学食求めて三千里 第1里 ~東北大学 青葉山キャンパス~ | COLORweb学生編集部

学食求めて三千里 第1里 ~東北大学 青葉山キャンパス~



学食……それは第二のふるさとの味。
当たり前のようだけど、同じものなんてない、唯一無二の存在。
そんな学食を求めて、私達は果てしない旅路につく……。

穏やかな陽射し差し、ところどころでは桜が咲き誇り、世界は彩鮮やかに輝きすっかり春爛漫ですね。
そんな中未だに花見ができていません、くぼたつです。

さて、突然ですがみなさん、他校の学食が気になったことはありませんか?
考えてみれば、意外と他校の学食がどうなのかって知らなかったりしますよね。
そこで、気になるみなさんの学食にCOLORweb学生編集部が潜入取材しちゃいます!



・記念すべき第一号

取材するにあたって、まずどこに行くか決めなきゃ始まらない。
編集部メンバーがあの手この手で情報を集めたところ、
「トンペイの学食がめちゃくちゃオシャレらしい」との情報が。
「トンペイ」とは、東北大学のことです。国立大学ということもあって、少し硬派なイメージがあります。
そんな東北大学には硬派なイメージとはかけ離れた、オシャレで華やかな学食が存在するらしいです。
しかも「めちゃくちゃ」が付くほど。
東北大学にはもう一つ「イカトン」という俗称があります(リンク先参照)。このイカトンのイメージが強い私は「トンペイにそんな場所が本当にあるのかなぁ」と半信半疑でした。

そこでこの情報をさらに詳しく調べてみると、数あるキャンパスの中でもどうやら青葉山キャンパスにその学食があるらしい。更に学食だけでなく、本格的なカフェもあるそうな。僕にとってかなり耳よりな情報です。
むむむ……気になる。気になって仕方がない。もう行くしかない!

……というわけで、当企画の記念すべき第1号は、東北大学青葉山キャンパスに決定しました!

・学食、青葉山に有り

4月某日、天気に恵まれ絶好の取材日和でした。取材班は川内キャンパスに集合し、かねてより予定していた山道ルートを通り、青葉山キャンパスに向かいます。
取材班はきいちとかーぽん、そして私くぼたつの3人です。

それでは、出発進行。

歩みを進めていくとさっきまでコンクリート続きだった風景に段々と自然溢れる風景へと移り変わっていきます。竹林は生い茂り、中に綺麗に花々が咲いていました。

もっとゆっくりとしていたかったのですが、あら大変!なんと……

クマが現れるようです。これはゆっくりしていられませんね。足早に歩みを進めます。山道でしたが、緩やかな道だったのでとても歩きやすかったです。近頃インドア傾向だった僕にとって、とてもいい運動でした。

山の中を進んでおよそ15分、青葉山キャンパス敷地内に入りました。
さらに奥に進んでいくと…

今回の目的地である工学部練に着きました!
さっきまで木々に囲まれていた筈が、あっという間にコンクリートの世界へ。
ここ青葉山キャンパス、とても広い。方向音痴な僕はすぐに迷子になってしまいそう。

地図を見ていると、あることに気づきました。
「どんだけ学食あるんだ……。」
そう、地図には複数の学食マーク(フォークとナイフの絵)が記されていました。
予想外の多さ…。私たちはこの中の中央棟に向かうことにしました。

・学食調査、本格始動
さぁ着きました!ここが中央棟、今回の目的地です!

