ROLAND氏との共演というところに
興味を引かれ
夏井いつきの よみ旅 in 愛知 前編
を観ましたら…
思いがけず、
私の想いの核心を突く話題があり、
これは!
と思い画面を撮影した次第です。
同志のみなさまには是非ご一読いただきたいです!
***
紹介された句のうちのひとつ
老いた手に 映える朱の爪 秋の服
介護施設で高齢者にネイルやメイクやマッサージなどされる介護美容に取り組まれておられる方が、入所者さんの希望に応えネイルをして差し上げた情景の句。
介護が必要であってもオシャレをしたい気持ちに寄り添っておられるのだそう
そこでROLAND氏
「僕も美容の仕事をしてるからわかるんですけど、格好がどうでもよくなると、人生までどうでも良くなるんですよ」
まさに、まさに!
そして年齢の影響はやはり大きくて、
40代以降など、あっち側に行ってしまうか、踏みとどまれるかのギリギリの闘いな気がします。
(戦に負けてしまう人も続出。ただ、それが悪いことだとは思いませんけども。)
お話は続きます
「外見と内面はセット。」
本当にそうです。
外見と内面は繋がっていると私もいつも思っています。
外面は内面の表れです。
内面がその服を選ばせ、
内面がそのメイクをさせている
(あるいはさせない)のですから。
私自身、
どうでもいい服を着る日は、どうでもいい日
いわば「捨て日」
だという自覚がありながらも
それでもどうでもいい服を選ぶ日もあります。
日々の生活に追われ、時間にも気持ちにも余裕がなく、気に入る服も買えてなくて、無難なだけのどうでもいい服を着る…
朝選んだ服でその日が捨て日かどうか決まる
どうでもいい服を着た瞬間から
どうでもいい一日のスタートです
でも、それって哀しいですよね・・・
誰よりも大切なはずの人(自分)に
「どうでもいい服」を着せて
「どうでもいい日」を過ごさせるなんて…
***
そんな、どうでもいいような気持ちに陥ってしまいがちな世代の人こそ、
逆に、「どうでもいい服」じゃなく、
好きな服、お気に入りの服、気分が上がる服を着ることってすごく大事なんだと心から思います。
服に限らず、
人生後半のどうでもよさの突破口は、
「好き」という気持ち、
これにつきます
好きは「ハート=心」だから。
好きって書く時、ハートをつけますでしょう?
好き♡ と。
好きな色、
好きなデザイン
私の好きなもの
わからなくなっていたりします。
私は何が好きだったか?