傷病手当が振り込まれる。
当然大したお金では無いし、月末の引き落としで丸々消える額だ。
今回のは最初に体調を崩して出社出来なくなった一月末から退職した三月終わりまでの分だ。
傷病手当は退職後も申請すれば受け取れると聞くが、やり方を調べるも正直よく分からない。前の保険証の番号も分からないし、前の職場に聞けば良いのだろうか?毎回医師に病気の証明書を書いてもらうのか?
貰える物は貰いたいが、手続き続きでうんざりしており正直、お金も時間もただ掛かるだけな気がする。
保険はまだまだ何も進んでいない。連休明けだし当然かも知れないが、本当に手続き完了が遅い。
雀の涙程の額が振り込まれたと同時に、自動車税納税の通知が来る。
車を維持する為には仕方が無いが、何か貰った途端持って行かれる。
まだ自動車税の通知が先に来て、後日に傷病手当が来れば少しは良い気分になった物を。
働かずに、病気を言い訳に諸々の手当を貰って生活しようなどとは思っていないが、貰えるものは貰っておきたいし、主治医にも最初の3回の化学療法とその結果を見てから出来る仕事を探そうと言われているのだから、何も出来ない。
この日記では繰り返し書いているが、お金が出て行くのは瞬きする間にだが、入って来るには相当な手間と時間が掛かる。
永い…本当に永い…。
ところで、先日からPCでまとめたデータをBlu-ray Discに焼く作業をしているのだが、一向に進まない。
と言うのも、時間を掛けてようやく一枚出来たと思い中身を確かめるも、上手く書き込めていない事が判明。
あまりに一枚作るのに時間が掛かり過ぎる為、寝ている間に二枚目を試すも今度はエラーで書き込めず。
今日ももう一度試すも同様に書き込めない。
PCの再起動や機材の再接続。ソフトの再インストールや別のドライブを試す等行うも、全く状況が変わらない。
ソフト側の問題の可能性があるので、購入先への返金対応のメールを送っておいた。
無事に返金されるか、そもそも返事があるかも分からないが、お金をドブには捨てたく無い。
またいつものお金の話ばかりになってしまう。
毎日、日記を付けている弊害なのかも知れない。手続きや申請の完了に時間が掛かる以上、多分に出て行くのも微々たる実入もどうしても気になって仕方が無い。
胃癌で死んだ母もそうだった。家族に迷惑を掛けたくないから、自分の病気の進行具合よりも治療に掛かるお金を気にしてしまう。
父も弟も「考えなくて良い」「足りなくなったら出す」と言ってくれているが、そこに甘えたくない要らぬプライドと申し訳ない気持ちがストレスになって行く。
親の悪いところこそ、良く似てしまうものだ…。
丁度1週間後には、第二回目の化学療法が待っている。
朝イチで通院し、長い待ち時間の後に投薬。まだ石綿救済が認められていないので、クレジットカードで来月の月末に引き落としされる様に支払いをし、副作用に苦しむ。
考えるだけで嫌になる。
天気も雨が続き、気軽に外へ出られず雨漏りも気掛かりだ。
と言うような状態なので、何か明るい話題を考える。
まだ検討中だが、先日から自転車を買おうか迷っている。
運動と遠出も兼ねて。勿論、買い物に出掛けるような都会へまでは自転車でも遠過ぎるが、そこまでは行かないのなら、マンネリ化しつつあるウォーキングから脱却したり、気分次第で歩くか自転車を漕ぐか決められそうだ。
晴れの日に、河川敷を思い切り自転車で走り抜けたい。