イギリスに住んでいた頃のある日、ロンドンの老舗高級デパートHallodsのドレス売り場で現地の人がドレスを試着しているのを見かけて衝撃を受けたことがありました。
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こんにちは!美人研究30年、車で行ける(バスでも行ける)パーソナルカラー診断・骨格診断・印象分析のカラートークス*えみです!
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その頃私は30代でした。
ある日、ロンドンの老舗デパートHallodsのドレス売り場で現地の白人がドレス(イブニングドレス)を試着しているのを見かけて衝撃を受けたことが今も強く印象に残っています。
外国人の友人知人は、普段は日本人と同じような服を着ていますので、(彼らに言わせれば日本人の方が自分達と同じような服を着ている、のでしょうけど)
ウエディングドレスの衣装合わせではなく、
ディズニーランドなどでのショーの衣装でもなく、
洋画で観るのでもなく、
一般の人が普通に買うために試着しているのをリアルに見たのは初めてでした。
<参考> 日本語では「ワンピース」と「ドレス」は別のものとしてそう呼びますが、英語でdressは普通は我々が呼ぶところのワンピースのことで、その中の種類としてカクテルドレスやイブニングドレス(日本人が「ドレス」と呼ぶもの)があります。
自分のそれも含めて、これまで日本で結婚式で見てきた日本人のドレス姿と全然違う!
日本レコード大賞とかで人気の女優さんが着てるのと全然違う!
ああ、ドレスってこの人達の服なんだ
と実感しました。
あの大きく開いた胸元やボディーラインを魅せるようなデザインは、大人顔・大人ボディーの西洋人に似合うのであって、童顔・幼児体型の日本人には無理がある
ということを、その頃顔タイプ診断はまだありませんでしたが、身体で感じました。
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そんなエピソードを前振りしておきまして。
先日いらした30代Mさま。
160センチ台後半の長身、
かなりの大人顔かつはっきりしたお顔立ちで
顔タイプは王道のエレガント
瞳の印象の強いウインターさん
喋り方も落ち着いていて大人っぽい印象加点
骨格診断でご持参くださった
胸の大きく開いた大きな花柄の華やかなワンピースがとてもよくお似合いで、
同じくご持参のカジュアルなスウェットのパーカーの逆に不釣り合いなこと!
ドレスしか似合わない!と言ってもいいくらい
こんな感じ↓
ZARA HPより
顔タイプエレガントど真ん中の人は日本のメーカーの服では似合うものがなかなか見つからなかったりします
ただ、問題は、
最もお似合いの大人っぽくて華やかなお洋服は、
地元で着られない。浮く。
ということ。
似合う靴もハイヒールですし。
そんな方の現実的な対処法は…
「華やか」を色・形・素材・小物のどれかひとつだけにすることです。
例えば…
・形はシンプルなシャツ+パンツで
シャツかパンツどちらかの色だけ派手色にする
SHEIN HPより
・地味な色と形のお洋服にして、素材だけレースやシアーなどドレッシーなものにする
GU HPより
・シンプルな色と形のお洋服にして、アクセサリーだけ大ぶりなものにする、バッグだけ真っ赤にする、靴だけカラーパンプスにする
などなど…
華やか全開!にはできずとも…やりようはいくらでもあります
「マツコの知らない世界」で初めて知った、高島屋のイタリア人和菓子バイヤーのジュンティーニ・キアラさんも参加になります!
こんなビジネススタイルでも、色で華やか
逆に言えば、色・形・素材・小物のどれかひとつだけは華やかにしないとせっかくの魅力が埋もれて単なる平凡な人になってしまうとも言えます。
カジュアルが似合わないだけに、みんなと同じ服を着ていたら、カジュアルが似合う人よりむしろパッとしないということにすらなりかねません。
せっかく華やかが似合うお顔に生まれついた方は、華やかな何かを身につけてこそ、花開きます!
それが「似合う」ということ
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キュートタイプだけどナメられたくない職業だとか、「似合う」の方へ全面的に突き進めないケースはよくあります。
「似合う」を見つけて魅力的に輝くことを目指しつつ、現実生活での生かし方も考慮して、良い方向を定めて参りましょう
本日の美のコトバ
お洋服もメイクも診断も、全ては
ワタシがハッピーでいられるため。
それ以上に大事なことってあるでしょうか?
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朝ドラブギウギ(18)で
大和さんと橘さんが辞めた後の
ラインダンスのシーンで涙が出てきた私です
熱意と美には 人を感動させる力がある
拙文お読みくださりありがとうございました!