このウルトラマン、いかにも悪そうですね~(笑)。初登場時には「雨上がり決死隊」の宮迫さんが声の吹き替えをされており、そのハマリ具合には定評がありました♪
【ウルトラマンべリアル(2009年)】
1966年(今から半世紀以上前)に初登場したウルトラマンは「銀色の巨人」という異名を肩書きに、「銀色」に「赤」を施したシンプルな配色ですが、その模様を生き生きとさせていました。
【初代ウルトラマン(1966年)】
しかしながら続編では「銀色」と「赤」の面積を逆転させた「真紅の巨人」が登場。
【ウルトラセブン(1967年)】
さらにその続編では、先の「銀色の巨人」に二重線を施して、バリエーション化しました。個人的には、これが過不足ない落としどころで、大好きなのですが(笑)
【ウルトラマンジャック(1971年)】
以来、ケイン・コスギさんが主役のこのウルトラマンまで、「銀色」と「赤」の組み合わせを踏襲してきましたが…
【ウルトラマンパワード(1993年)】
程無くして「モード切り替え」と称して、「青」と「黄(金色を含む)」の色相も、一気に投入されます。V6の長野博さんが主役のこのウルトラマンです。
【ウルトラマンティガ(1996年)】
殊にこちらは「悪玉ウルトラマン」のイメージを、初めて配色で示した事例です。
【ダークティガ(1996年)】
【ウルトラマンシャドー(1997年)】
新世紀には「青紫」という色相も登場したようですが…
【ウルトラマンレジェンド(2003年)】
思い返してみれば「紫」や「金色」は、チョイ役だったこのウルトラマンで、すでに大昔に使われていたんですね(苦笑)
【ウルトラマンキング(1974年)】
さらに試行は重ねて「水色」、しかもその部位が光る事例が!?
【ウルトラマンギンガ(2013年)】
そして、ありそうでなかった「善玉ウルトラマン」に「黒」を取り入れた初めての事例も!?
【ウルトラマンビクトリー(2014年)】
いやはや、個人的には迷走してしまっている感じもしますが(苦笑)。
そんなこんなの紆余曲折を経て、この夏、また新しいシリーズ「ウルトラマンR/B(ルーブ)」が放映されるそうです!(7月7日からテレビ東京系列で毎週土曜9時)
赤い方が「ウルトラマンロッソ」、青い方が「ウルトラマンブル」というそうですが、「ロッソ(赤)」や「ブル(青)」はイタリア語なんて、シャレていますネ♪
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