地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査
皆さん、こんにちは!
寒い日が続き、体調をよく崩しております、すすむです。風邪にはご用心を。
今日の記事は、仙台に暮らし、仙台で活動しているミュージシャンに、何故東京ではなく仙台で活動しているのか!?そしてどんな不安を感じ、どんな夢を抱いているのか!?地元ミュージシャンのリアルな話を調査する企画「地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査」です!
記念すべき第一回目に登場するのは、シンガーソングライターの加藤はるかさん(20)です!
それから加藤はるかさんは、バンドの解散を機にソロ活動を行い、2年前には初のワンマンライブを見事成功。昨年はYAMAHA Music Revolution 新星堂大会でグランプリを受賞、ラジオパーソナリティを務めるなど活躍しました。最近では石巻専修大学のテレビCM曲に抜擢されるほどに。その後も東京のライブに出演するなど、気づけば高校の頃に知り合った友達が、こんなにも活動していたなんてビックリです!
というわけで、会うのが久しぶりで緊張もしましたが、今も精力的に活動しているはるかさんに色々と聞いて来ました!
◆仙台で活動が出来ているのは、周りの人の支えやつながり
すすむ(以下、す):今回は地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査ということで、はるかさんにぜひ
お話を聞きたいなと思って。知り合いだけど、あらためてよろしくお願いします。
はるかさん(以下、は):よろしくお願いします。
す:最近も活発に活動を続けているみたいけど、今はソロで弾き語りがメインなんだよね。バンドからソロ
になって環境の変化ってある?特に東京でもライブをするようになって思うところもあるんじゃない?
は:うーん、バンドからソロになったのは逆に気楽になったかな?
す:え?逆に!?
は:うん、バンドの音がなくなったのは寂しいけど。他のメンバーのこともあまり考えなくていいし。
す:音楽やろうとしたらまず東京的なイメージがあるけど、やっぱり本当の話?
は:そうだね。本当に第一線だし。行くなら早い方がいいとは思う。
けど、仙台でミュージシャンをやっている人も少ないし、そこでまず、実力をつけてからでもいいんじゃないかなって。私の代は同世代がいないから、先輩たちが一緒にやってきた仲間と話していると羨ましいけど、そのぶん、先輩に面倒見てもらったり、ライブの誘いの声がかかってきたりもするし。
す:でもこれからも音楽をやってくなら、いづれは東京に出て行くの?
は:うーん。そこはまだ迷っている。けど、東京は生活していくのも大変だし、なにより仙台でのつながりで東京だと一緒にライブなんて出来ない人ともライブができるし、その人のつながりから、別の県のライブに連れて行ってもらうとかもあるからさ。
それに、ずっと住んできた街だし、音楽関係なく周りに応援してくれている人がいることで、支えてもらっているから。地元だとそこが大きい。
す:ミュージシャンを志したきっかけは?
は:決意したのは高校の時。バンドを始めようとした時のこと。
す:ソロになる時じゃなくて?
は:そう。もともとエレキギターに憧れてたし、中学入ってから若干弾いたりもしてて。
でも、その頃は簡単に弾く程度だった。けど、中3の時にYUIの曲と出会って、すんごい衝撃受けてアコギ買って!それから、どんどん弾くようにはなったかな?
だから音楽もやってみたかったんだけど、その頃、ソフトボールの推薦で高校の入学が決まっていたから迷った。それで、親や先生に相談して、まずはやってみろってことで高校ではソフトボールを選んだのね。でも練習がキツくて、疲れ切って、そうなると音楽が出来る時間がなかった。
そこでかな?私は音楽がやりたいんだと思って、どうしてもやりたかったから、みんなに何言われようと例え嫌われようとやってやるって決意した。
す:ソフトボ―ル部をやめて完全に音楽でいこうってそこで決めたんだ。
は:そうだね、親や監督、ソフト部の友達にもその思いを伝えて。そしたら「こっちやめるだからそっち本気でやれよ!」って応援してくれて。その時かな。はっきりと決意したのは。ちゃんとやるからにはやってやろうって。
◆今後の活動に対する思い、音楽を仕事にする決意
す:なるほど、だから今も常に常に前へと進んでいるんだね。
今後の活動と言うか目標は?
