22日発表では1日あたり、
東京で10代女性含む25人が死亡
東京での新規感染者数1万1443人とのこと。
この数字をどのように読み解くのか。
僕は「10代女性含む25人死亡」に
重きを置きます。
「最良のパートナーシップとは、
男と女の敷居がなくなり、
女性の問題を男が自分の問題として
心身ともに同一化していく過程にある」
と常々申しております。
「恋する女の最高の幸福は恋する男性によって
彼自身の一部と認められること。」
(「第二の性」ボーヴォワール)
「ボーヴォワール11」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12624112220.html
フランス前期フェミニズム
ジョルジュ・サンド
フランス中期フェミニズム
ボーヴォワール
「恋とは、われわれの魂の最も純粋な部分が
未知のものに向かっていだく聖なる憧れである」
(ジョルジュ・サンド「薔薇色の雲」)
「ジョルジュ・サンド ショパン~マルクス」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12534122209.html
「フロイトが明らかにしたとおり、〈正常な〉性活動なるものは存在しない。性活動は常に〈倒錯的〉なのである。」
「彼女たちはいぜんとして性的欲望に悩まされている。
彼女たちはふつうの習慣となっている手淫によって
自らの欲望をしずめる。」
(「老い」シモーヌ・ド・ボーヴォワール)
「ボーヴォワール19」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12636859566.html
二人の思想の根底には、
プラトンによるディオティマの教えが
共通して流れているということに着目すべきであるようです。
「知の豊富な者が知の貧しき者に知を分け与えること、
それが性交であり美でありイデアとなる。」
(神託伝道主・巫女ディオティマ「饗宴」プラトン)
「アウレリウスの独り言 35」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12561424255.html
それでもフェミニズムの平等思想は実現していない。
「最良の正義の理論は、やや抽象的な『どこからでもない視点』ではなく、すべての人の視点を、慎重に思いやりをもって考慮することによって達成される。
これはもちろん、最良の正義の理論は、男性と同じくらい完全に女性と女性の視点を包摂できる、もしくは包摂できるように応用できなければ十分なものとは言えないことを意味する。」
(「正義・ジェンダー・家族」スーザン・M・オーキン)
現法律のように
「やや抽象的な『どこからでもない視点』」ではなく、
女性や子ども、高齢者や障害者の視点を、
「慎重に思いやりをもって考慮することによって」
初めて、正義は達成されるのかとも考えます。
「男性と同じくらい完全に女性と女性の視点を包摂できる、もしくは包摂できるように応用できなければ十分なものとは言えない」法律とは、
男性に襲われた女性の視点と恐怖を
包摂できる法律でなければならない。
この場合、被害者の女性は加害者の男に対して、
如何様なる、たとえ過剰であっても、
どのような暴力によって反撃または防衛しても
法律的に許容される保証がなくては
「十分なものとは言えない。」と考えます。