今日も着物の寸法の話にお付き合いください
以前書いた記事
着物の寸法① ☆
着物の寸法② ☆
着物の寸法③ ☆
着物の寸法④ ☆
ではでは
着物の寸法⑤「褄下(衿下)」考
褄下(衿下)とは
・着物の前身頃下部分の端、衿先から裾までの部分、寸法。
褄下の標準=身長×1/2
私の身長は162cm
半分でしたら、81cmですが
マイサイズでは褄下(衿下)2尺2寸(83.6cm)
にしていますので、身長の1/2より若干長め
これは私の足が長いのではなく、帯位置によってこの長さに
帯を高く結ぶ方は長めに、帯を低く結ぶ方は短めになります。
おはしょりの下線よりも、どれくらい衿先を見せるか?でも褄下の長さ変わりますね
これは衿先見える分量、長く感じますね~褄下80cmの居内商店さんプレタのものです
キモノモダンさんで誂えたもの 褄下2尺2寸
1cmくらい褄下見えます
おはしょりから衿先の見える分量は諸説ありますね
1~2cmくらい見えるのが良い
すっかりおはしょりに隠れるのが良い
どちらでもお好みで良いと思います。
マイサイズ2尺2寸は1~2cm見えます!
なぜ、隠れる長さにしないのか?というと、いただきものやプレタは見えるのに
マイサイズ仕立てだけ隠れるのが、イヤ~という理由
褄下が2尺1寸5分以上長いのは歩きにくくなるからNGと
どこかで見ましたが、2尺2寸で全く問題なし
特に帯位置高めの方は
視線を上に集めた方が
かわいいし雰囲気でるので
褄下の長さにこだわって欲しいです