は:そうだなー、まずは色々なことを試していきたい。成功するかしないかはやってみなくちゃわからないけど。
もちろん月何回かあるライブを大事にするし、毎回それを目指しているけど、普段のライブとは違ったイベントも大事だなと思っていて。
す:ふむふむ。
は:それに、一回一回のイベントに来てくれる人が多くなると思うし、多くの方にライブやイベントに来てもらわないといけない。音楽を仕事にするってことは、それでお金を稼いでいかなくてはいけないわけで。
音楽をするためにバイトをするなんてことは、しちゃいけないと思う。
す:現実的な話だけど、大事な事だよね。
音楽をして生活するためにバイトっていうパターンは多いと思う。本来なら音楽で稼いで生活していかなくてはいけないのに。
は:そう、そんな時間あるなら曲作ったりいろんなことに挑戦したりしてやっていかないとって心に誓っている。
す:そうだね、けど具体的には何か考えているの?
は:うーん、近いので言ったら3月3日にあるイベントかな。ひな祭りの日でもあるし、東北の女性シンガーソングライター限定でイベントをする。
す:イベントってことは、ライブの他に取り組みもあるの?
は:まだ、どういう形かは話し合い中だけど、同年代のアーティストに音楽に絡めて絵を書いてもらおうと思っている。他にも、出演者とも何かできたらと思っていて…こんな感じで。
す:どれどれ。おー、めちゃくちゃ打ち合わせしてるね!
でも、これ以上はネタバレになっちゃうね。
これは普通のライブと一味違って楽しそう。どうしてこのイベントやろうと思ったの?
は:今まで活動してきて思ったのが、東北のミュージシャンって案外知られる機会が少ないと思って。でもよくよく探してみたら、いるっちゃいるし。そしたら、自分でこの人良い!!って思った人たちを集めて、これだけ東北にも良いミュージシャンはいるんだぞー!!って見てもらいたいなぁと。
す:東北ってことは県外の人も出演するんだろうけど、交通手段とかその人が活動している地元でのお客さんが呼べないとか色々難しいことがあると思うんだ。その状況でも出演についてはすぐにOKの返事をくれたの?
は:うん、OKだった。みんな同じ考えを持っているっていうのがあると思うんだけど。
す:なるほどなるほど。音楽を職業にしようと、真剣に取り組んでいる人たち。
は:そう。それもあるし、東北の音楽シーンがもっと盛り上がれたらと言う思いもあるし。だから、このイベントは意識を高く持ってやっていきたい。アマチュアで事務所とかが介入しないし、一から自分たちだけでイベントを作っていくのも初めてで、成功するかはまだわからない。けど、その分自分たちが純粋にいいと思ったことをやっていけるから。それをちゃんとした形にして、来て頂いたお客さんに喜んでもらいたい。
す:よくメジャーデビューしたらすごい!ってイメージを持つ人が多いと思うんだけど、事務所はまだ決めてないの?はるかさんも誘われているって聞いたけど。
は:うん、決めていない。宣伝にはなると思うし、すごいことだけど、メジャーじゃなくてもいい音楽で認められて売れている人もいる。それってたぶん人間性とかで、人からたくさん愛されるミュージシャンだからだと思う。だから今後の目標は、事務所云々じゃなく、そういうミュージシャンになれるよう頑張っていこうと思っている。
とても深い話を聞けました。そして、はるかさんの東北の音楽シーンを盛り上げようという思いを形にしたイベントが3月3日に行われるそうです。仙台を中心に東北の音楽シーンが盛り上がろうとしているこの機会を、学生編集部として見逃すわけには行きません!取材もOKをいただいたので、果たしてこの思いがこもったライブがどうなるか、最後まで追いかけてみようと思います!!お楽しみに!!
◆加藤はるかさんプロフィール
平成3年世代のシンガーソングライター。
高校時代はバンド「Reverse」のギターボーカルとして活動。TV番組でも度々特集を組まれる。
高校卒業とともにバンドは解散。ソロ活動を開始。
ライブ活動を精力的に行い、2010年7月から3ヶ月連続シングルCDリリース。
2011年6月18日(当時19歳)には自身初のワンマンライブ「The LasTeen」を決行。
110人を動員し、自主ミニアルバムも同日に販売。
8月にはYAMAHA MusicRevolution 新星堂大会にてグランプリ獲得。その他ラジオ番組パーソナリティを2011年10月まで務めるなど、さらに活動を本格化。
ライブも関東まで活動を広げ、仙台から全国に向けて発信している。
加藤はるかさんHP
PC版 http://katoharuka.web.fc2.com/jia_tengharuka/Top.html
ケータイ版 http://x43.peps.jp/catch1/
寒い日が続き、体調をよく崩しております、すすむです。風邪にはご用心を。
今日の記事は、仙台に暮らし、仙台で活動しているミュージシャンに、何故東京ではなく仙台で活動しているのか!?そしてどんな不安を感じ、どんな夢を抱いているのか!?地元ミュージシャンのリアルな話を調査する企画「地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査」です!
