【宮城県2泊3日でどう回る?】宮城の魅力がギュッと詰まったモデルコース紹介 | COLORweb学生編集部

【宮城県2泊3日でどう回る?】宮城の魅力がギュッと詰まったモデルコース紹介

 
みなさんこんにちは。おすずです!

私おすずは静岡県出身なのですが、2月某日、地元の静岡県に住む友人から連絡が!確認してみると、「2泊3日で宮城旅行をしたいから案内して欲しい」とのこと。「了解!プラン考えておくから任せて!」と返信した私ですが、さて、どこを案内しようか・・・。
自分が住んでいる地域の案内をするって、意外と難しいですよね・・・!そこで今回は、宮城県在住歴約3年の私が、頑張って考えた「2泊3日宮城旅行プラン」を紹介します!
宮城旅行のモデルコースの一つとして参考にしていただけたらと思います!

まず、一緒に宮城旅行をする友人について紹介します。

【友人について】
・私の中学校の同級生
・静岡県在住で宮城県を訪れるのは今回が初めて
 

【友人の要望】
・日程は2月27日~3月1日までの3日間
(2月27日のお昼頃仙台駅に到着し、3月1日のお昼過ぎには仙台駅を出発したい)
おしゃれなカフェに行きたい
牛タンが食べたい
松島に行ってみたい
・おいしい海鮮丼が食べたい

これらの情報から今回私が考えた旅行プランは、“初めて宮城県を訪れる人”向けのものになっています。つまり、王道の物を楽しんでもらいつつも、観光ブックには載っていないようなお店にも連れて行き、宮城を好きになってもらおう!ということです。

果たして、友人に宮城県を好きになってもらえるのか!2泊3日宮城旅行スタートです!

【1日目】 仙台駅周辺をのんびり観光

🕐12:00頃
友人が仙台駅に到着。荷物をコインロッカーに預け、まずはお昼ご飯を食べに行きます!

🕐12:30頃
1日目のお昼ご飯に選んだお店はこちら。
『Route 227‘s Café』

https://route227.jp/

 


こちらのお店は、東北の魅力を発信するカフェで、店名の「227」は、東北にある市町村の数を表しています。メニューも東北の食材を使ったものばかりで、ここなら、東北ならではの食材を味わってもらえると思い、このお店を選びました!

私が注文したのは、「ハンバーグ 仙台味噌風味のデミグラスソース」(1200円)。
 
仙台味噌の風味がしっかりと効いていて、大満足でした!

友人が注文したのは、「チキン南蛮 いぶりがっこタルタル」(1300円)。
 
いぶりがっこに初挑戦の友人でしたが、タルタルソースといぶりがっこが相性抜群!と驚いていました!

🕐14:30頃
さて、昼食を済ませた後は・・・。そう!甘い物が食べたくなりますよね!
甘い物を求めて私たちが向かったのはこちら。
『カフェ ミティーク』クリスロード店
https://www.mythique-sendai.com/
 
ヨーロッパに来たような雰囲気の店内で私たちがいただいたのは、「イチゴスムージー」(1000円)。
 
どの方向から見ても“映える”スムージーは、とにかくイチゴがたくさん入っており、イチゴ好きの私たちにはたまりません!スムージーなので、お腹いっぱいの食後でもサラッと飲めてしまうのが嬉しいですね!
ここで「おしゃれなカフェに行きたい」という目標を達成です!

🕐16:00頃
夕飯のお店を18時に予約していたため、夕飯の時間まで仙台駅周辺を散策します。アーケードの古着屋さんに行ったり、久しぶりにプリクラを撮ってみたり、アニメ好きの友人のリクエストでアニメイトに行ってみたり(笑)。
歴史好きの方は、バスで仙台城跡などに行ってみるのもありかもしれません!

🕐18:00頃
いよいよ友人お待ちかねの牛タンを食べに行きます!仙台の牛タンが初めてという友人のために、私が予約したお店がこちら。
『牛タン焼専門店 司 西口名掛丁店』
https://www.gyutan-tsukasa.co.jp/info.html
牛タンが食べられるお店はたくさんありますが、場所的にも味的にも『司』さんがいいのでは!と思い、このお店を選びました!
私たちが注文したのは、「牛タン定食3枚6切」(2266円)。
 

友人は、牛タンを口に入れた瞬間、目を見開いて「厚さと柔らかさがやばい!もう焼き肉とかの薄い牛タン食べられないかも!」と感動していました(笑)。

西口名掛丁店はアーケードの中にあるので、仙台駅からも行きやすいです。また、カウンター席やテーブル席、半個室など、席の種類も様々なので、ひとりでもグループでも入りやすいお店になっていますよ!

「牛タンを食べたい!」という目標を達成したところで、1日目は終了!牛タンに感動する友人を見ることができて私も大満足でした!

【2日目】 松島方面へLet’s Go!

