見栄っ張りな子は、こうすると伸びる。 | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

今朝、こどもたちを保育園&小学校に送って行く自転車で、
長男次男から「蝉の見分け方」についてレクチャーを受けました。

はねが茶色いのは、アブラゼミ
はねが透明なのは、クマゼミ
体が青っぽいのは、ミンミンゼミ

ミンミンゼミはなかなか見つけられないので、捕まえたら10点。
アブラゼミは1点なのだとか。

私は蝉が怖いので避けて通っていますが、
こうやって教えてもらうと「へぇー、長男すごいな」と思います。

これは、創造タイプの特徴。
興味が偏っていることを自覚しているので、
知らないことを知らないとあっさり認め、さらに「もっと教えて」と言えます。

ところが、「知らなかった」といえないタイプもあります。
決断タイプのこどもです。

常に自分が1位でいたい決断タイプは、
知らなかったことを敗北だと感じてしまうこともあります。

なので、自分を守るために見栄を張って
「それくらい知っていたよ」といってしまうこともあるんです。

それは、悪い見方で見ると「見栄っ張り」ですが、
それだけ競争する力を持っているということ。

競争する力は、私たちがこどものころは学校で育ててもらえましたが、
今や学校では競争する力は育ててもらえません。
競争心があることは、私はプラスだと考えています。


私は「知らなかった」と言えないこどもには、
「知っているといってしまったなら、今から知ればいいよ!」と言って
学ぶことを勧めます。

こうなると、その子は必死で学びます。
嘘つきになりたくないから、あの子よりももっと知っている
NO.1のセミ博士になりたいから。

見栄を張ってしまうこどもは、競争心がある。
その子のやる気にに火をつけるのは、プライド・競争心です。

カラータイプを学ぶと、
こどもたちの困った行動からも、その子を伸ばすポイントを見つけられるようになります。