タラとレバ | コラム・インテリジェンス

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透き通るような…心が…ほしい

「もしも、○○だっタラ」とか
「もしも、○○が××してレバ」という話題は、
「意味がない」と、されているらしい。
 
最近では「イフ ( if ) の話はやめよう」などと
こじゃれた言い回しをするけど、
 
ちょっと前までは「タラレバの話」として、
一種の軽蔑を持って扱われていた。
 
幼児期に、この言い回しを聞いた僕は、
中学生になるまで、
「お魚のタラ、それに動物のレバーの話は禁句である」
と思い込んでいた。
 
それなのに、そのはずなのに、
「どうしてオトナ達は、平気でタラとかレバーの話をしているのだろう」
と疑問に思い、挙句の果てには、ちょっと憤慨したりもしていた。
 
が、還暦ページワンともなれば、そのような制約もなくなる。
 
で、タラ。
 
マグロの漁獲量だとかクジラの絶滅の心配をする人は多いらしいけど、
タラの心配をしてくれる人は、少ないような気もする。
 
タラは、魚肉ソーセージ、焼き魚、煮魚、「タラちり」、
挙句の果てには、たらこ、明太子としてもコキ使われている。
 
それなのに、タラは、漁獲量も絶滅も、その心配をしてくれる人がいない。
 
マグロやクジラは、たとえクジラが魚じゃないとしても、
あれだけ大きな態度をしているくせに、人に心配ばかりかけている。
 
そのくせタラは、これだけ使いまわされても、何一つ文句も言わず、
心配かけることもなく、日夜使いまわされまくっているのだ。
 
 
また、・・ レバーについても同様に、僕的には言いたいことがある。
 
が、ここまで言いたい放題言わせて貰ってしまってい「レバー」
それにこれ以上、言いたい放題言ってしまっ「タラ」、
 
 
僕自身の絶滅の危機の心配を
しなくてはならないのかもしれない。