2日目は松島方面へ向かいます!
🕐10:30頃
JR仙石線石巻行きの電車に乗り、まずは本塩釜駅へ向かいます。

🕐11:00頃
本塩釜駅で電車を降りた私たちが、朝食兼昼食を食べるために向かったのがこちら。
『Café はれま』
https://www.instagram.com/cafe_harema/?hl=ja
 
こちらのお店は、明治時代に建てられた旅館をリノベーションしたカフェとなっていて、昔ながらの日本の雰囲気を楽しみながらお料理をいただくことができます。本塩釜駅周辺には、こういった昔ながらの建物がたくさん残っているため、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わいながら町を歩くことができます。
 

そんな素敵な雰囲気の中、私が注文したのは、「おむすびせっと」(850円)。
 
塩釜の藻塩を使った梅むすびと鮭むすびは、手作りならではの温かさが感じられます。おでんも優しい味付けで、“実家の味”を思い出させてくれるようなお料理を楽しむことができました!
友人が頼んだ「ピザトースト」(800円)も絶品です!
 
このお店の個人的なおすすめポイントは、「ちょうど良いボリューム感」です!というのも、多くの方が松島で食べ歩きをするのではないかなと思います。食べ歩きをする前に、がっつり昼食を食べてしまうのはちょっとな・・・。でも朝から何も食べないのもお腹がすいてしまう!そんなときにおすすめなのが、この『Café はれま』。
ほどよいボリューム感なので、食べ歩き前の腹ごしらえ?にはぴったりなのです(笑)。

松島で食べ歩きをたくさんしたいという方!本塩釜駅に寄り道をして、おいしい朝食兼昼食を食べてみるのはいかがですか?

🕐12:30頃
松島海岸駅到着。

🕐13:00
松島島巡り観光船に乗船。
今回、松島に行ってやりたかったことの一つが、観光船に乗ること!松島には何度か訪れたことのある私ですが、観光船に乗ったことはなかったため、友人と相談し、乗ってみることに。
 
私たちは「仁王丸コース」という、松島から松島に戻ってくる所要時間50分のコースを選びました。こちらの公式サイトから事前予約をすることで、1500円の運賃が900円になるので、事前予約をしていくことをおすすめします!
https://www.matsushima.or.jp/

この日は雲一つない晴天だったため、船から見える景色が本当にきれいで感動しました!

  
宮城県に住んでいると、わざわざ松島に行くことも少なく、友人が来なければ観光船に乗ろうと思うこともなかったので、提案してくれた友人に感謝です!

🕐14:00頃

さて、良い感じにお腹も空いてきたので、松島での食べ歩きスタートです!
今回は、3つのお店で食べ歩きをしました。

①『松島さかな市場』
http://www.sakana-ichiba.co.jp/
松島さかな市場で食べたのは、「焼きがき」(500円)と「ボイルほたて串」(500円)。
 
焼きたての海産物は新鮮そのもの。食感がプリプリで、とにかく弾力がすごかったです!

②『松島蒲鉾本舗 総本店』
https://www.matsukama.jp/ct_shop/souhonten.html
ここで食べたのは、もちろんかまぼこ!友人は王道の「笹かまぼこ手焼き体験」(300円)を、私は、「揚げたてむう」(250円)を注文しました。

 
笹かまぼこは、自分で手焼きをして、好きな焼き加減で食べることができます。
 
「むう」はお豆腐のかまぼこで、ふわふわな食感がなんともたまりません!実は私、笹かまぼこよりも、むう派なのです!王道の笹かまぼこはもちろん、むうを食べたことがないという方にはぜひ食べていただきたいです!

③『ウル松島』
https://www.uru-matsushima.com/
牡蠣が大好きな私たち、焼き牡蠣を食べたにも関わらず、最後にもう一回牡蠣を食べて帰ろう!ということになり・・・(笑)。友人が「生牡蠣」(500円)、私が「牡蠣フライ」(550円)を注文しました。
  


友人が頼んだ生牡蠣は、パーにした手とほぼ同じ大きさで、今まで見た牡蠣の中で間違いなくNo.1の大きさでした!日によって仕入れる牡蠣にも違いがあり、この日の牡蠣は大当たりだったそうです!店員さんもフレンドリーで、素敵な時間を過ごすことができました。
天気にも恵まれ、「松島に行きたい!」という目標を達成できました。

🕐17:30頃

仙台駅に戻ってきました。夕飯まで時間があるので、明日スムーズに帰れるようにお土産を買うことに!
お土産を買ったのはこちら。
『S-PAL仙台エキチカおみやげ通り』
https://www.s-pal.jp/sendai/omiyagerestaurant/
新幹線で帰る方は、改札近くの2階、3階のお土産売り場でお土産を買いがちですが、地下1階にある、おみやげ通りで買うのがおすすめです!東北のお土産が一度に揃います。
友人が買ったのは
・萩の月
・伊達絵巻
・玉澤総本店の黒砂糖まんじゅう
・支倉焼き

の4つ。

王道の萩の月はもちろん、支倉焼きは私が個人的に好きなのでおすすめしました!(後日、4つともおいしくて家族も喜んでいたと連絡をくれました!)
これでお土産もバッチリです!

