卸町とクリエイティブ!#01 仙台のクリエイティブが集まる街!卸町 街歩きツアー | COLORweb学生編集部

卸町とクリエイティブ!#01 仙台のクリエイティブが集まる街!卸町 街歩きツアー

 

こんにちは、あやちです!

 

さっそくですが、みなさま、“卸町”をご存じでしょうか?

 

おろしまち…?おろし…?おろしうり??

「名前を聞いたことはあるけれど行ったことはない」という方もいるはず。

でもどうやらクリエイティブな人やモノが集まる場所」を目指している町なのだそう!

 

そこで、卸町へ行ってみたい!気になる!というCOLORweb学生編集部のメンバーを集め、machico編集部と一緒にみんなであそびに行ってきました!

 

・卸町ってどんなトコ…?

・普段は仙台駅周辺でしかあそばない…。

という方は是非、こちらの記事をご覧ください!

 

 

もくじ

卸町のココがクリエイティブ!

①   卸町でお腹が空いたらまずはここ!デザインセンスが素敵なベーカリー

②   いたるところでクリエイティブ?卸町で街歩き

③   陶磁器を使ったユニークな発想の事業を展開!瀬戸屋さんに聞く卸町

④   アンケートにご協力をお願いします!

 

 

卸町のココがクリエイティブ!①

卸町でお腹が空いたらまずはここ!デザインセンスが素敵なベーカリー

 

学生編集部のメンバーは地下鉄東西線を利用し、卸町駅に到着。

 

お腹が空いては戦ができぬ!ということで、まずはみんなでランチです。

私たちが訪れたのは、卸町駅から徒歩5分ほど、イオンスタイルの向かいにある“Boulangerie Girafe(ブーランジェリー ジラフ)”“KEYAKI COFFEE(ケヤキコーヒー)”

 

1階にあるジラフさんは、最近、2店舗目の仙台中央店がオープンして話題のパン屋さん。私もずっと気になっていたお店です。

みんな真剣にパンを選んでいました…(笑)。

惣菜パンからデザート系の甘いパンまで、種類が豊富で迷ってしまいます…。

 

悩んだ末、購入したパンを抱えて、2階のKEYAKI COFFEEへ。

電球が映える照明とアイアンウッドのインテリアが印象的なフロア!素敵な雰囲気のカフェです。

 

私たちがなぜパンを抱えて2階へ来たのかというと…なんと1ドリンクオーダーで購入したパンを持ち込みすることができるから!ありがたい…。

KEYAKI COFFEEさんは、めずらしいラテや紅茶が揃うカフェ。

こんなにドリンクが充実していると、また迷ってしまいますね…。

みんなドリンクを注文してウキウキの様子。

私は「いちごのカプチーノ」(税込770円)を注文。ジラフさんで購入した「ティラミス」(税込378円)と一緒にいただきます!

みんなが食べていたパンやドリンクも美味しそう…。

また、「エスプレッソ飲み比べセット」というコーヒー好きには堪らないメニューも発見してしまいました。コーヒー好きのみなさま、是非訪れてみてください!

 

 

卸町のココがクリエイティブ!②

いたるところでクリエイティブ?卸町で街歩き

 

お腹が満たされたところで、特別に卸町を案内してくださるという株式会社瀬戸屋の金野知哉さんが待つ場所へ。

 

金野さんと合流し、いざ街歩き!!

↑金野さんが卸商センターについて説明をしてくださいました!

