Color日和・竹原朋美です

 

 

あら~、図書館から借りた本、

昨日が返却日だったと思い出したのが、

このポテトサラダを作り終えた頃。

 

今日、これから山陽百貨店に

返しに行ってきます。

ついでにチョコレートも眺めて

こようかな♪

 

 

借りていた2冊のうち、すぐ読んだ

一冊はこちら↓

 

 

ワーママに対する「ノンママ」。

子のない女への著者の造語

だそうです。

 

とにもかくにも、子のない

女性の立場について問題点に

フォーカスされてます。

 

子供を望んで、あきらめた人も

 

気づいたら、いつのまにかそうなって

しまった人も

 

子供をそもそも望んでない人も

 

全部ひっくるめて書かれています。

 

 

題名にある

「子供をあきらめるのが難しい時代」

とは、本文の一説です。

 

「あきらめる」って

 

望んでいるものが

大きければ大きいほど、

 

望んだ時間が多ければ多いほど

 

望みを手放すのは本当に

苦しく、つらく、難しいです。

 

 

「子供」というのは、個人の

デリケートな問題ですよね。

 

今は不妊治療も進み可能性に

いくらでもかけられる。

 

ただ取り組めばできるかも…と

頑張ったとしても、100%

「絶対」に授かる保証もない。

 

あきらめきれるか…。

 

そして

 

子供がいない人生とは…。

 

 

「親に孫をみせてあげられない」と

罪悪感を抱いたり

 

「受け取り方の問題だ」と言われる

見えないハラスメントの数々。

 

例えば、「お子さんは?」と問われ

 

「女の子が一人(男の子・〇人)」と

言えば、世間は安心するのだけれど

 

「子供はいないんです♪」と

笑顔で言っても空気が微妙。

 

想像できますでしょうか?(笑)

 

しかも質問する相手には

「悪意がまったくない!」

 

 

そういう価値観の中に生きて

いる事実に様々な場面で

傷つくノンママとあります。

 

母親との関係性についても

触れられています。

 

 

社会心理的な問題として

 

結婚をする、しない

子供を産む、産まないという

そもそも人間の自由な選択のはずが

 

日本の発展のため、

少子化対策は必要。

と言われれば、

 

社会や国のために

不思議とそれが当たり前?と

…思わされている。

(マインドコントロール化)

 

政府の晩婚化、少子化対策も

やればやるほど敏感な人は、

怖気づいてしまうのではないか

と述べられている…。

 

さらに憲法二十四条の婚姻についての

改正案で冒頭に付け加えられる点、

 

「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として
尊重される。家族は互いに助け合わなければならない。」

 

本来は国家の支援が必要な老後や介護も、

「家族でなんとかしろ」と、昔ながらの

「家(イエ)制度」に戻る可能性を示唆。

 

女性の負担が増すのではとの

懸念もあるとか。

 

家族で協力しなさいって国から

言われてやるもんではないと

思うのだけれど?

 

今の時代の価値観について

考えた一冊。

 

 

 

ここからは、あくまでも私の感想。

(なかなか長くてヘビー)

 

この本によると、私にもこれが

当てはまるんですが、

どうも「ママ」という言葉が使われる

こと自体に違和感ある~(笑)

 

 

それでも…

 

今では子供がいないからこそ

夫婦で楽しんで遊んでるねと

笑って言えるけれど、

 

 

晩婚だったのもあり、子供は

厳しいと正直思ってはいたけれど

無意識に、私にもあったんです。

 

 

「結婚したら子供は産むもの」と

いう価値観が。

 

その価値観で頑張ってみた。

 

毎月、血が流れるたびに

同じ量の涙を流す日々が続く。

 

その価値観を達成するためにと

いろんなことをやりまくった

あきらめの悪い女でした。

 

旦那様は、ただやりたい放題

させて見守ってくれました。

 

体温計放り投げたりもした。

(毎朝、布団の中で体温図り

置き忘れて布団干しで破壊)

 

でも、できなかった自分を責め

罪悪感にさいなまれてたけど

 

それは見ている旦那様をも

責めることにつながって、

どんだけ自分を責めても

結果的には幸せに生きることに

ならない。

 

「私の人生に子供は必要ない」と

決めたら、すごいスッキリしました。

 

たぶん、子供のことを心配しすぎて

自分のこと何もできなくなるか

旦那様をほったらかしにしかねない…

と思ったしね。

 

 

わたしにとっては、

子供がいないのが、

平和で当たり前なんです。

 

妹や家族、友人の子供達の

成長を見守るくらいで充分。

 

そんな私が言えるのは、

 

一般的な価値観とは違う

生き方を選ばざるをえなかった

わけだけど(今のところね)

 

そこそこ楽しんでるんじゃない

って、自分をほめるぐらいは

してもいいでしょ(笑)

 

 

下がりがちな自己評価は

単純に自分で現状を認めて

上げていくしかないんですよ。

 

罪悪感を持ったままでは

幸せになれないから…。

 

お茶を毎日飲むように、

ふ~っと息を吐きながら

日々の幸せをすする。

 

 

子供がいる、いないに関わらず

 

人それぞれの人生の選択なんで

死ぬときに、なかなかいい人生

だったんじゃないかって思えるのが

一番だと思う。

 

 

 

 

 

 

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次回は3月3日予定