なんだか研究施設のようらしいですが、この建物にも学食マークが付いていたので恐らくこの中に学食があるはず。いざゆかん!
そんな私たちの目に飛び込んできた光景は……

広い、そして高い!この写真は2階から撮っていますが、横にも縦にも収まりきりません。
そして、スマートなデザインのインテリアの数々。
白を基調とし、ガラス張りにすることで、人が多くても窮屈な感じはせず、開放的に感じられます。そしてこの特徴的なペンダントライト。

発想の転換とはこのことでしょうか。普段は横に取り付ける蛍光灯を縦に吊るすことで、この空間をよりスマートに演出しています。

本当にこれが学生食堂なのかと信じられませんでした。
周りを見回すと、緑鮮やかな看板が。

「あおば食堂」。ここが学生食堂だという動かぬ証拠です。私の学食に対する価値観が崩壊した瞬間でした。
どんだけ洒落てんだよ、トンペイ……。

しかしまだまだこれだけではありません。
「あおば食堂」はカフェと隣接しています。

そのカフェとは、ここ「DOCK(ドック)」です。

ここもまたオシャレなんです。「あおば食堂」と対照的で、「DOCK(ドック)」は黒を基調とし、光の量を絞ることで、落ち着きのある空間となっています。

「めちゃくちゃオシャレな学食」
まさしくここでしょう。私が考えていたレベルを優に超えていきました。
どうやら「イカトン」とは「イカしたトンペイ」だったようです。

・学食、実食

ここまで空間を堪能してきましたが、今度はメニュー見てみましょう。

> とてもバリエーション豊富に揃えています。麺類だけで20種類近く。また、和洋どちらかに偏ることなくバランスよく揃っているところも特徴です。
また、週変わりのメニューも用意されています。そのメニューはとても人気が高く、更に数量限定のためすぐに売り切れてしまうようです。

さて、丁度良く私たちのお腹が減ってきました。
ここでお待ちかねの実食タイムです!
今回は“人気メニュー”、“日替わりメニュー”、“DOCKのメニュー”の3つに分けて注文をしてみました。

まずは人気メニューの
“グリルチキンカツタルタルソースかけ”
これに中ライスとサラダをつけて、合計530円です。
ボリューム満点で、衣のサクサク感、タルタルソースの酸味が最高でした!

次は日替わりメニューです。数種類の中から
“ホワイトソースオムライス”をチョイス。
普段はデミグラスソースやケチャップで食べることが多いですが、濃厚なクリームソースに卵のふわふわ感がほどよく絡み、絶妙でした!
これで460円です。

最後にDOCKのメニュー。
“DOCKロコモコプレート”を選びました。
実はスープにヨーグルト、選べるドリンクがついてなんと、430円!
食べごたえも十分でお財布に優しいメニューでした。

どれも美味しく、調査班一同胃も心も大満足でした!

……ところで皆さん。食後ってコーヒー飲みたくなりませんか?しかし学食はせめて600円ぐらいで抑えたいところ。しかしかと言って美味しくないコーヒーで食事をしめるわけにもいかないですよね。
そんな悩みを解消するアフターサービスがここの学食にはあります!

気になりますよね?
ではでは、あおば食堂でもらったレシートを持って場所移動します。
向かった先は出口すぐにある、「BOOOK」です。

「BOOOK」は本屋さんとカフェが合わさったなんともユニークなカフェ。
本格的なカフェで驚きました。まさかエスプレッソマシーンまであるなんて。
コーヒーが好きな私にとってみれば大学で本格的なコーヒーが飲めるのはとても羨ましいです。

そんな「BOOOK」で何があるのでしょう。
実は「あおば食堂」で400円以上食べた方はレシートを持ってここに来れば100円でコーヒーが、180円でカフェオレが飲めちゃうんです。食後に美味しいコーヒーが飲めるとはなんて幸せなことでしょう!


ただしここで気をつけて欲しいのはあおば食堂でのレシートのみで、DUCKのレシートは利用できません。利用する際は気をつけてくださいね。

・調査結果

この度の調査テーマ、
「トンペイの学食がめちゃくちゃオシャレらしい」
は本当でした!そこには想像以上の世界がありました。
気になる方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?


私たちの旅はまだまだ終わりません。
次の学食はあなたの学校かも?

以上、くぼたつでした!