しかし、学藝によって身を立てる女性が、家庭を持とうとするなんて、余りにも困難すぎる。
樋口一葉は、早く亡くなって良かった。文藝は、妻や母親のなった女性には到底両立なんてとうてい困難だ。
これは、教科書にも出てくる、ある文豪の意見です。
あなたはどう思いますか?
結構酷いですよね、この意見。
あ、ちなみに、この意見は、森鷗外の「知恵袋 心頭語」という本の『151 女子の学藝』というところに書いてあります。
今から110年ほど前、明治30年ごろの本です。
この意見に
「全くもってそのとーり!」
「全面的にその意見の通りだと思います!」
っていう人は少ないんじゃないでしょうか
?
私は森鷗外を批判したいわけでも、その時代をどうこう言いたいのでもありません。
ただ
価値観は時とともに移り変わるもの
だと、あなたに気付いて欲しかったんです。
じゃあ、どうしたらいいの?
そのために、ピカソプロジェクトがあります。
8/15は、近鉄百貨店上本町店で。
8/20は、あべの天王寺サマーキャンパスで。
私たちピカソプロジェクトが、どんな未来を見ているのか、感じにいらしてください。