こんにちは。トレーナーの石本です。


人間は運動をすると、アドレナリンという神経伝達物質が分泌されて、交感神経を刺激するため、ヤル気がぐんぐんアップするんです。

なので、動くとストレス解消になる

ただ動くだけでもスッキリしますが、ピラティスは意識して身体を動かすことが大事です。

それがわかる様になるのが…


ピラティスのとても有名な言葉にもあるように


『10回で気分が良くなり、
20回で見た目が変わり、
30回で身体のすべてが変わる』



 
1回、2回ではなかなか身体のコントロールができません。
そこが難しいと言われることも多いですが、意識して動かすことができることができると心と身体がつながってよりスッキリしていきます。
そして地味ですが、ハマってきます!!





ピラティスといえば、リフォーマー。
そして好きな方が多いです。

ピラティスに慣れてきたら、少し安定が難しくなるチェアに挑戦してみましょう!




チェアとは、文字通り椅子のような形をしていて、リフォーマーやキャデラックなど、他のマシーンに比べると半畳のほどのスペースがあれば置けるような小さなマシーンです。

ピラティス氏がニューヨークでスタジオを構えていた時に、アパートに住んでいるクライアントの家にも置けるようにと、小さな椅子を改良して作ったと言われています。




※動画はピラティスさんです。


椅子の前面にはペダルが付いていて、2種類のバネが4本ついていて、バネの組み合わせや引っ掛ける場所によって適切な負荷をかけることができます。

主に座った状態で使用をすることが多いですが、仰向けの状態でペダルに足をのせて行う事で、よりももの裏を刺激しやすかったり、ロールダウンの形でペダルに手を置いて押し、腹筋群を刺激してお腹の引き締めに効果的だったり、立った状態で下半身の筋力強化として活用をすることも可能な器具になります。



ピラティスのマットエクササイズは、マシーンを使って行うことで補助になったり、逆に負荷をかけたりすることができますが、チェアの場合はリフォーマー等に比べて身体と床やマシーンとの接地面が少なくなる為、全体的には少し難しくなるものが多いです。


例えば、リフォーマーのエクササイズで代表的なフットワークは、リフォーマーだと仰向きで行う為、重力に左右されることなく正しい姿勢を保って脚を動かすことが出来ます。

チェアでフットワークをする場合、座面に座った状態でペダルを動かすので、リフォーマーの時と違い重力に抵抗しながら姿勢を保たなければならない為、リフォーマーのフットワークよりも少し難しいムーブメントになります。



また、肩甲骨の内外転の動きの場合も、マットで行う場合よりバネの強さに負けないように体幹を安定させるため、より身体のコントロール力が必要になります。


体幹を保つことや筋肉をより細かく意識して動かさなければならないという点では難易度は上がりますが、ピラティス上級者でないとできないというわけではなく、ある程度ピラティスの基本的な動きが出来るようになったら、誰でもチェアを使うことは出来ます!





また、チェアはマットやリフォーマー等と違い、スタンディングムーブメントが多いのも特徴です。



コロナ禍で歩くことが減り、足が弱っていらっしゃるお客様が最近多いように感じます。

チェアを使って下肢強化と共に、安定した姿勢が取れるように身体のコントロール力を高めて行きましょう!

ピラティススタジオ カラーズ大阪