くらんけの音楽漂流記 -4ページ目

くらんけの音楽漂流記

音楽はたべものだ。

春が終わる
秋が終わる

とは云わない
あまり云わない

冬が終わる

はありそうな気がするが

春が来た

という
どちらかというとそういう

ところが

夏は終わる
徹底的に終わる

秋が来た

ともいうのではあるが

夏が終わる
夏は終わる

そうして

All my instincts
They return

グダグダとナツいアツのあいだ
眠っていたわたくしの感覚が帰ってくると

夏の間に聴こうとしても

あら?

とシンクしなかった音達と
突然怒濤のようにシンクし始め

毎年のように同じようなことを
繰り返しているのではあるのですが

ことしは夏の終わりがすっ飛ばされたのが理由なのか
Zeppelinあたりをあっというまに経由して

土曜の朝からMogwai
何故かMogwai
まるでもう冬が来たかのように墜ちて行く

Rock Action
Cribasがあまりも良すぎて
そこから
さかのぼること10年近く

傑作の誉れ高いものの
あまりの世界観の違いが予想され

踏み込めないまま
朝を迎える
こと
幾歳月

はたまた
「坂本龍一っぽい」という
レビューをお見かけすることも少なからず

先延ばしにしていたのですが

Carlos Aguirreのアルバムにも参加していることなども知り
アルゼンチンにどっぷり浸かっている今こそ
聴くべきときではないかというときに

まさかの再発

時は満ちた
巻き起こすFESTA
というわけで

とうとうニッポンを変える真の音楽と
ワタシの鼓膜が直接コンタクト
してしまったのです

何がサカモトだ
これはZawinulじゃないか

頭の中一体どうなってんだ

独りビッグバンド+サイケデリック音響コラージュ
に圧倒されながら

一方で
ポップにアバンギャルドが入ってて
和音が印象派だったりするものを一緒くたに

坂本龍一的

とするような
チープなインパクト
乱暴な表現を
音楽に触れるものとして
僕らは迂回するべきなのだと考えます

Ciruelo
最新をやりながら
普遍であるという

コンセプトがありながら
腰が動いてしまうという

天才のなせる技とは
こういうことを云うわけで

アルゼンチン旅行の途中に
寄り道ができるとしたら

そんな普遍性しか
あり得ないのでした


Sound Museum
北米南部

なんじゃそれは
四文字熟語もどきは

まあともかく
北米南部の沼の旅を
適当に切り上げて
ちょっと寄り道をしながらの

アルゼンチーナ

なんでも買えますAmazonすら
頼りにならない
アフィリエイティブではない世界

Pat Methenyが
蒔いた種のような
さはさりながら
マッチョはなく
タフではあるけれど

ナイーブで
こんなに溢れる情緒と
瑞々しさと
諦観と
絶望と
愛情は

なんぞこれは



これは沼だ
これは沼だ
これは沼だ
なんなんでしょうか
この一曲目の
鮮烈な展開

しかも
ピアノ激巧いし

Milesとは
友人だったけど
バンドへの誘いを
何度も断ってるとか

先般
リスナー人生の大先輩と
酒を吞みながら音楽四方山話を
してる最中に

アメリカってえのは
掘れば掘るほど
掘ってない場所が見つかるというか
ほんといろんな音楽があるよねえと

まああれだ
Ahmad Jamalくらいだと
おまえそんなの知らなかったのかよと
云われそうですが

90年代あたりのように
めったやたらと知識量を問う時代ではないからこそ
何を見つけて何を聴くのか
問われる昨今かなあと思うわけでございます

そんでAhmad Jamalは
一昨年のBlue Moonを
これまた別の大先輩と酒を吞んでいる間に聴かされて
ノックアウトされたという具合で

良い音楽と出会うには
私的な探求はもちろん
良い愛好家との交わりも大切だなと
改めて思いながら
漂流は続く

Awakening
初の
来日から
24年

そうか

初の
来日の頃には
行けるような財力も自由もなく

こいつと

Steel Wheels

当時出たばかりのベスト盤を聴きまくって
黒く塗られ始めた15歳

あれからどれくらい
たったのだろう

沈む夕陽を
いくつ数えたろうってのもよく考えると変な話

そんなにたくさん
夕陽があるわけないじゃないか!

