"熊本の彼氏”こと杉本琢弥さんにインタビュー! | COLORweb学生編集部

"熊本の彼氏”こと杉本琢弥さんにインタビュー!

 

こんにちは、あっかです。
今回は、SNS上で“熊本の彼氏”として話題を呼んでいるシンガーソングライターの杉本琢弥さんにあやちとインタビューしてきました!
緊張しながらも、曲作りや、SNS投稿についていろいろとお話をお聞きしました。
宮城の学生に向けてメッセージもあるので、ぜひご覧ください!



 

【杉本琢弥さんプロフィール】
1994年7月8日熊本県生まれ。B型。
2022年メジャーデビュー、ダンス&ボーカルグループ『BLACK IRIS』のメンバー。
ジャンルにとらわれない、様々な楽曲や幅広いパフォーマンスが特徴。
2023年にはシンガーソングライターとしてソロでもメジャーデビュー。
1stシングル「おにぎり」は36,000枚超えという驚異的なCDセールスを記録。
“熊本の彼氏”の名で大バズり中、SNSの総フォロワー数が120万人を超える新進気鋭のアーティスト。
待望の2nd Single 「Believe it leap/Illusion」を12月20日(水)にリリース。


WEBサイト↓

 

TikTok↓

https://www.tiktok.com/@takuyablackiris

 

 

―今日は、よろしくお願いします。

よろしくお願いします!

―仙台に来られたのは初めてですか?

はい!今回が初です!

―初の仙台はいかがですか?

来たことのない土地だったので、「どれだけ寒いのかな?」というのと、「牛タンが美味しいんだろうなー」という想像をしてました。「どんな街なんだろう?」と、ワクワクしていたんですよ。実際に来てみたら、僕の地元にめっちゃ似ていて驚きました!

―へぇ~(驚)!どんなところが?

街中の様子が熊本市内のアーケードの雰囲気に似てて…すごく懐かしくなりました。
初めて味わう東北の寒さはかなり身体にしみましたね…。でも、1月、2月はもっと本格的に寒くなるんですよね?そこを体感しないことにはまだ仙台を語れないなと思うんですけど(笑)。あとは、牛タンが美味しかったです!




―11月25日には仙台でのライブ、そして26日にはリリースイベントがありましたが、そこでも仙台の雰囲気を感じられましたか?

はい。みなさんすごくやさしいなと思いました。僕の感覚だと、西日本の方って結構ガツガツきてくださるんですよ。それに比べて仙台の方はそっとひかえめで、上品な感じの方が多い印象でした。もちろんみなさん盛り上がってくださったんですけどね!やさしい県民性を感じてとても温かい気持ちになりました。

―新曲をリリースされたということで、作詞作曲の中で工夫されている点や自分らしさを出せたと思う点をお聞きしたいです。

僕は、過去の恋愛系の曲では実体験というよりは物語・ストーリーを作って曲に落し込んでいるんです。でも、今回リリースした「Believe it leap」では自分自身の思いをそのまま投影しました。いい意味で何も考えずに曲を作って、言いたいことをそのまま書いて。だからこそ聴いてくださっている方にもまっすぐ刺さるし、僕自身もまっすぐに歌えているのかなって思います。ありのままっていうのが自分らしさになっているのかなって思いますね。



―作詞作曲はいつごろから始められたんですか?

22歳の時に初めてチャレンジしました。本格的に曲として使っていただけるようになったのは、3年前ですね。全部独学です。

―独学!すごいですね。

通っていた専門学校の発声練習をしていた教室にピアノが置いてあったんです。見よう見まねで弾いていたら、いつの間にか弾けるようになって。それにあわせて作詞作曲を始めました。なんだかんだ、できるようになるものですね(笑)。作曲も直感なんです。僕がかっこいいと思える曲を作る。音楽ってそれが良いんだと思ってます。



―学生時代に熱中していたものはありますか?

