ドラムの世界へようこそ。軽音楽部ドラム担当が語らう「ドラマー談義」 | COLORweb学生編集部

ドラムの世界へようこそ。軽音楽部ドラム担当が語らう「ドラマー談義」


こんにちは!あもちゃんです。
今回の記事は少し変わったテーマでお届けします。

ずばり、タイトルは「ドラマー談義」
その名の通り、ドラマー同士が会話している様子をお届けします。

COLORwebには、大学で軽音楽部に入っているメンバーが数人おり、その中でドラム担当が3人います。
そして私あもちゃんもその内の一人。ドラマー同士語り合い、ドラムの魅力を伝えたい!ということで、今回の企画に至りました。

今回の記事はドラムをやっている人はもちろん、やっていない人にもドラムに興味を持ってもらい、始めてみたくなる内容を意識しました…!
ドラム以外でも何かを始めたい、続けるか迷っている人を応援する内容になればいいなと思っています♪

ドラムなんて全然興味ないよ〜という方も、ちょっと覗いてくれると嬉しいです!
 


◯メンバー(画像左から)
あもちゃん(宮城学院女子大4年)
ぽいちゃん(山形大4年)
あやち(東北学院大3年)

〇ドラムを始めたきっかけ
あもちゃん(以下あも):いつからドラムやってる?
あやち(以下あや):私は今まで吹奏楽でパーカッションをやってました。
あも:おお!私たち(ぽいちゃん、あもちゃん)も一緒だよね。
あや:そうなんですね!
あも:なんで軽音に入ってからもドラムをやろうと思ったの?
あや:軽音楽部に入って、本当はギターをやりたかったんですけど、ドラム担当の人手が足りてなくて。最初にドラムを担当して、そのまま今に至るという感じです。
あも:ギターは人気だもんね。ちなみに私もだいたい同じで、ドラムしかできなかったからとりあえずドラムをやって、何だかんだ続けているって感じかな。ぽいちゃんは?
ぽいちゃん(以下ぽい):ドラムは初期費用がかからないからかな。楽器を買うとしたら、安いものは買いたくなかったんだよね。途中でやらなくなったら勿体ないし。
あも:ギターとかベースとか、10万くらい一気に飛ぶもんね。
ぽい:ドラムだとスティック買うだけでいいからさ。
あや:叩いたら誰でもすぐ音出ますしね。
あも:(笑)確かに、音が出せなくて挫折することはないよね。
 
↑私が使っているスティックは1300円ほどで購入。楽器の初期費用としては安いです!

〇ドラムの魅力&ドラムをやっていてよかったこと
ぽい:存在意義があることかな。
あや:確かにそうですね!私は高校生の頃に、文化祭のステージ発表でドラムを演奏したことがあったんです。普段はあんまり目立たない生徒だったと思うんですけど、演奏した後に先生や友達に「かっこよかった!」って言ってもらえて。そういうギャップがあるところが魅力かなと思います。
あも:確かにドラムが叩けるとかっこいいよね。私はドラムに限らずだと思うんだけど、楽器をやっていてだんだん耳が肥えるようになった気がする。音楽を聴いていると細かいリズムの動きに気付けるし、かっこいいフレーズが聴き取れるようになって、音楽を聴くのがもっと楽しくなった。
ぽい:なるほどね!

〇ドラムをやっていて大変なこと
ぽい:ん~…疲れる。
あも:確かに。私体力なくて、ちょっと練習するとすぐ眠くなっちゃう。
ぽい:あと責任が重いのも大変かな。ドラムが止まると曲が止まるから、絶対に止まれないし。
あや:プレッシャーがありますよね。あと、緊張すると(演奏のテンポが)速くなっちゃいます。
ぽいあも:分かる~!
あや:なんなら本番中に速くなっているのも気づかないし…。
ぽい:後で演奏動画を見返して「こんなに速かったの!?」ってなるパターンが多いよね。
一同:(笑)
 
↑ドラムは全身を使って叩くので結構疲れます。ダイエットにおすすめです。

〇ドラマーあるある
ぽい:目立ちたがりが少ないとかかな。
あやあも:確かに~。
ぽい:あとドラムをやっている人って、他の楽器はやらないでドラムだけ!っていう人が多い気がする。逆にギターとかからドラムやる人もいないし…。
あも:ギターとベースどっちもやりますっていう人は結構いるもんね。あやちは何かある?
あや:スタジオ練習とかでドラムは(スタジオの備品のため)片付けが早く終わるじゃないですか。そういう時に、他の楽器の片付けを手伝いたいけれど、どうすればいいかわからない。
あも:分かる(笑)。アンプのつなぎ方とか、使わないから全然わからないよね。
ぽい:唯一八の字巻き(ケーブルをまとめるための巻き方)はできるから、率先して「八の字巻きやります!」って言っちゃう。
 
↑八の字巻き。その名の通り八の字を描きながら巻いていくのですが、慣れるまでがなかなか難しい…。

あも:これあるあるだと思うんだけど、吹奏楽部の打楽器パート出身のドラマー、ドラムを叩く音量が小さい。
ぽい、あや:(笑)
あや:吹奏楽だと「音量抑えて!」ってばかり言われますもんね。
ぽい:軽音やっていると、逆に「もっと音量出して!」って怒られる…。
あや:あと、あるあるだと思うのは、本番中に限ってスティック飛ばしがちなことですかね。
ぽい、あも:あ~!(納得の表情)
あや:緊張すると投げちゃって…。
あも:わかる。手汗で結構滑るんだよね…。

〇今までで一番苦戦した曲
ぽい:苦戦したのは「ハニワ(HoneyWorks)」の曲かな~。MVの絵の雰囲気とか可愛いのに、見た目に反してめっちゃ難しい。


あも:今度の大学祭で「阿修羅ちゃん/Ado」をやるんだけど、めちゃくちゃ難しい。もう足のリズムが全く追いつかない…。


あや:「怪獣の花唄/Vaundy」とか。タム回し(複数のタムを連打すること)が苦手で、すごく練習した記憶があります。

 


 
↑〇で囲んだ部分がタム。二つ合わせてタムタムと呼びます。可愛い。

〇今までで一番楽しかった曲
あも:「ヤバT(ヤバイTシャツ屋さん)」の曲かな。サビの動きが一定だから演奏しやすいし、盛り上がる!


ぽい:「mela!/緑黄色社会」は結構楽しかった気がする。


あや:「丸の内サディスティック/椎名林檎」ですね。ハネのビート(ジャズでよく聴かれるリズム)を叩くのが楽しかったです!


↑どの曲もかっこいいので、ぜひドラムに注目して聴いてみてください✨

たまに話が脱線しながらも、ドラムについてたくさん話した私たち(この後マニアックな話でも盛り上がりました)。
私自身、ドラムがもっと好きになり、はやく練習したい!という気持ちになりました…!
読んでいる方にもドラムの魅力が伝わっていれば嬉しいです。

もし興味を持ってくれたら、今が始めどきかもしれません!
大学生の方でしたら、ぜひ大学の軽音楽部の様子を見てみたり、演奏を聴いてみてくださいね。
また、宮城県内の音楽スタジオに行くことですぐにドラムを叩くことができるので、そちらもぜひチェックしてみてください♪

Write&Photo:あもちゃん