【雨の日こそ出掛けよう 新たな“出会い”が生まれる場所 8BOOKs SENDAI】 | COLORweb学生編集部

【雨の日こそ出掛けよう 新たな“出会い”が生まれる場所 8BOOKs SENDAI】



こんにちは、おすずです!

梅雨入りしたということもあり、最近は雨の日が続いていますね。雨の日は、なんだか気分が上がらないという方も居るのではないでしょうか。
今回は、そんな雨の日でも、充実した一日を送れるスポットとして、本好きの私おすずと、あっか、おぶしの3人で「8BOOKs SENDAI」を取材してきました!
 
 
8BOOKs SENDAIのマネージャー/ブランドプロデューサーである春木友栄さんに、施設を案内していただきながら、施設へのこだわりや想い、本を読むだけではない、幅広い施設の活用方法など、魅力的な情報をたっぷりと教えていただきました!
ぜひ最後までご覧ください!

【8BOOKs SENDAIとは】
8BOOKs SENDAIは、2022年8月にオープンした、書店でも図書館でもない、新たなスタイルの民間図書施設です。七十七銀行の跡地を活用しているため、施設内には、銀行の面影を感じる金庫の扉が残っています。
 
本の購入や貸し出しは行っておらず、入館料を払うと、施設内にある約1万冊の本を自由に読むことができます。そして、この施設のもう一つの特徴が、本棚の分け方。書店や図書館では、「小説」、「絵本」、「専門書」など、書籍のジャンルによって本棚が分けられていますが、8BOOKs SENDAIでは、8つのコンセプトごとに選書をし、本棚に並べています。ジャンルにとらわれない本棚作りをすることで、新たな本との出会いを愉しんでもらいたいという想いが込められています。
 

【8BOOKs SENDAIのこだわり】
この施設には、利用者のことを考えた様々なこだわりがたくさん!まずは、そのこだわりについて紹介していきます。

○“8”へのこだわり
「8BOOKs SENDAI」というネーミングは、この施設がある仙台市太白区八本松の「八本=8BOOKs」から名付けられたそう。その名の通り、施設内には“8”に関するこだわりが。
 
先ほども紹介した通り、ここでは
①なりたい
②触れる
③気づく
④表現する
⑤つながる
⑥参加する
⑦続く
⑧このさきも仙台に

という8つのコンセプトごとに本棚が分けられています。
①~⑥の本棚は1階に、⑦と⑧の本棚は2階にあり、2階は、キッズフロアとなっているため、お子様と一緒に愉しむことができます。
 
 
例えば、「①なりたい」の本棚には、メイクやファッション、コミュニケーションの本など、様々な“こうなりたい”にまつわる本がずらり。かわいくなりたい、人に信頼される人になりたい、料理がうまくなりたい、どんな“なりたい”だって良いのです。自分の“なりたい”を探してみましょう。
さらに、本棚の中にも“8”へのこだわりが。8歳、16歳、24歳、32歳・・・と8の倍数の年齢に合った本を置いているのだそう!どの本を読むか迷ったら、自分の年齢に近い本を読んでみるのも良いかもしれませんね。
 
また、①~⑧までのコンセプトは、なりたいと思えば次に触れたくなる、触れてみると気づくことがある・・・というように、すべてつながっています。そんな本棚を順番に回っていけば、きっと、素敵な本との出会いがあるはずです!

○選書へのこだわり
8BOOKs SENDAIの選書には、日本出版販売株式会社が関わっており、東京にある「文喫」(https://bunkitsu.jp/) の運営と同じ方々が選書を行っています。実は、私が8BOOKs SENDAIを知ったきっかけも文喫でした。ずっと文喫に行ってみたいと思っており、文喫に似た施設が仙台にもないかと探して、ここにたどり着いたので、文喫とのまさかのつながりにびっくり!
 
今でも毎月30冊の新たな本を取り入れており、月ごとにテーマを決め、そのテーマに沿った本を選書しているのだそう。ちなみに6月のテーマは「指輪」。新しい本は入り口近くに並べられているので、ぜひチェックしてみてください!
 

【8BOOKs SENDAIを“出会い”の場に】
最後に、この8BOOKs SENDAIを、学生にどう使って欲しいかを聞いてみました!

○作業を進める場所に
施設内には、リラックスして本を読めるスペースはもちろん、自習ができるスペースもあるため、課題や勉強をしている学生も多いのだとか。読書スペースのソファーや椅子にも、かなりこだわったのだそう。素敵な空間で自分だけの時間を過ごしてみては?
  
 (2階は飲食も可能です!)

○様々な“出会い”を求めて
図書施設と言いながら、ここで出会えるのは、新たな本だけではありません。本を読むことで、新たな自分と出会ったり、年齢も学校も違う人と出会ったり。

新たな出会いを可能にする仕掛けの一つとして、「しおり」があります。
 
こちら、ただのしおりではなく、SNSアカウントを記入できるしおりになっています。読み途中の本に自分がこのしおりをはさんで帰ると、次にその本を開いた人がこのしおりを見ることになります。つまり、同じ本を開いた人同士、つながることができるのです。斬新で素敵な仕掛けですね!

そして、この8BOOKs SENDAIという場所を、コミュニティを広げる場所としても使って欲しいそうです。
学生の中にも、やりたいことはあるのに場所がない、大人と出会うきっかけがないと悩んでいる方も居るのではないでしょうか。
違う学校の学生同士が集まったり、大人の話を聞いたり。そういった学生と学生、学生と大人が気軽に集まって、コミュニケーションがとれる、そんな場所にしていきたいのだとか。可能性が広がりそうですね。
 
(8BOOKs SENDAI学生部の方ともお話させていただきました!学生部のみなさんの活動内容はこちらから。https://www.instagram.com/8books_gakuseibu/

取材当日も、あいにくの雨でしたが、雨のことなんて忘れるくらい、充実した時間を過ごすことができました!
 
ここで出会うのは、本でも良いし、人でも良い。雨で憂鬱な日こそ、新たな“出会い”を求めて、8BOOKs SENDAIへ足を運んでみてはいかかでしょうか?
きっと素敵な出会いが、みなさんを待っています!
 

【8BOOKs SENDAI (エイトブックスセンダイ)】
https://8books.jp/
所在地:宮城県仙台市太白区八本松1-15-25(地下鉄長町駅より徒歩約10分)
営業時間:9:30~19:00(水曜定休)
8BOOKs SENDAI Instagram:https://www.instagram.com/8books_sendai/
学生部 Instagram:https://www.instagram.com/8books_gakuseibu/

利用料金
 
(https://8books.jp/より掲載)
※大学生・専門学生は、初回のみ月額1000円で利用できます!月額会員であれば、1ヶ月に何回でも利用できるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

Write:おすず
Photo:あっか、おぶし、おすず