Color日和・竹原朋美です

 

 

本日は水曜サービスディ。

新宿ピカデリーで観た映画は

「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

 

 

原題「THE UNLIKELY PILGRIMAGE OF」

2014年 本屋大賞 翻訳部門 第二位

 

イギリスNo.1の大ヒットとあります。

たしかにイギリスの美しい原風景的なシーンと宗教観がみてとれる映画。

 

一人の老人が受け取った元同僚からの手紙。

彼は彼女がホスピスに居ると知り、手紙を書くものの

途中で出会った女性の言葉に感銘を受け、

「僕が歩き続けるまで生き続けろ」と無謀にも800km歩く旅に出る。

家から手紙をポストに出しにいった旅の準備もないままに…。

 

様々な出会いや道連れは彼に喜び、悲しみ、憤りなどを感じさせる。

 

原題の方が、映画の意味合いがしっくりくる

とワタクシは個人的に思いますが、その題名で日本人が見るかというと

別の話ではあります。

 

意訳するなら「ありえないような(思いがけない)巡礼」

 

「巡礼」というぐらいなので、主人公のハロルドが

なぜボロボロになりながら歩き続けるのか…。妻を家に置いてまで。

 

それは「悔い改め・懺悔」といったキリスト教の教えによる

意味も含まれているからなのです。

 

映画の中では聖書の中に出てくるお話にちなんだシーンが

ちりばめられているのです。

まさに巡礼と興味深くよみとれますし、終盤には関わった方たちの

登場するシーンで赦しというか、あぁ(神様)よかった…と光を感じる。

キリスト教の宗教観も込みでさらに味わいが違ってくるかもしれない映画だな…

と思いました。

 

色に例えるなら「ブルー」のテーマでしょうか。

しみじみと静かに心に染みていくような

人生の使命というか、人を、自分を、相手を「信じる」

そんなことを伝えている映画です。

 

そして巡礼という長い時間を希望を持って旅するのは

「オリーブグリーン」も感じさせてくれます。

 

 

まずは、あぁ~、懐かしい英国の田園風景。

オーラソーマ🄬カラーケアシステムを英国本校に

学びに行ったときに見た景色が広がっておりました。

 

それとワタクシは小学生から中学生の頃、教会の日曜学校に通ったり、

短大もプロテスタント系のキリスト教で英語の聖書を読んだり礼拝に出たり

聖歌隊に入ったり、結婚式もキリスト教式だったので日本人のわりには

キリスト教のことを学んでいるかもしれません…というわけでこんな感想です。

(たまにゴスペルも歌いますし…ね)

 

 

映画を観た後、梅雨の晴れ間で暑い青空だったので

ほっこりクールダウンで今年、初かき氷しちゃいました。

 

こちらもしみじみ美味しかった~。

 

 

 

メルマガ⇒ 「花色の日々の楽しみ方」

いま必要な日々のメッセージをお届け。

白い魔法使いの日にお伝えしています。

次回は7月21日の予定