橙色を帯びて見えるのは、色彩学の知識「散乱」で解説ができます。
色は、光です。
お部屋を真っ暗にすると色が見えなくなることで、それは納得いただけると思います。
そして私たちは、光の一部を「色」として認識しています。
赤・黄・青・・・たくさんの色がありますね。
色は光。発光体から降り注ぐ「光の波」と考えていただくとわかりやすいかもしれません。
その波の大きさや強さの違いを「色の違い」として私たちは感じています。
小さな波は、あまり遠くまで濡らすことはありません。
比較的、海に近いところで消えてしまいます。
砂浜に座っている私たちまでは届きません。
砂浜の細かな砂に波がぶつかって無くなってしまうからです。
この性質を持った光が、「青」
青は、波の発生源の近くではよく感じますが、
細かな空気中のチリにぶつかりやすく、その場で無くなってしまうことが多くあります。
対して、大きな波は、砂浜に座っている私たちの足元を濡らすかも知れません。
波の幅が大きいので、砂浜のすなにぶつかりにくく、
長い距離を進むことができます。
この性質を持った光が「赤」
比較的遠くまで、その色を見ることができます。
発光体(光を発する物・この場合は月)に近いところでは、青が良く見え、
発光体から離れると、青の光は届かなくなり、赤の光だけが届くようになります。
私たちピカソプロジェクトでは、
ヒラメキの要素のひとつに、「知識」をあげています。
アインシュタインの言うように、知識には、限界があります。
でも、知識無くしてヒラメキを生み出すことは非常に困難です。
知識は、ヒラメキを助けます。
だからこそ、私たちは、自分たちの持つ知識を
こどもたちに伝えていくのかな、と思います。