
【仙台・荒町エリアの魅力発見!vol.3】「森民茶房」で酒蔵ならではの本格的甘酒を堪能しよう!
みなさんこんにちは、なぽぽです。
本日は私たちの活動拠点である愛宕橋・五橋エリアからすぐの場所にある“荒町エリア”をもっと知ろう!という企画、通称「荒町商店街特集」の第3弾をお届けします!今回は今年6月にオープンした甘酒カフェの「森民茶房」さんに、ほのほの・ほのりんと私なぽぽの3人で取材に行きました!
場所は地下鉄愛宕橋駅から徒歩5分ほど。五橋駅から商店街の中をすすんでいき、ツルハドラッグの向かいの駐車場奥にかわいらしい暖簾を発見!ここが「森民茶房」さんです。
森民茶房は荒町で江戸時代から続く酒蔵である森民酒造本家さんが経営されているカフェになります。
森民酒造本家さんは元々麹屋だったところを買い取って酒蔵としたのがはじまりだとか。買い取り資金集めのため、当時は甘酒を行商していたそうです。実は森民酒造本家のロゴは甘酒の行商をしている姿をモチーフにしています。
↑こちらの暖簾にデザインされているロゴですね!
暖簾をくぐるとテラス席と屋内席が。
明るく開放的な店内で、雰囲気もとっても素敵です♪
客層はご年配の方が多いそう。
わたしたちがうかがった時も夫婦やご家族で訪れている方が多く、落ち着いた空間の中楽しむことができます。
今回お邪魔したのは夕方の時間帯だったため、cafeタイムのメニューを注文させていただきました。
(夜はお酒を楽しめるbarタイムも最近始められたそう)
【おすすめメニュー】
お店のおすすめメニューはやはり甘酒だそうです!!
「森民茶房」さんでは酒蔵ならではの特徴的・個性的な甘酒を出しており、麹(上写真/マグカップ)と酒粕(上写真/紙コップ)の2種類の甘酒が用意されています。
今回私たちも2種類の甘酒を飲み比べさせていただきました。
麹 生甘酒 ¥350
こちらは普段手にする機会が多い甘酒と同じ種類の甘酒です。
甘さがしっかり感じられ、匂いがなく飲みやすいです。
酒粕 甘酒 ¥350
甘さは先ほどの甘酒と比べて控えめで、程よい酸味を味わえます。
少しお酒の匂いが感じられるのと、とろみがあるのが特徴の甘酒です。
甘酒はたくさんの効能があって、疲労回復・整腸作用・ストレス軽減・美容効果などが期待できるそう、、、!女性ならなおさらうれしい効能がいっぱいですね!
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美味しい甘酒にほのほの、ほのりんもこの表情😊
実際味わってみると違いがよくわかると思いますので、記事を読んでくださっている皆さんにもぜひお店で味わって体験していただきたいです!
他にも、店主の森さんおススメの甘酒ミルクもいただきました。
甘酒みるく アイス ¥400
こちらはぜひ甘酒初心者の方やお子様に飲んでいただきたいドリンクです!
甘酒とミルクがうまく溶け込んでいて、ミルクと優しい甘さの甘酒がよく合います。
他にも甘酒を使ったスイーツも注文しました。
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写真左から抹茶バスク、濃厚バスクチーズ、ショコラバスク(各¥500)
普段は濃厚バスクチーズ、宇治抹茶バスク、大人のショコラバスクの3種類の用意があるということですが、この日は残念ながら宇治抹茶バスクが売り切れということで、3人で濃厚バスクチーズ、大人のショコラバスクをいただきました。
濃厚バスクチーズ、ショコラバスク(各¥500)
どちらもしっとりとした感触のバスクケーキ。自然な甘さなので、甘いのが苦手な大人の方にもおススメです。
店主の森さんによると甘酒が本来とても甘いため、スイーツに砂糖を使う量が少なくて済むそうです。また甘酒を使うことで、どこかなつかしさを感じる味となっています。
【荒町商店街の歴史】
今回話を伺った店主の森徳英さん。森さんは荒町で代々受け継いできた酒蔵の代表ということで、荒町について詳しくたくさん教えていただきました(なんと2時間近くもたくさんお話しいただきました。お忙しい中感謝しかありません…!)
荒町は元々麹の専門店街として栄えていました。麹や味噌は江戸中期に醤油が誕生するまでメインの調味料として活躍していたそうです。
荒町は現在の岩出山方面から伊達政宗の命令により片平地区に移り、そこから山のふもとからくる地下水が豊富な現在の場所に移動してきました。荒町は荒町の水の特色はミネラルが豊富な中硬水(硬水と軟水の間)であり、今でもお寺などに井戸が残っているそう。森民酒造本家さんも荒町の地下水を利用されてお酒をつくられています。麹のお店は時代の変化とともにほとんど残っていませんが、麹町として栄えたからこそ今の荒町商店街があるようです。
【森民酒造本家・森民茶房への想い】
森民茶房を甘酒メインのカフェにしたのはまさに先祖が甘酒からスタートしたからという想いからだそう。他にも、森民茶房を経営している森民酒造本家のメインである日本酒の間口を広めるきっかけづくりであったり、酒粕を廃棄せずに活用したいと考えたなど様々な理由があって、カフェをオープンしたそうです。
来年の4月から荒町に近い東北学院大学の五橋キャンパスが開校されるということで、ますます学生が増えていくことが予想されます。荒町は地方支店のサラリーマンが住む町、留学生が住む町、学生でにぎわう町とここ数十年物の間でも住む方々の変化が大きい町だそうです。
代表の森さんはこれを機に、荒町が東京の下北沢のような文化の発信地になっていってほしいといいます。「学生さんにも参加してもらって、町のみんなでまちおこしをしていく町になったらうれしいな~」
これからは学生のお客さんが増えることを見込んで、学生客向けのサービスも検討してくださるそうです…!
いかがでしたでしょうか。
仙台の中で本格的な甘酒を楽しめるお店はなかなかないので、
ぜひ荒町まで足を運んでくださいね~!
☆森民茶房(もりたみさぼう)
アクセス:JR仙台駅まで車で4分、徒歩17分/地下鉄南北線五橋駅から徒歩6分
(駐車場5台分あり)
営業時間:cafe 10:30〜17:30/土日祝 〜19:00
BAR(月火土日祝close) 18:30〜21:30
TEL: 022-724-7236
ホームページ:
Instagram:@moritami_sabo(https://www.instagram.com/moritami_sabo/ )
Write:なぽぽ
Photo:ほのほの、ほのりん、なぽぽ