🕐18:30

夕飯に選んだのは、私が友人をどうしても連れて行きたかったこちらのお店。
『宮城ゴチ酒場 銀結び』
https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4022169/

こちらは、銀鮭の王様「銀王」に特化したメニューが並ぶ鮭専門店です。注文したのは3品。

「銀王のレアカツ」(858円)
 
レア加減がなんともたまらない一品です!

「銀王の唐揚げ」(968円)
 
写真を撮る前に一口食べてしまいましたが(笑)。イクラ入りのタルタルソースがポイントです!

「生はらこ飯」(1650円)
 
私がどうしても食べて欲しかったのが「生はらこ飯」。一般的なはらこ飯は煮込んだ鮭がのっていますが、ここのはらこ飯は「生」なんです!海鮮丼と変わらないのでは?と思っている方、ぜひ一度食べてみてください!煮汁で炊き込まれたご飯と、いくら、生鮭の相性が抜群すぎます!お腹いっぱいだから一口もらえばいいやと言っていた友人が、しっかり半分食べていました(笑)。友人に、このお店に来るためにまた仙台に来たいとまで言わせた銀結びさん。連れてくることができて本当に良かったです!

鮭のおいしさの余韻に浸りながら、2日目終了です。

【3日目】海鮮丼を求め卸町へ!

宮城旅行最終日の今日は、海鮮丼を求め、卸町へ向かいます!
 

🕐10:00頃
今日のメインは海鮮丼ということで、とっても軽めの朝ご飯として、ずんだ餅を食べることに。
『お茶の井ヶ田 喜久水庵ずんだ茶屋』仙台駅3階

https://kikusuian.jp/shops/


「ずんだ餅(3玉)」(350円)
 
仙台駅内には、ずんだ餅を食べられるお店がいくつかありますが、ここのお店は、カップに小さいずんだ餅が3個入っているので、手軽に食べることができちゃいます!友人は、ずんだ餅初体験!ずんだ餅を食べたことがない方が、味見程度に買ってみるときにはぴったりのお店です!

🕐10:40頃
地下鉄東西線荒井行きの電車に乗り、卸町駅へ向かいます。(仙台駅から卸町駅までは約10分)。
 

🕐11:00頃
『仙台場外市場 杜の市場』に到着。

私たちが今回、海鮮丼を求めてやってきたのは、仙台場外市場杜の市場。(卸町駅から徒歩15分)。
https://morinoichiba.com/
ここには、地元でしか味わえない食材が集まっていて、鮮魚や野菜はもちろん、スイーツまでが楽しめる、魅力たっぷりの市場となっています。

私たちが海鮮丼を食べたお店はこちら。
『魚河岸処 仙』
https://morinoichiba.com/2014/06/30/%e9%ad%9a%e6%b2%b3%e5%b2%b8%e5%87%a6-%e4%bb%99/

注文したのは、「バラちらし丼」(980円)
 
このボリュームでこのお値段はお得過ぎます!食べた瞬間に新鮮さが伝わってきて、お刺身大好物の私たちにとっては最高の昼食でした!
ご飯の量が小盛、普通、大盛、特盛から無料で選べるのも嬉しいポイント。メニューもたくさんあるので、どの海鮮丼にするか、じっくり悩んでみてください。
私たちがお店に到着した11時頃にはまだまだ空席がありましたが、12時頃には満席状態になっていたので、平日でも少し早めに来ることをおすすめします!

宮城県で海鮮丼といえば、松島や塩釜などを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、卸売業が盛んな卸町ならではの、新鮮でお得な海鮮丼を食べに行くのもおすすめですよ!
 
「おいしい海鮮丼を食べたい」という目標も達成し、3日間の宮城旅行が終了しました。
我ながら、なかなか充実したプランを組むことができたのではないでしょうか!
友人からは「食べ物も景色も最高の場所だった!ほどよい都会感とか人の雰囲気とかが静岡に似ていて、住みやすそうだなーって思った!また絶対に行くからよろしく!」という感想をもらうことができました。

これは、宮城県を好きになってもらえたと言ってもいいのでは・・・!
3日間、食べ過ぎたような気もしますが・・・(笑)。まあ、旅の醍醐味といえば“おいしいもの”ですからね(笑)。よしとしましょう!!

今回の旅行は、私にとっても宮城の魅力を再発見する良い機会になりました。みなさんにも、“もっと宮城を好きになる”旅行プランの一つとして参考にしていただけたら嬉しいです!


Write:おすず
Photo:おすず、一緒に旅行した友人