『ここ1週間食事を取ることができていません。

、、、もうそろそろかもしれません。』


そう電話がかかってきたのは今朝のことだった。


彼女の命がつきかけている。


そう考えると妙に辛気臭くなってしまい


空から降ってきた雪を見て

彼女の命のかけらかもしれないと思う


空の方を見上げて歩いていると

少し先にある家の2階の窓辺から

タバコを蒸すお爺さんが見えた


その指先にある棒からは

か細い煙がゆらゆらと空へのぼっていた


あの煙もあの空の向こう側へいくのだろうか


ー憂いー