ゆるやかにこだわりをやめる | 着付け着物ふわりとまとう ものづくり

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着物も洋服も大好き♡ファッションデザイナーと着付講師の日記

21歳から続けた菜食主義もここ数年ゆるくなり、今年やめました。

決めごとはだんだんとなくしていって、それが今はいい感じです。

 

 

私はもともと正しいことの信者でストイックなタイプでした。

 

正食とも言われるマクロビオティックを学生の時にはじめ、

マックのハンバーガーが100円以下の時代に野菜ばかり食べていて

合わない友人との付き合いもほどほどにし

同じような価値観の人とばかり過ごしていました。

 

自分にも厳しい上に
もちろん他人にも厳しくサイアクや
自分の信じるもの以外を信じる人に対して感情を乱していた時代が長かったんですよ。

思い出しても自分が嫌ですけども(笑)

 

そんな不寛容な時期を経て、

まあ、いいかとゆるくなったのは、

気功のおかげもあるけど

仕事に対しての取り組み方が変わったというのも大きいかと。

 

あとは私を育ててくれた上司の影響も。

彼女はEMBA(エグゼクティブMBA管理職経験者しか取得できないので、学生で取得のMBAとちょっと違うらしい)を取りに行くくらいデキる人で

とにかくこだわらない。

こうじゃなくてはいけない、ってことが少なくって

どんどん新しいことを取り入れてやってみる。

 

トラブルがあった時の対処方法が見事で

顔色一つ変えないで、代替え案を出し続ける人でした。

その影響は私の中で大きなものでした。

 

何かあった時に受け流したり、対処したりする方が重要となってからは

事前の予測できることへの対処だけにして心配事はしなくなりました。

 

 

今は周りにいてくださる皆様の寛容さに

助けられて、何とかこんな私でも仕事できています。

こうしていつもたくさんの人に許してもらっていることで
自身の基準も変えてもらってきたのだなぁと
皆様に対する感謝が尽きません。

 

急なアクシデントであったとしても着付けは習い事ですので

またタイミングのあった時で構いません、と思っています。

出会えないときはもっといいタイミングがあるということ。

お子様の体調不良や天候不順などでアポイントの変更などあってもいいかな、と。

 

自分も許してもらっていることって
自分で自覚しているより多いものです。
自分が許したことは覚えているのにされたことは忘れがち。
 

許されてる存在ですよ、ということで。

 

何か他の着付け教室から来られる生徒さんが増えているのと

その方々の抱えるモヤモヤを感じるので書いてみました。

正しい信者の方は正しさより、心地よさとか美しさとか、そっちの価値観で選んでみてはどうかな〜?なんて思いますけどね。

 

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MarMuの着物は柄付けで言えば付け下げですが、そういうのじゃなくって

着物を衣服としてみて、着てキレイに見えるものを柄付けからサイズから考えて提案しています。

自分の感覚でしか作っていないものなんです。

受け入れてもらえたことに感謝しかありません。

 

 


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