 

昭和40年に設立された「協同組合仙台卸商センター」は、様々な業種260社が集まる組合。食料品を取り扱う業種の第1部会、繊維品の第2部会、日用品雑貨の第3部会、建材燃料の第4部会、機械金属の第5部会からなり、仙台卸商センターを構成しています。

このように異業種が集まる団地は全国でみても珍しく、地元が運営をするスタイルも特殊であるとのこと。

 

団地内は部会ごとに区画が分かれていて、碁盤の目のよう。

学生編集部メンバーのほのりんも「京都みたい…。」と呟いていましたが、確かに。

 

そもそも、「卸売業」とは、製品を製造する「メーカー」と量販店や百貨店などといった「小売業」仲介を担うお仕事。

つまり、私たち「一般消費者」は「小売業者」から購入をしている一方で、間接的に「卸売業者」とも関わりがあるということになります。

私たちが欲しくなるような素敵な商品を目利きしてくれる、実はクリエイティブのセンスが問われるお仕事なんです!

 

街を歩いていると聞き覚えのある企業名もちらほら。「よく利用しているお店に卸している企業かも?」なんて考えながら歩いてみるとおもしろいですよ!

 

例えば…

道中、「ほうじ茶の香りがする!!」と周囲を見渡してみると、お茶の井ケ田さんの看板が!

卸町を歩いているとこんな発見もあります。「今、卸町にいるんだな〜」「これが卸町か〜」と実感する瞬間は、街歩きの醍醐味かもしれませんね!

 

他にも、

住民の方々の憩いの場となっている卸町神社や…

誰でも借りることができる能舞台型の施設「能−BOX」を案内していただきました!

 

この「能−BOX」以外にも、せんだい演劇工房「10−BOX」という施設や、「MOX」という音楽スタジオ、「TRUNK」という個人事業主の方向けのシェアオフィスなどもあるそう。

 

なぜか軽音楽部・サークルに所属しているメンバーが多い私たちは、音楽スタジオの「MOX」に興味津々。音楽スタジオは仙台駅周辺にのみあるものだと思っていました…。

現在、MOXは新型コロナウイルスの影響で休業中。軽音楽部生は特に、気軽に利用することができる音楽スタジオがあるとありがたいですよね!また営業再開してほしい…。

 

卸町は、卸売業者だけでなく個人のクリエイティブな活動も積極的にサポートしてくれる街なのですね!

私的おすすめポイントは、広い空が見えるほど開けた大通りと中央のグリーンベルト定禅寺通りのような雰囲気がありつつも、都会の喧騒から離れた落ち着きある街並みは“卸町の魅力”ですね!

「卸町に住みたい〜!!」と何度も話していた学生編集部メンバーのあもちゃんも、やはり街の雰囲気に惹かれるそう…。

 

 

卸町のココがクリエイティブ!③

陶磁器を使ったユニークな発想の事業を展開!瀬戸屋さんに聞く卸町

 

続いては、今回街歩きのガイドをしてくださった金野さんのお店「瀬戸屋」さんへ!

昭和21年から続く「株式会社瀬戸屋」は、陶器や磁器、ガラスを扱う総合卸商社。

東北では唯一の陶磁器卸問屋で、藤崎や仙台三越、イオンやイトーヨーカ堂などが得意先だそう。よく利用する量販店にも卸していると聞くと、一気に親近感が湧きます!

 

また、2021年から開催している「ぐい呑パスポート」というユニークな事業についてもお話をうかがいました。

「ぐい呑」とは日本酒を飲むための盃。

瀬戸屋さんを中心に実施している「ぐい呑パスポート」は、宮城県の作家が製作したぐい呑を持って、仙台の飲食店をはしごできるというもの。

パスポートを購入した方は、ぐい呑と無料券を持参すると、加盟飲食店で地元の日本酒無料で5杯飲むことができるのです…!!

 

↓2022年に実施した際は、このようなお店で日本酒を飲むことができたそう!

肴処やおよろず、和醸良酒 〇たけ、嘉肴萬菜 ○いけ、おでん こうぞう、中屋、にほんしゅ屋nicoシマウマ酒店、仙臺居酒屋おはな、魚が肴 稲荷小路本店、大石屋、貝と魚と炭び シェルまる、牡蠣とお酒 m tachi、BAROJI、横丁 三七三、新伝馬町 三七三、榴ヶ岡酒場 皿然、炭焼 松、街道青葉、伊達路、食・酒・笑 にこらす、本格酒処シマウマ酒店、酒とおばんざい わのわ、手料理と楽酒 福連木、酒趣、薫りと和酒 紬、無垢とうや、むとうや仙台駅店

 

こんなに多いと“はしご”しがいがありそうですね…!

