次男の夏休みの宿題のテーマが「自転車」で、
・人と自転車が仲良くしている絵
・夢の自転車
・自転車博物館にある自転車の写生
のどれかを描くのです。
博物館では、写生用に簡易机を並べてくださっていました。
たくさんのこどもたちが、これだという自転車の前に座り、それぞれの絵を描いています。
ある男の子は、5人乗りレース自転車を描いていたのですが、長すぎて画用紙に収まらず、半泣き状態に。
すると、そのお母さんは「入らなくても大丈夫だよ。大きく丁寧に描けているんだから。入らなくても良いからそのまま描こう」と。
一方、オーディナリー(写真でわたしが載っている形のもの)という自転車を描いていた男の子。
車輪のなかのスポークと呼ばれる細い棒を、ものすごくたくさん描いていました。
それを見たお母さん。「写生っていうのはね、正確に描くことが大切なの。本数数えて書き直しなさい」こんな風に書き直させていました。
・・・あなたは、どちらのお母さんが「センスを伸ばせる親」か、わかりますか?
ピカソプロジェクトの講座では、大人のセンスとこどものセンスの違いについてお伝えしています。だから、こんな時、どう対応したらいいのかもわかるようになります。
親になるために何の勉強もせず、私たちは親になりました。
だからこそ、「こどもにどう接するか」を学ぶ必要があると私は思います。