しかしまあ
あれだね
考えてみると
あのあたりから
全く精神が成長していない
気がしなくもないわたくしですが

きっと音楽は
ずっと聴いていくんだろうなあと
思ってはいたけれど

それから24年後
まだこのバンドが健在どころか
ひとり減ったけれどますますのロケンロールっぷりで

そんなバンドのライブを
妻と並んで観ることになろうとは

固い絆に
思いを寄せて
語り尽くせぬ
青春の日々には
想像もつかないことだったのでした

固い絆
なかったけどなあ

それに思いを寄せるってのも
よく分からんなあ

しかしまあ
なんというか
おじいちゃん元気だね
という意味合いとは全く違う次元の
なんだろうなあ

Shine A Lightを観たときも
その生命力にのけぞったけど
ドームの距離感を感じさせない
さすがのエンターテイナーっぷりだったのでした

サイドミュージシャン含めて
完璧なステージっぷりだったんだけど
スペシャルゲストのホットーイさんだけが
よく分からなかったのでした

また来ることがあったら
もっと凄いことになってんじゃないだろうかこのバンド

ということで
頭の中でTumbling Diceが止まらない日々を過ごしておるのでした

ダイスを転がせ
って
酷いタイトルだなあ
雑魚からのジェシ・デイヴィスの世界

この
「~の世界」っての

「オブジョイトイ」並みに
イージーに
邦題で使われている感

ラヴィ・シャンカールの世界

とかさ
すぐにいくつか思いつきましょうよ

そう考えると
やっぱりこれ

伊武のすべて

センスいいなあ

ええっと

「雑魚」で聴こえるギターが気になってこのひと

なんつうか
ギターの音の作り方
自分だったら
絶対弾かないなって音なんだけど

頼りない歌と相まって
なんかいいんだよなあ
キャラなんだよなあ

いきなりな演出で終わる曲もあったりとか

そう考えると
確かに世界観は確立してんだね

ジェシ・デイヴィスの世界

ところで
2 in 1でお得なはずなのに
フロリダでは10倍で売られている何故
レートの計算出来てないとしか思えない

Jesse Davis / Ululu
雑魚!

って

おったまげる邦題
のなかでも
だいぶ上位だと思う

まあ
原題も原題なわけなのだけど

よくわからないけど
多分ニュアンスってものがあって

日本語と英語では
太平洋ほどの開きがあるような
そういうものってあるんではないのかしらねえ

とってもいいイキフンのジャケを見て
食指が動いた次の瞬間

雑魚!

って

まあそれ以前に日本の場合
例のオビというやつがいきなり目に入るので

ジャケのイキフンに行く前に

雑魚!

って思っちゃうかも知れないんですけど

ああ!
雑魚なんだね!

ってところから入っちゃうと
このイキフンには辿り着けないかも知れないよなあ

でその雑魚
リズム隊と
Jesse Davisのギターがとにかく素敵

沼の旅は続く

雑魚
南部の旅で
出会わないはずがない

Allen Toussaint

からの
Little Feat

本家よりも
よりねっとり感
南部感
南部虎弾

そういや最近見ないな南部さん
というか
テレビ見ないからそりゃ見ないだろうけど

しかし何度でもいいなあ
Lowell GeorgeもLittle Featも

Dixie Chicken

なんかブートが転がってたけど
いいじゃないかこのテイク



コメントみるにつけ
こんな風に音楽が継承されていくのって
いいなあアメリカ

しかしいい加減
いい
しか云ってないけど

まあいいんですけど