人生というものは、自らが刻む一行一行の中に、永遠があるものである。自らが綴る自省録の一行一行の中には、永遠の真理があるのである。故に、自分の自省録を大切にしなければならない。
永遠不滅の哲学書と共にある時に、己が精神は、永遠のイデア(理念)の哲理によって、限りなき高みに飛翔してゆく。それは、格調高い幸福である。
このように、哲学的幸福とは、極めて格調高い知的幸福なのである。そこには、確かな品格があるのである。この学問的品格というものを大切にしてゆけばよいのである。
人類の歴史の中で受け継がれてきた哲学的古典の中には、永遠普遍の学問的品格があるのである。こうした古典に親しむことを通じて、哲学的にも、品格ある知性を磨き上げてゆかなくてはならない。
まずは、哲学書をしっかりと読み込みながら、自ら思索を為して、自らの自省録を綴ってゆくことである。そこから、さらに、哲学的なコラムを綴ってゆけばよいのである。こうして、自分自身の思索の断片を、その都度、結晶化してゆくのである。
永遠普遍の哲学の中で培われた自己の精神もまた、必ず、永遠普遍の精神となってゆくのである。故に、倦まず弛まず、哲学の大道を歩みつづけてゆくことである。さすれば、自ずから、大いなる道が続いてゆくことであろう。
常に哲学的精神と共に歩みつづけた人生の過程そのものが、人生の宝石である。真なる哲学は、常に自己の精神を磨きつづけ、輝かせつづけるのである。
天川貴之
(JDR総合研究所・代表)