習いごとつまみ喰い~その2「ラテアート」 | COLORweb学生編集部

習いごとつまみ喰い~その2「ラテアート」


「興味はあるんだけど・・・。」とうずうず。
そんな仙台の学生に魅力溢れる習いごとをご紹介!
文化系運動系、インドアアウトドア問わず
気になるさまざまな「習いごと」を私たち編集部がちょっとずつかじっちゃいます!
これを読めば、あなたにぴったりの習いごとが見つかるかも…?

第3回目の今回は、「ラテアート」


みなさん「ラテアート」はご存知ですか?
カフェでカフェラテやカプチーノをオーダーすると、カップの中に可愛らしい絵を描いてもらうことがよくありますよね。
あのようにエスプレッソコーヒーやミルクなどを使って絵を描いたものを「ラテアート」といいます。
ふわふわした泡に可愛いイラストが描いてあると癒されますよね!


そこで、くぼたつ、せっきー、マギカの三人でラテアートを教えてもらいに行ってきました!



今回私たちは、自家焙煎珈琲まめやさんのカフェスクールにお邪魔してきました。
まめやさんは栗原市にあるコーヒーショップです。
カフェスクールがある日は仙台の一番町にシェアダイニングを借りて開講しています。

この度私たちにラテアートを教えてくださるのは…

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自家焙煎珈琲まめやのオーナーである、菅原亜希さんです。
「亜希って呼んでくださいね!」と、とても気さくで、ほがらかな方です!
カフェのオーナーといったら渋いオジサンを連想しがちですが、こんなに若く綺麗な方だとは!かっこよくて憧れちゃいます!

このカフェスクールではコーヒーの基礎知識と、さまざまな器具を使って実践的にコーヒーの淹れ方を学ぶことができます。

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■レッスンスタート!

では、早速ラテアートを教えてもらいましょう!

まず、ラテアートに必要な“エスプレッソ”と“フォームミルク”を作ります。

①エスプレッソを抽出する

エスプレッソとは、高圧力で抽出した濃いコーヒーのこと。少ない量ながらなかなかヘビーな味わいをしています。そこでミルクで割って飲みやすくしたものが、皆さんお馴染みの“カフェラテ”なんです。
このエスプレッソを作るためには専用の機材が必要になります。
カフェなどではレバーがたくさん付いた機械を使ってエスプレッソを抽出しますが、家庭ではこの「マキネッタ」という器具で抽出するのが一般的です。
実はこれ、日本でいう急須のようなものでイタリアの家庭には必ずと言っていいほどあるものだそう。洗剤では洗わずコーヒー豆の油分を完全には洗い流さないことで、残った油分が溜まっていき、それが家庭の味を作っていくのだとか。


この時、一緒にミルクパンなどでミルクを一緒に温めておきます。
表面に軽くふつふつと泡が浮いてきたら火を止めます。


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②フォームミルクを作る

フォームミルクとは、細かく泡立ったミルクのこと。これがラテアートを描くのに必要不可欠になります。泡の細かさが仕上がりを左右するので、一番重要な工程になります。

温めたミルクをメジャーカップなど取手の付いた容器に移します。
この時のミルクの温度は約60℃~70℃くらい。この温度がミルクの旨みが感じられる最適の温度らしいです。

温めたミルクをミルクフォーマーで泡立たせます。先ほどの温度だと細かくなめらかな泡が作りやすいです。
少し分かりにくいですが、マギカが持っているものがミルクフォーマーです。

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亜希さん曰く、100均で買えるようですので是非!これを使ってシャーと5秒ほど泡立てます。

これでラテアートに必要なエスプレッソとフォームミルクができました!


■実践、ラテアート!

さて、これからが本番。
いよいよコーヒーに絵を描いちゃいます!

ラテアートには2種類あります。
ミルクの注ぎ方を工夫しながら描く、“フリーポア”と
シロップやスティック(または爪楊枝)を駆使して描く“デザインアート”。
今回は後者の“デザインアート”で挑戦しました!

亜希さんに絵のパターンを教えてもらい、描き方を教えてもらいます。


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何を描くか決まればLet’s Try!

まず、ミルクを注ぎます。このときのポイントは、コップを傾けて壁に向かって優しく注ぐこと。
勢いよく注いでしまうと大きな気泡ができてしまうので必ず優しく。


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コップの縁までミルクを注げば、次はチョコレートシロップを表面に浮かせます。
この時のコツは太すぎず細すぎず。ラインの太さによって見栄えが変わってきます。


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そして最後に爪楊枝でちょちょいのちょいっとやって…。


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ハイ!


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出来上がり!
あっという間にできちゃいました!
スピード感と思い切りの良さが求められました。
ちなみにこれは新人メンバーのマギカ作。ハートが連なっています。


そんな僕の作品はこれ。花をイメージしました!


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綺麗ですよね!もちろん亜希さんのフォローをいただいています!
失敗したかのよう見えても少し工夫すればこんなに綺麗に仕上がっちゃいます。

他にもいくつかのパターンをお見せします!


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これは他のものより簡単で、横に波線を繋げて描いて、それを爪楊枝で縦に線をいれるとこんな感じで幾重にも重なった葉っぱのようになります。

次にこれ。他の受講生の方に描いていただきました!


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まるで野に咲く一輪の花のよう!
こんな繊細な絵だって描けちゃうのがラテアートのすごいところ!


こうして皆さんとお互いの作品を褒め合い、時にはコーヒーを飲みながら楽しく参加させていただきました!


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■つまみ喰いを終えて……

参加する前は「ラテアートは難しい」というイメージがありましたが、やり方とコツさえ分かれば意外にも簡単にできちゃうことに驚きました!

「家カフェをもっと盛り上げたい!」なんて方におススメです!
奥深いコーヒーの世界にどっぷり浸ってみませんか??


カラー調査部




今回「つまみ喰い」させていただいたカフェスクールの詳細です。

●カフェスクールコース(※6月から開講しています)

・本気で学ぶなら…
→全12回コース \4500/月(第1水曜日・第3水曜日)
・基礎&おうちカフェを目指すなら…
→全6回コース \2500/月(第2水曜日)

時間:13:00~14:30
会場:SHARE CAFÉ
仙台市青葉区2丁目5-15共栄一番町ビル3F
TEL: 022-823-0071(FAXも同じ)
MAIL: mameya_coffee_117@yahoo.co.jp

お申し込みの際には
・お名前
・ご住所、電話番号
・選択コース
を記入した上、メールまたはFAXを送信してください。折り返し、入会案内が送られてきます。


詳細URL:http://ameblo.jp/0117aki8890/entry-11539432787.html
公式HP: http://mameya.ocnk.net



これからカフェ開業を目指している方も、ご自宅で大切な方とのひと時をより一層深めたい方も楽しめる、充実した内容となっています!
是非、お気軽にお問い合わせください♪


ラテアートだけでなく、たくさんのコーヒー器具を見て実際に使うことができます!
また、カフェの奥深い世界を垣間見ることもできて一石二鳥!

それでは次回もお楽しみに!


Writer:くぼたつ
Photo:せっきー