仙台で活躍中!!注目のシンガーソングライターLihoさんインタビュー | COLORweb学生編集部

仙台で活躍中!!注目のシンガーソングライターLihoさんインタビュー

みなさん、こんばんは!すぎちゃんです。
この記事よりも1つ前の記事、シンガーソングライターLihoさんとの古着大変身企画はご覧いただきましたか?
こちらの記事では、Lihoさんのインタビューをお送りします!
今年2月にリリースした2nd ミニアルバム「all you need is flowers」のお話や、学生時代の思い出など、たくさんお話を聞かせていただきましたよ~!ぜひご覧ください♪
 
Q.2ndミニアルバム「all you need is flowers」のコンセプトを教えてください。
Lihoさん:コンセプトはそんなに決まっていないんですが、私が歌いたい歌、挑戦したいジャンルに挑戦して、前作よりワンランクアップしたLihoの音楽を聴いてもらいたいと思って制作したアルバムです。
アルバムのタイトルは、ビートルズのシングル曲「All You Need Is Love」をもじったものです。音楽って、私たちの日常を彩ってくれるじゃないですか。私が作る音楽もそうでありたいと思っているので、私の音楽で皆さんの日常を“花”のように彩りたいという願いを込めて、このタイトルを付けました。
 
 
Q.とても素敵なタイトルですね!「挑戦したいジャンルに挑戦した」とのことですが、挑戦した曲はどの曲ですか?
Lihoさん:いくつかありますが、まずは3曲目の「社会不適合宣言」ですね。今まではあまり激しいロックのような曲はなかったんですが、「ちょっととがっている自分も見てほしい。こういう歌もありますよ」という思いを込めて作りました。どういう社会の中にいても「それって違くない?!」って感じることがたくさんあると思うんです。でも、そういうことに対してただむかついて終わるのではなく、「自分はそれを乗り越えてもっと良いものを作ってやるぞ」というメッセージを込めました。「別に不適合でいいじゃん。私は私」という意味合いを感じ取っていただけたらと思います。
そして、4曲目の「りえぞん」は、R&Bのようなノリの曲を作ってみたくて挑戦しました。自然と体がリズムに乗るように、ビートに合わせて作ったので、ぜひ聴いていただけたらうれしいです。
それから、最後の曲「all you need is flowers」は、大学卒業後、シンガーソングライターと二足のわらじで続けてきた保育士を今年の3月で辞めるということが決まったタイミングで、人生の節目にある「別れ」をイメージして作りました。自分自身、壮大なバラードを作ったことがなかったので、この曲で挑戦しようと思いました。歌詞を見ていただければわかると思うんですが、聴いている人によって、どんな形にも取れるように表現しています。皆さんの人生に沿って、受け止めていただけたらいいかなと思います。
 
Q.次に、Lihoさんの学生時代についてお伺いしたいと思います。以前、COLORwebの姉妹サイト「せんだいタウン情報machico」のインタビューで、大学では保育について学んでいたことをお話されていましたが、保育士の道を選んだのは、保育士のお母様の影響ですか?
Lihoさん:そうですね。でも、実は高校生の頃は、心理士になりたかったんです。でも(心理士になるためには)大学院まで行かないといけないので、学費がかかるんですよ。そういう点を考えた時に、子どもは元々好きでしたし、私自身が子どもの頃に通っていた保育園で働いていた母のような、明るい保育士になりたいなと思い、保育士と幼稚園教諭のどちらの資格も取ることができる岩手県の大学に進学しました。
 
Q.どんな学生生活を送っていたんですか?
Lihoさん:大学では保育を学びつつ、自分がやりたいことをやろうと思っていました。最初の2年間は寮に入っていたので、ある程度の制限はあったんですが、一人暮らしを始めてからは、イタリアンのお店でアルバイトを始めました。そこで出るまかないのパスタが美味しくて!それからパスタとエビが大好きになりました。
 
COLORweb:私も1年間寮に入っていたので、寮生活の大変さ、とてもわかります。サークルには入られていたんですか?
Lihoさん:アカペラサークルに入っていました。活動の中では、いしがきミュージックフェスティバル(岩手県盛岡市街中心部で行われる音楽イベント)に出ることもありました。それから、大学3年生ぐらいから音楽活動を本格的に始めて、ご当地アイドルとしても活動していました。
学業では、保育園の保育士になるか、児童養護施設で働くか、すごく迷っていた時期があったんです。保育園で子どもたちと一緒に手遊びをしたり、何かを教えたりして過ごすのも楽しいだろうなと思ったんですが、どうせやるなら、もっと深みのあることがしたいと考えて、最終的には児童養護施設に就職しました。実際に児童養護施設へ実習に行ったときには、いろんな経験をすることができ、やりがいと楽しさと大変さを肌で感じることができました。
 
Q.学生時代からサークルや実習、ご当地アイドルなどいろんな活動をされ、最近までは、歌手の仕事を両立されていて、すごくストイックだと感じました。そこまでストイックになれる原動力は何ですか?
Lihoさん:全然ストイックじゃないですよ(笑)。私は多分、1つのことに集中できなくて、いろんなことに手を出したくなるんです。そうすることによって、学生の頃はいろんな友だちができて、いろんな方面で活動ができて楽しかったんですが、それだと深まらないじゃないですか。いろんなことを同時にやっていると、ある程度はできるようになるんですけど、それ以上はなかなか深められないんですよね。なので、社会人1年目は仕事を極めようと決めていました。でも結局、音楽活動と仕事の二足のわらじ状態になってしまい、両立することが難しくなっていました。そこでまた考えたのは、「今しかできないこと」を極めようということです。そして、今年の3月で勤めていた児童養護施設を退職しました。保育士という資格は永遠に持てるものなので、またいつか、違う形で子どもたちと関われたらいいなと思っています。

COLORweb:私は決断するのが苦手なので、決断できることがすごいなと思います。Lihoさんのようにやりたいことはたくさんあっても、どこに向かって行けばいいのかわからない学生がたくさんいると思うんです。そんな学生たちにアドバイスはありますか?
Lihoさん:「自分が一番したいことは何か?」と、自問自答を繰り返すといいと思います。私も仕事を辞めるか辞めないか、すごく迷いました。大きな決断でしたが、一度決めてしまえばストンと自分の中に入ってきて、決めたことに向かっていけるようになります。自分の本当にやりたいことを、限界までやってみるといいと思います。それから、若いうち、学生のうち、パワーのあるうちに、できることはやっておくべきだと思います。たとえば留学するとか。若いうちにいろんな世界を見てみたいと思うのなら、思い切ってアルバイトでお金を貯めて、バックパッカーをやってみるとか。学生のうちは、そういう大胆なことに挑戦するといいんじゃないかなと思います!
 
現在就活中のみさみさ、そして来年に就活を控えたすぎちゃんは毎日不安でいっぱいでしたが、Lihoさんがおっしゃっていたように、「自分のやりたいことは何か」、自問自答を繰り返して、自分自身が納得のいく決断がしたいと強く思いました!!その決断をするためにも、まずはLihoさんのように、やりたいことにひたすら挑戦しようと思います!
 
Lihoさんの2ndミニアルバム「all you need is flowers」発売中!
詳しくは、official web siteをご覧ください♪
http://www.fastcar-music.com/liho/
 
Write & Interview:すぎちゃん、みさみさ
photo:ツナ