 

また、盃と巾着は持ち帰り可能です。

「お土産」として、そして、「思い出」として残すことができます。

・素敵な陶磁器をゲットできる

・色々な居酒屋をはしご酒ができる

・飲み比べることで日本酒の魅力に気づける

などなど、いいことづくしのパスポートです!

 

もっと詳しく知りたい方は、2022年開催時のイベント詳細をご覧ください!

https://guinomipassport2022.studio.site/

 

 

お話をうかがった後は、私たち学生からも卸町や事業に関する意見と感想を発表させていただきました。

卸町について学び、考えを深めることができた、充実した時間でした。貴重な機会をありがとうございます…!

↑素敵なぐい呑!こけしの箸置きもかわいい!!

 

ちなみに、瀬戸屋さんの2階は…

飲食店等の業務用食器・調理道具が揃うフロア。

 

3階は…

各地の陶磁器やガラス食器、和雑貨がずらり!

なんと、東北一の広さを誇るショールームだそう。

こちらのフロアはどなたでも気軽に入ることができます!

各々、「気になる!」と手に取ったお皿を見てみると…個性豊か!

こんなにたくさんあれば、きっとお気に入りの食器と出会えます。

 

かくいう私も、こちらのマグカップとドリッパーに一目惚れ。

美濃焼き“前畑(maebata)”というブランドのマグカップとドリッパーを、取り寄せ予約までして購入してしまいました…。

どこの焼き物なのか、どんな焼き物なのか、お店の方からお話を聞くと、より一層魅力的に見えてきます!

良い食器を揃える際には、瀬戸屋さんのショールームで“お気に入り”を探してみてはいかがでしょうか…!

 

 

卸町のココがクリエイティブ!④

アンケートにご協力をお願いします!

ということで、今回は卸町街歩きの様子をお届けしました!

半日の街歩きではまだまだ卸町の全てを知ることはできませんでしたが、これを読んでくださった方が少しでも「卸町に行ってみたい!」と感じていたら嬉しいです。

 

そして!「卸町とクリエイティブ!」と題し、私たちCOLORweb編集部は今後も卸町の取り組みを取材したり、一緒に学生目線での企画を考えてみたりしたいと考えています!次回の企画に生かすために学生の皆さんのご意見もお聞きしたく、是非以下のアンケートにご協力してほしいです!!

https://enquete.cc/q/colorweb202303

アンケートの対象は、仙台・宮城の学生や若者の皆さんです!(お酒に関する質問があるため、回答は20代以上の方に限定させていただきます。)

ご意見、お待ちしております!

 

 

みなさまも是非、卸町を「街歩き」してみてくださいね!

「卸町とクリエイティブ!」シリーズ、次回もお楽しみに~!

 

 

▶︎Boulangerie Girafe

▷所在地:仙台市若林区卸町1-3-1-1F

▷TEL:022-703-2740

▷営業時間:7:00~17:00(売り切れ次第終了、月曜定休)

▷Instagram:@boulangerie.girafe

 

▶︎KEYAKI COFFEE卸町店

▷所在地:仙台市若林区卸町1-3-1-2F

▷営業時間:7:30~17:00(月曜定休)

▷Instagram:@keyakicoffee

 

▶︎瀬戸屋

▷所在地:仙台市若林区卸町2-15-7

▷TEL:022-232-0135

▷営業時間:10:30~16:00

▷HP:https://www.setoya.co.jp/

 

▼ぐい呑パスポート 2022年イベントサイト

https://guinomipassport2022.studio.site/

 

 

Write:あやち

Photo:COLORweb学生編集部メンバー