記念すべき第一回目に登場するのは、シンガーソングライターの加藤はるかさん(20)です!
それから加藤はるかさんは、バンドの解散を機にソロ活動を行い、2年前には初のワンマンライブを見事成功。昨年はYAMAHA Music Revolution 新星堂大会でグランプリを受賞、ラジオパーソナリティを務めるなど活躍しました。最近では石巻専修大学のテレビCM曲に抜擢されるほどに。その後も東京のライブに出演するなど、気づけば高校の頃に知り合った友達が、こんなにも活動していたなんてビックリです!
というわけで、会うのが久しぶりで緊張もしましたが、今も精力的に活動しているはるかさんに色々と聞いて来ました!
◆仙台で活動が出来ているのは、周りの人の支えやつながり
すすむ(以下、す):今回は地元若者ミュージシャンの悩みと夢を大調査ということで、はるかさんにぜひ
お話を聞きたいなと思って。知り合いだけど、あらためてよろしくお願いします。
はるかさん(以下、は):よろしくお願いします。
す:最近も活発に活動を続けているみたいけど、今はソロで弾き語りがメインなんだよね。バンドからソロ
になって環境の変化ってある?特に東京でもライブをするようになって思うところもあるんじゃない?
は:うーん、バンドからソロになったのは逆に気楽になったかな?
す:え?逆に!?
は:うん、バンドの音がなくなったのは寂しいけど。他のメンバーのこともあまり考えなくていいし。
す:音楽やろうとしたらまず東京的なイメージがあるけど、やっぱり本当の話?
は:そうだね。本当に第一線だし。行くなら早い方がいいとは思う。
けど、仙台でミュージシャンをやっている人も少ないし、そこでまず、実力をつけてからでもいいんじゃないかなって。私の代は同世代がいないから、先輩たちが一緒にやってきた仲間と話していると羨ましいけど、そのぶん、先輩に面倒見てもらったり、ライブの誘いの声がかかってきたりもするし。
す:でもこれからも音楽をやってくなら、いづれは東京に出て行くの?
は:うーん。そこはまだ迷っている。けど、東京は生活していくのも大変だし、なにより仙台でのつながりで東京だと一緒にライブなんて出来ない人ともライブができるし、その人のつながりから、別の県のライブに連れて行ってもらうとかもあるからさ。
それに、ずっと住んできた街だし、音楽関係なく周りに応援してくれている人がいることで、支えてもらっているから。地元だとそこが大きい。
◆ミュージシャンを志したきっかけは、やりたいって気持ちと後押し
す:ミュージシャンを志したきっかけは?
は:決意したのは高校の時。バンドを始めようとした時のこと。
す:ソロになる時じゃなくて?
は:そう。もともとエレキギターに憧れてたし、中学入ってから若干弾いたりもしてて。
でも、その頃は簡単に弾く程度だった。けど、中3の時にYUIの曲と出会って、すんごい衝撃受けてアコギ買って!それから、どんどん弾くようにはなったかな?
だから音楽もやってみたかったんだけど、その頃、ソフトボールの推薦で高校の入学が決まっていたから迷った。それで、親や先生に相談して、まずはやってみろってことで高校ではソフトボールを選んだのね。でも練習がキツくて、疲れ切って、そうなると音楽が出来る時間がなかった。
そこでかな?私は音楽がやりたいんだと思って、どうしてもやりたかったから、みんなに何言われようと例え嫌われようとやってやるって決意した。
す:ソフトボ―ル部をやめて完全に音楽でいこうってそこで決めたんだ。
は:そうだね、親や監督、ソフト部の友達にもその思いを伝えて。そしたら「こっちやめるだからそっち本気でやれよ!」って応援してくれて。その時かな。はっきりと決意したのは。ちゃんとやるからにはやってやろうって。
◆今後の活動に対する思い、音楽を仕事にする決意
す:なるほど、だから今も常に常に前へと進んでいるんだね。
今後の活動と言うか目標は?