ずっと歌を歌ってましたね! 歌がほんとに好きなので。

―本格的に音楽の道に進もうと決意したきっかけは何だったんですか?

道を決めたきっかけは、高校の文化祭で初めて人前で歌ったことですね。めちゃくちゃ緊張してたんですけど、いざステージに立ってみるといわゆる黄色い声援が(笑)!もう、キラキラの歓声が来て。もともと表に立つことに興味はあったんですけど、それを仕事にしたいという思いはなかったんです。でも、その光景を見て、その歓声を聞いて、こういう仕事をやりたいと思いましたね。


―SNSの投稿を始めたのはいつ頃ですか?

今のようなコンテンツは2年前ぐらいに初めてTikTokに出しました。それが何日かかけて100万回再生までいったんです。朝起きて、再生回数を見たらとんでもない数字が出てて…(笑)。驚きましたね。  
実は僕はガチガチの九州男児で、最初は自分でSNSを投稿するのもちょっと恥ずかしかったんですよ(笑)。なので最初はメンバーに撮ってもらっていました。

―熊本弁で投稿してみようって思ったきっかけは何だったんですか?

熊本弁での投稿の前は歌を投稿してたんです。その時は活動を通して2年間でフォロワーを4千人増やして…という感じだったんですよ。
そんな時に方言講座みたいな、例えば、「好きだよ」というフレーズを方言にする、みたいなものを全国各地の人がやっている投稿を見たんです。それで、僕も熊本弁でやってみたら、当時ちょっと伸びたんですよ。その後も熊本弁を出すといつもよりちょっと反応が良かったので、そこで攻めてみようと思いましたね。



―他にもSNS投稿で心掛けていることはありますか?

TikTokでは、僕がアーティストであるとか、グループ活動をやってるっていうのをあまり言わないようにしてます。

―それはどういう意図が?

TikTokって作り上げられたものはあまり受けないなと思っていて…。
例えば、僕の動画に相手役の女性がいて、脚本家が作った台本に沿っていて、編集もかっこよくされているものだったら、絶対にバズってないと思うんですよ。 
SNSは“その人が作っている感”が大事だと思ってます。そこから感じられる親近感が大切なのかなと。僕が『BLACK IRIS』のメンバーであることや、シンガーソングライターっぽさを見せちゃうと、壁を作られちゃうと思うんです。そうではなくて、「この人なにをやってる人なんだろう」って興味を持ってもらえたら良いですね。
僕自身を好きになってもらえたら、アーティスト活動にも興味を持ってくれると思ってます。

―最後に宮城に住んでる若者に対してメッセージやアドバイスをお願いします。

ぜひ、学校のイベントや文化祭に呼んでもらえたらなと。すぐ駆けつけます(笑)!
僕は学生時代にアーティストや芸能人の方と会うことができなくて、「遠い存在」だって思ってたんです。そういうイメージって皆さんの中にもあると思うので、それを僕自身が壊したいなって思っています。学生のみんなと実際にお会いして僕の曲を踊りたいなとか、一緒に動画とりたいなと思っています。そういう身近な存在であり続けられたらなと。
僕もまた宮城に戻ってくるので、ぜひ皆さんもライブやイベントに遊びに来てください!

―ありがとうございました!

最後に一緒に写真を撮ってくださいました!


↑杉本さんの楽曲にまつわる「ビリビリポーズ」でパシャリ


↑COLORポーズでも撮っていただきました!

独学で作詞作曲をしているとお聞きし、とても驚きました。私も、自分がやってみたいことには躊躇せずチャレンジしようと思えるインタビューでした。
また、「身近な存在であり続けたい」という言葉が印象に残り、ファンの皆さんのことをすごく考えていることが伝わりました。皆さんも杉本さんのSNSなどをチェックして、ぜひ活動を応援してくださいね!
温かく質問に答えてくださり、ありがとうございました!


Write:あっか
Photo:COLORweb