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ARABAKI ROCK FEST.24 出演アーティストインタビュー!【リーガルリリー】
こんにちは!おぶしです。
今日は、ARABAKI ROCK FEST.24に出演された「リーガルリリー」のインタビューをお届けします!
・リーガルリリー
東京都出身Vo.Gt.たかはしほのかBa.海からなるバンド。
たかはしほのかの無垢な歌声と、独創的な歌詞。そして衝動的なライブパフォーマンスを武器に、同世代のロックシーンの中でひときわ異彩を放つ。
・公式サイト https://www.office-augusta.com/regallily/
・X(旧ツイッター) https://x.com/regal__lily
・Instagram https://www.instagram.com/regallily_official/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCej2kGRhpa5CUdOcQe5G8ZA
4月27日のARABAKI ROCK FEST.24ステージ前に、COLORwebの取材を受けてくださいました。
10周年への想いや、メンバーの学生時代について、学生へのメッセージなどお話しいただきましたので、ぜひ最後までお読みください!
〇ARABAKIロックフェスについてと今回のステージ「Deep Trip」での見どころ
-リーガルリリーさんは何度もアラバキに出演されていると思いますが、思い出などあれば教えてください。
海さん:ご飯が美味しいことですかね。日帰りで帰ってしまうことが多いんですが、帰るときには両手にいっぱいになります!
ほのかさん:ステージ上でライブをしている時には、風で緑が揺れている風景が印象的です。風景と演奏している自分が一体になっている感覚があって好きです。良い景色だなと思いながら歌っています。
海さん:あとは、桜がきれいなのが印象的ですね。ちょうど散り際で「仙台はこの時期も桜が咲いているんだ」といつも思っていました。
-本日のステージの見どころについて教えてください。
ほのかさん:10周年の特別なステージをつくりました。ゲストに小山田壮平さん、崎山蒼志さん、アユニ・D (PEDRO)さんをお迎えしてステージをお送りします。「Deep Trip」というステージ名の通り、夜の世界にみんなで一緒に飛び込むようなライブをします。
‐今回のステージに限らず、ライブ演奏の中で注目してほしいポイントはありますか。
海さん:やっぱりライブでは「静」と「動」を意識しています。動きのあって激しい部分としっかり空気をつくりこんで静かに引き込む部分を、注目せずとも体感してほしいです。
特に今日は野外の夜でしかできないような、空気を含んだライブができたらいいなと思っています。
〇学生時代と音楽活動を仕事にしようと思ったきっかけ
-学生時代に取り組んでいたことについて教えてください。
ほのかさん:わたしはバンドしかしていなかったです。学生の時はちょうどバンドを始めたばかりの頃だったので、朝起きてから寝るまでずっとバンドのことを考えていました。ちょっとでもやりたいことがあれば飛び込んでいましたね。
海さん:高校生は学割が使えるじゃないですか!映画を見に行ったり、ライブハウスに行ったり、美術館にいったり、とにかく学割を使っていろんなものに触れに行っていました。
だからリアルタイムの学生さんには学割を使えるだけ使ったほうがいいよって言いたい(笑)
‐ありがとうございます!学割以外で学生時代に取り組んでおいた方が良いことはありますか?
ほのかさん:たくさん失敗することですね。たくさん失敗しても、楽しめたらいいなと思います。楽しめば失敗が失敗でなくなるじゃないですか。だから「楽しむ」のが大事だと思います!
海さん:学生時代ってセーブポイントのような気がしていて。大人になってからでも芸術や音楽に触れると、その時に戻ることができると思うんです。本や映画など学生時代に立ち戻れるきっかけになるものを増やしておくことっていいなと思います。
‐影響を受けたアーティストや音楽を仕事にしようと思ったきっかけなどあれば教えてください!
ほのかさん:TOKYO FMの閃光ライオットを高校1年生の時に見に行って、私もバンドを組みたいと思いました。高校3年生の時に自分も出演して、これを一生やっていきたいという気持ちが確信に変わりました。
海さん:私は、自分が楽しい、突き詰めたいという気持ちでバンドをやっていたら仕事になっていったような感じでした。今現在影響を受けているのは、サカナクションのベース担当の草刈愛美さんです。ベースに対する考え方やスキル、子育てと両立されている姿などに影響を受けているなと感じます。
〇楽曲について
‐続いて作曲・作詞についてお伺いしたいです。どのようなところをきっかけとしてつくることが多いですか?
ほのかさん:音楽って運動と一緒で習慣になっていかないといけないのかなと思うので、毎日何かしら作業をすることが多いです。私は音楽を聞くところから作曲が始まると感じています。それが溜まってくると自然に体が動いて音楽をつくっている状態です。人の言葉を聞くことからも作曲がスタートしていると思います。
‐今までリリースした曲の中で学生向けの曲はありますか?
お二人:「17」、「春が嫌い」は聞いてほしい!
海さん:「17」は17歳に向けてつくった曲なので。「17」をリリースした時に、ライブに学割チケットを用意した時でもあったので、学生に聞いてほしいなと思ったタイミングでした。
‐10周年という節目の年ですが、これからのリーガルリリーとしての展望をお聞かせください!
ほのかさん:10年が経って、同じものをいろいろな角度で見ていくことが出来るようになったと思います。10年かけて増えた目線を生かして、一番わくわくする瞬間を見つけたいです。一番わくわくする瞬間を作ろうって思います!
海さん:まだまだリーガルリリーが届いていない場所があると思うけど、届くべき人もたくさんいると思うんです。だから、ちゃんとその人に届くようにたくさんの人に知られたいです。そのためにどんどん変化して、研ぎ澄ましてっていうのを繰り返していければ最高に楽しいなって思います!
‐最後に仙台・宮城の若者にメッセージをお願いします。
ほのかさん:今持っているエネルギー、例えば焦燥感やイライラなどの感情の爆発があると思います。そうした気持ちの表現に迷う歳だと思うんです。ただ、絶対にその人にとってわくわくする表現の仕方があると思います。こっちにヒントがありそうと思ったら、手をのばしてみてはいかがでしょうか。
海さん:仙台は東京と比べると自然が豊かで、五感を使いやすい環境だっていうのはすごい得だなと思います。自分の感覚を研ぎ澄ますことのできる場所だと思います。それに加えてバンドが東京から来たりもすると思うので、外のカルチャーと自分の街とのバランスがすごくいいなと思います。そこでやりたいことを楽しんで見つけてもらうだけです!
ただ、大人になってからも楽しいので、こだわらず今やりたいことをやってください!
‐お二人のお話を聞いて、自分がやってみたいこと、わくわくすることに思い切って飛び込んでみようと思いました!本日は本当にありがとうございました!
いかがだったでしょうか。本当に貴重なお話が聞けました。10周年という節目のタイミングで実際にお話を聞けて本当に感無量…。
お二人を目の前にして思わず緊張してしまいましたが、緊張がほぐれるようにお話してくださり、良い取材になりました!
リーガルリリーさんの曲の自由さ、若者の生活に寄り添う感じを受ける理由を覗けた気がしました!
5月8日にリリースされたばかりのNew Single「キラキラの灰」も忘れずにチェックしてくださいね!
https://youtu.be/-2IX1FDR8aw?si=26-CVoEKW2tUTFN6
write:おぶし
photo:ARBAKI ROCK FEST.24 Photo by Team SOUND SHOOTER