■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■

  

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結局この日曜日は、トータルで3つの美術展をハシゴ(そのうち2つは、私にとっては無料扱い!)したワケですが、締めはこちらの日本画展でした。


「東山魁夷の青と奥田元宋の赤」というタイトルでしたが、実際には黄や緑、白、黒、金、銀など、それぞれの色を主体としたアプローチでした。


その一部をピックアップしますと…


「赤」が主体のこの作品は、もちろん「紅葉」が見どころなのですが、私自身はどうしても「水の流れ」に注目してしまい、上流から下流まで食い入るように見ていました(苦笑)


「青」が主体のこの作品は、ごく冷静に考えると、全体的にはそれほど明度は低くないのに、「夜」だと感じるのは、「雪=白」という「色の恒常性」も大いに関係しているのだと思います。

「黄」が主体の「ひまわり」の作品は、ゴッホの作品と比較対象になっていましたが、私自身がハッとしたのは、実は「鴨の子」を淡い黄で描いたこちらの作品でした。

「緑」が主体のこの作品は、日本画の中でも珍しく洋風がかったもので、しかもシンボリックにデザイン化されていました。

「黒」が主体のこの作品は、「内=無彩色」「外=有彩色」という対比が強烈なインパクトを発していました。おまけに「景色=洋風」「人物=和風」という対比もシュールでした。

「白」が主体のこの作品は、幼い頃の思い出がよみがえりました。羽を広げている白いクジャクに対して、大人達は口々に「綺麗だ!」と言うのですが、私だけは「え?なぜ?クジャクといえば、いろんな色をした目玉模様でしょ!?」と首を傾げていたんですね(苦笑)そう、この白だけの美しさは、大人にならないと理解できないものだったのでしょう。

私の所有している資料には、「金・銀」に関するもののうち、今回の美術展に展示されている作品は掲載されていませんが、会場では「金箔を塗る手順」や「銀で描いた雪の連山」が、非常に印象的でした。


当イベントに関して、ご自身のブログで紹介してくださった某・姉御、そして無料鑑賞券をくださった某・兄貴に、大いに感謝いたします♪

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さて、現在の順位はいかに!?

  


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