は:そうだなー、まずは色々なことを試していきたい。成功するかしないかはやってみなくちゃわからないけど。
もちろん月何回かあるライブを大事にするし、毎回それを目指しているけど、普段のライブとは違ったイベントも大事だなと思っていて。
す:ふむふむ。
は:それに、一回一回のイベントに来てくれる人が多くなると思うし、多くの方にライブやイベントに来てもらわないといけない。音楽を仕事にするってことは、それでお金を稼いでいかなくてはいけないわけで。
音楽をするためにバイトをするなんてことは、しちゃいけないと思う。
す:現実的な話だけど、大事な事だよね。
音楽をして生活するためにバイトっていうパターンは多いと思う。本来なら音楽で稼いで生活していかなくてはいけないのに。
は:そう、そんな時間あるなら曲作ったりいろんなことに挑戦したりしてやっていかないとって心に誓っている。
す:そうだね、けど具体的には何か考えているの?
は:うーん、近いので言ったら3月3日にあるイベントかな。ひな祭りの日でもあるし、東北の女性シンガーソングライター限定でイベントをする。
す:イベントってことは、ライブの他に取り組みもあるの?
は:まだ、どういう形かは話し合い中だけど、同年代のアーティストに音楽に絡めて絵を書いてもらおうと思っている。他にも、出演者とも何かできたらと思っていて…こんな感じで。
す:どれどれ。おー、めちゃくちゃ打ち合わせしてるね!
でも、これ以上はネタバレになっちゃうね。
これは普通のライブと一味違って楽しそう。どうしてこのイベントやろうと思ったの?
は:今まで活動してきて思ったのが、東北のミュージシャンって案外知られる機会が少ないと思って。でもよくよく探してみたら、いるっちゃいるし。そしたら、自分でこの人良い!!って思った人たちを集めて、これだけ東北にも良いミュージシャンはいるんだぞー!!って見てもらいたいなぁと。
す:東北ってことは県外の人も出演するんだろうけど、交通手段とかその人が活動している地元でのお客さんが呼べないとか色々難しいことがあると思うんだ。その状況でも出演についてはすぐにOKの返事をくれたの?
は:うん、OKだった。みんな同じ考えを持っているっていうのがあると思うんだけど。
す:なるほどなるほど。音楽を職業にしようと、真剣に取り組んでいる人たち。
は:そう。それもあるし、東北の音楽シーンがもっと盛り上がれたらと言う思いもあるし。だから、このイベントは意識を高く持ってやっていきたい。アマチュアで事務所とかが介入しないし、一から自分たちだけでイベントを作っていくのも初めてで、成功するかはまだわからない。けど、その分自分たちが純粋にいいと思ったことをやっていけるから。それをちゃんとした形にして、来て頂いたお客さんに喜んでもらいたい。
す:よくメジャーデビューしたらすごい!ってイメージを持つ人が多いと思うんだけど、事務所はまだ決めてないの?はるかさんも誘われているって聞いたけど。
は:うん、決めていない。宣伝にはなると思うし、すごいことだけど、メジャーじゃなくてもいい音楽で認められて売れている人もいる。それってたぶん人間性とかで、人からたくさん愛されるミュージシャンだからだと思う。だから今後の目標は、事務所云々じゃなく、そういうミュージシャンになれるよう頑張っていこうと思っている。
とても深い話を聞けました。そして、はるかさんの東北の音楽シーンを盛り上げようという思いを形にしたイベントが3月3日に行われるそうです。仙台を中心に東北の音楽シーンが盛り上がろうとしているこの機会を、学生編集部として見逃すわけには行きません!取材もOKをいただいたので、果たしてこの思いがこもったライブがどうなるか、最後まで追いかけてみようと思います!!お楽しみに!!
◆加藤はるかさんプロフィール
平成3年世代のシンガーソングライター。
高校時代はバンド「Reverse」のギターボーカルとして活動。TV番組でも度々特集を組まれる。
高校卒業とともにバンドは解散。ソロ活動を開始。
ライブ活動を精力的に行い、2010年7月から3ヶ月連続シングルCDリリース。
2011年6月18日(当時19歳)には自身初のワンマンライブ「The LasTeen」を決行。
110人を動員し、自主ミニアルバムも同日に販売。
8月にはYAMAHA MusicRevolution 新星堂大会にてグランプリ獲得。その他ラジオ番組パーソナリティを2011年10月まで務めるなど、さらに活動を本格化。
ライブも関東まで活動を広げ、仙台から全国に向けて発信している。
加藤はるかさんHP
PC版 http://katoharuka.web.fc2.com/jia_tengharuka/Top.html
ケータイ版 http://x43.peps.jp/catch1/