2012年に受講した、こちらの続きです。
 

【色彩認定講師への道(4)】
http://ameblo.jp/coloroza/entry-12275935932.html


色彩検定協会(旧A・F・T)主催である、


●色彩講師養成講座の第2回(全12回)


の講師は、半谷進彦(はんやのぶひこ)先生で、NHKのアナウンサー指導部のエグゼクティブ・アナウンサーでいらっしゃる方でした。


(※協会は毎回、どんだけスゴイ方に依頼しているのでしょうか!?)


半谷先生には、


●講師としての話し方


を教わりました。1分間スピーチを2テーマ行い、それぞれを録画して、全27人分、分析・寸評されました。かなり厳しそうな先生でしたが、滑舌・抑揚・緩急・話の組み立て方等、想定外に褒められて、素直に嬉しかったです。
 

私がスピーチを行った2テーマのうち、1つはその場でアドリブを指示された自由テーマであり、私自身は、


●パーソナルカラーとは?


について語りましたが、もう1つのテーマは、


●色彩講師として初めて生徒を前にした1分間自己紹介


で、当日までに宿題となっていたものです。それを明かせる範囲で、こちらに転載いたします。


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皆さん、こんにちは。今日から皆さんのクラスを担当いたします「近藤正憲」と申します。どうぞよろしくお願いします。

私は現在、●●●●●●●●●●●●●●●する会社に勤めていますが、4年前の夏頃、「お客さんが使いやすくて、魅力のある●●●●●●●●にするには、まず色彩を学ぶべきである。」という弊社の社長からの勧めもあって、自腹で色彩について学び始めました。

当初は、ただがむしゃらに学んできましたが、●●●●●●●●の●●●●という仕事と、学習の間を行ったり来たりするうちに、どんな配色が望ましいのか、どうしたら伝えたいことが伝わりやすくなるのか、ジワジワと分かるようになってきました。

皆さんにも、ぜひ楽しみながら色彩を学んでいただき、配色の喜びを味わっていただけたら幸いです。


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【半谷先生による、私の1分間スピーチ(自己紹介と色彩関連の2テーマ)についての評価】


●長所
滑舌や声の通りが良く、強弱・高低・緩急・断続・明暗を上手く使い分けている。話の流れも理想的で、最後に「皆さんも…」と、聴き手を上手く巻き込む締め方も良い。


●短所
スピーチのスタートは、入場して立ち止まってから行うこと。入場しながら、スピーチをスタートさせてはいけない。また、体がやや右に傾く場合があるので、注意すること。


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以下の事項についておさえておきたいポイントは、半谷先生からご説明がありましたが、その具体的かつ重要な内容につきましては、このブログでネタバレはしませんので、

 

実際に受講するまで、楽しみにしていてくださいネ~(笑)


●自分を磨き続けるとは

●専門的な知識の伝え方とは

●伝わりやすい伝え方とは

●「事柄を伝える」とは

●…の知識を持つこと。…する情熱を燃やすこと。…を備えること

●…を学習させること

●完全に理解させるとは…

●書き言葉は修正可能であるが、話し言葉は…

●記憶に残る動作は効果順に、聴く45%…

●コミュニケーションの言葉とは、時間の言葉と音声の言葉で、具体的には…

●…して、関心を持たせること

●分かりやすく話すこと。…は何か、…に向かってなのか、…な立場なのか?

●毎回の講義に…を付けること。…を定めること。講義は…していなければならない

●例えば1時間講義をするなら…でなければならない
 

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また、ある図形の組み合わせを、言葉だけで相手に伝えるというゲームワークもありました。以下は、自分自身の覚え書きですので、意味不明な点は、どうかご了承ください。


●どんな図形について描くのか、まずは全体像を明かす。一言で言うと、同じ大きさの正方形が4つ。オリンピックの表彰台のよう。そして正方形内部の内接円と斜線。

●正方形と内接円と斜線の仕様を、小見出しと内容で1つずつ解説し、作成後に「こうなりましたね?」と確認すること。


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ここまでで、全12日間のうち、2日間(6分の1)が経過しましたが、実に楽しいです♪ しかしながら、受講前の当講座のイメージは、先輩方からの評判によれば、


●課題制作等を含めて、とてつもなく過酷なので、甘く見ると必ず大ヤケドをする

●受講しても、必ずしも認定講師になれるとは限らず、合格基準は極めて高い
 

でしたので、おかげ様で緊張感は最後まで保てました。私自身から敢えて申し上げるなら、


●生半可な気持ちで受講するべきではないし、常に全力を尽くせないなら、やめた方が良い


です。いやしくも講師を目指してやって来る方々は全員、生半可な気持ちではないはずですが、実はそうでもなく…。私の後に続いた、2期下のある後輩が、
 

「発表で失敗しちゃいました! でも、自分なりにがんばりたいと思いまーす!」


と軽く捉えていたので、私はガツンと厳しく叱りました。この講座では、

「自分なりに…」は一切通用しない

のです。


それは一体なぜなのか?


それはこの連載を通じて、じっくりと語っていきたいと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(つづく…)

 


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