(『日曜美術館』より)


アンディ・ウォーホル展は10年程前に観たことがあるのですが、本日のように1作品をじっくりと愛でることはしていなかったようです🙏💦例えばこの作品…


【3つのマリリン】

(1962年作品)


実は顔が1つ1つ、微妙に異なるのです。


いわゆる「版画」の一種ですので、刷る度に微妙にニュアンスが変わってくるのです。



「実験的だ」という評価もありますが、その表情のズレを味わいにしているのですね。



この作品は「シルクスクリーン」といって、印刷したい部分を黒くした原稿を下に置き、その上に特殊なコーティングをしてある絹製の布を重ね、上からフラッシュのような強い光で焼きます。すると、原稿の黒い部分が光に反応して、そこだけが特殊なコーティングが焼失します。つまり、そこだけがインクを通すというわけです。



シルクスクリーンがCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート)に4色分解されているのは、いかにも減法混色のにおいがしますね😎




実際にインクを乗せて…



刷っている様子です。




ここまででお気付きの方も多いと思いますが、私達の身近には、似たような仕組みのものがありましたね♪



そう、「プリントゴッコ」です❗️😆



1980年代中盤に大ヒットして生産が追いつかなくなり、一時は新聞に謝罪広告を出すなどしていたそうですが、インターネットやプリンタの普及により、2008年に本体が、2012年に付属品が生産終了となってしまいました💦


私自身は中高生の頃と、社会人の何年かは、大変お世話になりました🙏本当にありがとうございました🙇‍♂️


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