おこんばんは。
今回は久々に軌跡シリーズの更新です。次でラストと言いつつ、過去の記事とか整理したら、まだ言及しておかないとなのが、あと2,3あったのに気づいたので、もう少し続けます。

内容はインナーチャイルド×ウニヒピリ×もう1人の自分。
3種も違う呼び名を並べてみましたが、内容的には全て同じものを指します。厳密に言うと微妙に異なりますが。

心理学で言う所の顕在意識と潜在意識。3種は全て潜在意識の範疇に有り、自我の都合でねじ伏せると不都合が生じるもの。
顕在意識であり、自分が自分であると認識している所の自分自身とは別の自分の事です。
言語化するとホントややこしいですね。

インナーチャイルドは、幼い自分。過去の記憶としての幼い自分、現実の肩書を全て取り払った本質そのものの自分とも言える。
ウニヒピリは、「ホ・オポノポノ」っていうヒーリングの概要内で使われる用語で、ハワイ語の丹田に居る、生まれながらに身籠った赤ちゃんみたいな存在。
もう1人の自分は自意識。顕在意識。主人格。自我以外の普段意識出来ていない部分の自分を総括して。

私達なんて、多重人格なので主人格以外の交代人格としての自分もいるので、更に難解ですね。



ここで、何で自分を自分と認識している自分以外の自分を話題に挙げないといけないのか。
その必要性として。最も重要なのは、「引き寄せの法則」とか「現実の具現化」に大きな影響力を持つのが、この意識だからです。
心理学で言うと、顕在意識は3%。潜在意識は97%の割合。
なので、自分自身だと認識してる部分はたったの3%なんです。どんだけ綱引きしても潜在意識に勝てない。

引き寄せの法則をやっても上手く行かない人。願望実現をやっても上手く行かない人は、ここで躓いている可能性。

引き寄せの法則とか願望実現をスムーズに行うには、顕在意識と潜在意識の協力が不可欠なんです。
浄化にしろ、具現化にしろ、スイッチは潜在意識側にあるので、顕在意識がどんなに力んでも、努力しても。潜在意識にスイッチを押してもらわないと発動しないんですね。
潜在意識は基本的に純粋な幼さを保持した自分自身です。
それと向き合う方法を、現代社会では教えてくれる教育機関は有りません。
個人とか、スピリチュアルのワークショップとかでやっている所があります。私も最初はワークショップから知りました。


どうやって向き合うの?


それが一番の気になる所ですよね。向き合うやり方は難しい事は何もありません。ただ意識を向けるだけでOK。
心臓に手を当てて。丹田に手を当てて。自分の心に声に耳を傾ける。これだけ。

え。これだけ?

そうなんです。これだけなんです。何てこと無い簡単、単純。
ここで最も難しい難問。難関があるとするならば、もうひとりの自分が振り向いてくれるまで続けられるか。という点。
産まれてこのかた一度も話かけてきてくれなかった顕在意識が、突然フレンドリーに話しかけてきたら。潜在意識はどう感じるでしょうか。

例えば外出先で見知らぬ人が、知古の友達のように、親族のように話かけてきたら、あなたはどう思うでしょう?
胡散臭いな。とか恐怖を感じたりしますよね?もしかして知人を装って詐欺にあってるのかな?とか。

私の場合は「そんな事言って、また虐めてくるんでしょ?」とずっと無視されてしまいました。
何度も自殺を図ったり、リストカットや自傷で痛めつけていたので、すっかり加害者認定です。
そんな凍りついた関係性を改善するのには、2年くらい時間が掛かりましたね。
許してくれるまで真摯に誠意を示していくしかありません。期待とか要求とか挟まず。そういう下心を少しでも持つとすぐに看破されちゃいます。自分なので。ただひたすらに償い続けましたよ。

自分との対話のガイドラインとして、簡単な習慣を挙げておきます。

①朝目が覚めたら、直ちに起きる。
→体ってのは凄いもので、必要なタイミングにピッタリ反応するように出来ている。なので、目が覚めた時がその時なのです。最初はイタズラとか反抗とかしてきますが、本来の体は「その時」を知っています。しっかり応えてあげて、信頼関係を築きましょう。もちろん、夜中にトイレに起きたとか何時間も早く起きてしまったとか、体調不良の時は、無理せず寝てくださいね。

②トイレに行きたくなったら、直ちに行く。
→これも主な目的や概要は上記と同じです。お客さんとか、急用に取り組んでいる場合は「ごめんね、今手が話せないから、少し待っててね。これが終わったら行くからね」と、心の中で配慮の声掛けをしてあげてください。エア育児してるみたいな感じで。


最初は、「私自身なんだから、どう扱おうと自分の勝手でしょ」とそう思っていました。
でも、自分も突き詰めると、一番身近な他人です。
自分への配慮が正しく出来て、初めて他人への配慮がまともに出来るのです。

他人への行いはブーメランのように自分に返ってくるという言葉を聞いた事が有ると思います。
同じく自分への行いも、ブーメランで返ってくるのです。不思議な事に。これは自分で検証済みです。
交代人格通しでも、エネルギーのブーメラン論は立証されました(笑)

インナーチャイルドとは、私は交流を始めて10年が過ぎた所。
喧嘩越しだった交流は、形を変えてギクシャクしてても協力するようになり。
今では朝夕の挨拶をして、重要な選択をする時に相談したり、注意し合ったりする仲になりました。
その内、常に隣に居るような意識で生活するのが目標ですかね。眼の前の事に夢中になると自分の事だけになってしまうので。
振り返ってみると、一種の子育てのような感じがしましたね。


余談で。
多重人格者だと、自分自身の無意識状態が観測出来るみたいです。意識が6つもあるので、ひとりが無意識してる時も、別のひとりが集中出来る。
そんなこんなで、今の所。面白いなと実験して、ある程度検証出来てるネタが。
「魂」と「自分だと思ってる人格」「肉体」「次元体それぞれ」別に自意識が存在してます。
あくまで正常な状態をキープするという自己管理機能程度のもので、現実の顕在意識をサポートする形なので、自己表明したりはしてきませんが。
証拠的な事例として、私の肉体は無理が重なると、「そろそろ休んで」と言っているみたいに決まったサインを示してくるんです。
あと、月経とかこの日は止めてくれとお願いすると、ずらしてくれます。
笑っちゃうことに、うっかりな忘れ物や、深刻に考え過ぎて煮詰まってる時に、屁が出たり。物凄くタイミングが良いので、私の尻にも別個に人権が家族の間で存在してます。呼び名も付いてるし(笑)ユーモラスにツッコミ入れてくれる愉快な家族として、寧ろ私よりも信頼度が高い。謎。
なので、己自身というツールを完全に使いこなしたいなら、インナーチャイルドと肉体と次元体と魂とに個別にケアとコミュニケーションを図り、良いチームワーク状態を作れると、調子が良いです。
多分、「この全部の自分のバランスが取れた均整状態を作った状態」が、仏教の仏像で言う所の顔とか腕とかいっぱい付いてる、あの仏像が示している精神状態になるのかな?と考えています。


ここまでまとめてみましたが、この分野の考察もこれで完成した感じはしないです。
これからも頭の中で正解の見えない問を転がし続けようと思います。
結論が出た!!と思うのは一種の罠だと思います。思考を止めた時点で成長は止まり、その上に胡座をかくことは、停止。ひいては循環の停止。
後は腐るだけになると思うからです。
今まで出会ったクソ野郎共と同じになんてなってたまるか!!と、明日もぼくらの悪あがきは続きます。
ではまた次の記事で。