着物の寸法⑤ 褄下(衿下) | 着付け着物ふわりとまとう ものづくり

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今日も着物の寸法の話にお付き合いください

以前書いた記事

着物の寸法①リンク
着物の寸法②リンク
着物の寸法③リンク
着物の寸法④リンク




ではでは
着物の寸法⑤「褄下(衿下)」考

 褄下(衿下)とは
・着物の前身頃下部分の端、衿先から裾までの部分、寸法。


褄下の標準=身長×1/2



私の身長は162cm
半分でしたら、81cmですが

マイサイズでは褄下(衿下)2尺2寸(83.6cm

にしていますので、身長の1/2より若干長め

これは私の足が長いのではなく、帯位置によってこの長さに
帯を高く結ぶ方は長めに、帯を低く結ぶ方は短めになります。

おはしょりの下線よりも、どれくらい衿先を見せるか?でも褄下の長さ変わりますね
 
これは衿先見える分量、長く感じますね~褄下80cmの居内商店さんプレタのものです

 
キモノモダンさんで誂えたもの 褄下2尺2寸
1cmくらい褄下見えます

おはしょりから衿先の見える分量は諸説ありますね
 1~2cmくらい見えるのが良い
 すっかりおはしょりに隠れるのが良い

どちらでもお好みで良いと思います。
マイサイズ2尺2寸は1~2cm見えます!
なぜ、隠れる長さにしないのか?というと、いただきものやプレタは見えるのに
マイサイズ仕立てだけ隠れるのが、イヤ~という理由じゅる・・



褄下が2尺1寸5分以上長いのは歩きにくくなるからNGと
どこかで見ましたが、2尺2寸で全く問題なし


特に帯位置高めの方は
視線を上に集めた方が
かわいいし雰囲気でる
ので
褄下の長さにこだわって欲しいです