まさに理想の休日⁉仙台からの「山寺」ふらりとひとり旅 | COLORweb学生編集部

まさに理想の休日⁉仙台からの「山寺」ふらりとひとり旅

 

みなさん、こんにちは。あっかです。
夏!来ましたね!
急に「そうだ!山寺に行こう!」と思い立ち、山寺へ一人旅をしてきました~。
ちょっとしたハプニングもあり、楽しいお出かけとなったので後悔も含めて参考にしていただければ幸いです。




と言っても、仙台からどうやって行くのか分からず、調べると仙山線に乗って行くことができるとのこと。
さっそく、仙台駅で切符(片道860円)を購入し乗車!
発進してしばらくすると窓に緑が広がります。ドキドキ、ワクワクしながら1時間ほど電車に揺られてついたのは「山寺駅」。
降りると目に飛び込んでくるのは青々とした山々。思わず深呼吸したくなる景色が広がります。
駅員さんに切符を回収してもらい、目的地へ向かいます。
(Suicaの対応もしています。詳しくはこちらから調べてみてください。)


山寺駅の駅情報↓


少し歩くと観光案内所が見えてきました!
実は、下調べを行っておらず現地で決めようという行き当たりばったりな旅をしてきました。
観光案内所でマップをもらったり、登山口を教えてもらいました。
山寺は正しくは宝珠山立石寺という860年に清和天皇の勅願によって、慈覚大師が開いた天台宗のお山だそう。松尾芭蕉が訪れた地としても有名です。
詳しくはホームページをご覧ください↓


教えてもらった登山口に着きました。
よし!階段を上ろう!…の前に、力こんにゃく(¥100)の匂いに惹かれて休憩。




つやつやで、味がしみ込んでいて美味しかったです😋
食べていると、店員さんに仁王門のあたりがきついらしいことを教えてもらいました。
大丈夫かな…?と不安も抱きながら「頑張れ」と送りだされて山門に向かいます。
山門で入山料(一般¥300)を払って階段を上り始めます。




階段、階段、階段!当たり前ですが延々と階段が目に入ってきます。
はじめは緑がきれいだな~。と周りを見渡せていたのですが、途中から「暑い!」、「汗が止まらない!」の二つが頭の中を駆け巡ります。
正直、こんなに汗をかくとは思っていませんでした。
この日は天気も良く、自分の普段の運動不足を突き付けられた気がしましたね…。

きついと聞いていた仁王門のあたりまでやってきました。
確かに角度が急です。しかし、あと半分!と自分を鼓舞しながら登っていきます。
仁王門のあたりでは赤色に色づいた葉が目に飛び込んできたのですが、その不思議な雰囲気に目が奪われました。この不思議な雰囲気はぜひ、味わってもらいたいです。




そんなこんなで本尊が安置されている奥之院と大仏殿のところまで到着しました!
参拝をして次に向かったのは五大堂。ここは展望台でもあり、一面を見渡せます。
目の前に広がる山々。心地よい風を感じ、上ってきた達成感がこみ上げてきます。
ここでは写真を撮ったり、撮ってもらったりと人の温かさを感じました。
ということで私も撮っていただきました!



ちなみに往復で1時間ほどかかりました。
降りてきて時刻は11:15。そうです。お昼ご飯が食べたい!
立石寺のふもとには飲食店やお土産屋さんが広がっているのですが、どこも美味しそうで迷いまくりでした。
あたりを2周して、迷いに迷って私がいただいたのは
「常力坊」のだしそば(¥1,000)とずんだ餅とくるみ豆腐のセット(¥400)です。



お蕎麦の麺は太めで、上に乗っているだしは粘り気がないタイプで、おいしかったです!
火照った体に冷たいお蕎麦は最高でした!
くるみ豆腐は食べたことがなかったのですが、むっちりとした食感に驚きました。みたらしの甘じょっぱいタレがかかっており、甘さをより感じました。

さて、おなかも満たせたことだし、どうしよう?ということで観光案内所へ。
そこで「垂水遺跡」があるという情報をもらい行ってみることにしました。

 



行ってみると立石寺より人が少なく、たまにすれ違う人や聞こえる声に安心しながら階段を上っていきます。
たどり着いた垂水遺跡は神秘的で、「おぉ!」と声が出てしまうほどです。



気を付けて中まで行き、参拝をします。
結構急で、手をついて登りました。
さて、ここから別のところまで通り抜けができると聞いてみたので行ってみよう!
ということで進むと



 

森の中です。
こちらの方に行く人は少なく、人の声も聞こえず、不安になりながら地図を握りしめて進んでいきます。
道は狭く、険しく、クマ出没の看板まであります。
途中で道を見失い、進行方向が分からなくなるというハプニングも…。
ここでは、城岩七岩という城壁のように並ぶ七つの岩があるのですが、その岩の上からは集落や山々を見渡すことができました!
ちなみに、この城岩七岩。対岸の集落からの眺めがおすすめされていました😞

みなさんは対岸から見てみてくださいね。




進んでいくと道が怪しくなってきました。恐怖心に従い、修験場のあたりで引き返すことに…。
千手院観音堂のところにいた方に聞くと引き返して正解と言ってもらえました。
もし、次行くことがあるのなら、度胸を連れて行こうと思いました。

山登りをしてクタクタになった後は、冷たいアイス!
「ふもとや登山口店」の人気No.1のさくらんぼソフト(¥400)をいただきました。
冷たく、爽やかな甘さが疲れた体に染み渡ります。サクランボということで山形を感じることができました。とっても美味しかったのでぜひ!




休憩した後は「山寺芭蕉記念館」へ行ってみました。
階段があるのですが、一段一段が「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」と俳句のリズムになっていて上るのが楽しかったです。
山寺松尾芭蕉記念館では松尾芭蕉の生涯や直筆の文字の展示がされていました。
松尾芭蕉について詳しく知らないなと気付くきっかけにもなり、面白かったです。



最後に看板を見て気になっていた「商正堂」の葛アイスバー(¥250)をいただきました。わたしはパイナップル味を選びましたが、他にも抹茶、もも、みかん、いちごの5つの味から選べます。
ひんやり、しゃりモチの食感がとっても美味しいです。
店内ではお茶もいただくことができ、ゆっくりと休憩させていただきました。




休憩も終え、帰りの電車を待つ間に駅の見晴らし台に上ってみました。
あそこまで行ったんだと!いう驚きがありました。




さて、私の山寺への旅はいかがだったでしょうか?
リサーチ不足が目立ちますが、行き当たりばったりな旅も私は好きです。
今回学んだことは
・スニーカーを履いていくこと
・お賽銭(小銭)を用意すること
・水分を持っていくこと

です。暑さ対策はたくさんして損は絶対にしないと思います!
また、早めに山寺に着くと人が少なく、自分のペースで上ることができるので楽だと思いました。

休日に急に思い立って、ふらっと旅をするのはまさに理想の休日ですよね。
仙台から山寺までは1時間ほどで行くことができ、自然を感じることができるのでおすすめです。デートスポットとしても有名らしいですね。
すっごく楽しかったのでまた、行きたいと思いました。次は別のお店の蕎麦やクレープを食べたいな~。



Write&Photo:あっか