準備

これには少し取り組むことができた。Airbnbについては調べたが、簡易宿所営業許可を取らなければならなかったりで、手続きがめんどうくさい。僕の場合、外国人を泊めたい理由がお金を稼ぐことではなく、英語環境を息子に提供することなので、そうした許可の必要がないカウチサーフィンのほうが手っ取り早いことがわかった。そこでカウチサーフィンのページを完成させ、早速1組受け入れてみた。スペインからの家族だ。実際にやってみて思ったのは、日野には外国人に提供できる資源がたくさんあることだ。京都よりも価値がある。そういう意味ではそれがほとんど知られていないのはもったいない。宝の持ち腐れというやつだ。来年も4月にはフランス人家族とアメリカ人家族が滞在予定。

 

★英語での情報発信

カウチサーフィンとて、僕に中ではひとつのステップだ。本当にやりたいことは英語での情報発信で、それも単なる観光案内や日本の文化を紹介するだけでなく、僕が今まで構築してきた哲学の発信だ。『百レボ』やローカルネットワークにまつわるようなこと。そうした内容のワークショップを開催するリトリート・ハウスにしたい。そこでホームページ上にも英語のページをつくっていこうと思っていて、今年からようやく取りかかった。まだ少しではあるが。

 

★英語でのkindle

ただ、そうしたページをつくりながら気づいたのが、せっかくそのページを訪れてもらっても、売る商品が何もないということ。外国人向けのワークショップを企画してもいいけれど、まだそこまでの受け入れ体制ができていない。そこで考えたのがkindle本の執筆。英語で書いた本があれば、それが一番手っ取り早い商品になる。そもそも、kindleでの出版について教えてくれたのがあるカナダ人なのだが、彼の教える方法論を実践するのは、amazon.co.jpよりも、amazon.comのほうが圧倒的にやりやすいのだ。日本ではまだそこまでkindle市場が成熟していない。そして、KDPでは全世界のアマゾンで販売が可能なのだ。

 

もちろん、一番の壁が、英語で書かなければならないということ。2000年に『天上のシンフォニー』の英語版の執筆に挑戦したことのある僕には、その大変さが誰よりもわかっている。それが理由で『百レボ』だって英訳するつもりはない。しかし、小説でないなら、話は違ってくる。ハウツー本なら、小説ほど難しくはない。

 

ということで書きはじめたのだ。いける、いける。結構書けるではないか。

 

思ったよりうまくいくかもしれない。書きながら、読者が頷いている場面が想像できる。

 

英語圏には、僕の語ることに関して、首を縦に振ってくれる人が日本よりもずっと多い。これは単にテーマに対する読者層の規模だけでなく、1文1文に僕が込めるちょっとした感覚が、同様の体験をしたことのある欧米人のほうが、共感できる人が多いと思うのだ。

 

それでいて総人口が圧倒的に多い。しかも、kindleを読む人がたくさんいる。

 

書きながらとてもワクワクしてくる。これこそが先ほど言った次の段階だ。

 

★マウンテンバイクから薪ストーブまで

念願だったマウンテンバイクもゲットし、薪ストーブもようやく年末に設置した。

 

★来年の抱負

今年はいろいろな意味で新しくはじめたことが途中になっている。kindle本は今後もずっと出していきたいし、これだけで生計が立てられるようにしたい。改めて書くことが好きなことがわかった。

 

そして、この英語でのkindle本。これが2017年の目玉だ。これに一番力を注ぎたい。 

 

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