時間の経過が早くて追いつかないのですが、

先月、京都に行ってから1ヶ月が経ちました。

 

今日は今回の旅の目的の一つでもあった

竹生島について書こうと思います。

 

竹生島は滋賀県、琵琶湖に浮かぶ周囲2キロの小島。

島自体が巨大な一枚の岩でできています。

 

 

 

その島と琵琶湖の思い出、

よろしければお付き合いください。

 

 

京都滞在2日目。

その日は朝早くにホテルを出て

琵琶湖の西側をのんびり進むJR湖西線に揺られていました。

 

この半年くらい、なぜか

『竹生島』という言葉を耳にすることが多くありました。

 

何度も聞いているうちに

幼少期のアルバムの一枚の写真を思い出したのです。

 

 

多分私が小学校3年生くらいだと思います。

 

アルバムにはどこに行ったなどは一切書かれておらず、

写真からもここがどこだかわからないのですが、

『これ竹生島じゃない?』と直感的に思いました。

 

アルバムからその写真を取り出し、

手帳にはさみ、前出の電車に乗り込みました。

 

 

一人旅、車窓をずーっと見ていると、

ふと昔、母がよく歌っていた歌を思い出しました。

 

 

『琵琶湖哀歌』

 

琵琶湖就航歌を知っている人は多いようだけど、

琵琶湖哀歌はそれほど有名ではないようで。

昭和16年におこった

大学ボート部の遭難事故を悼んでつくられた曲です。

 

子どもだった私に、

母は切なそうにボート事故のことを語りながら、

よくこの歌を歌っていました。

もしかしたらボート部に元彼でもいたのでしょうか?

今となっては確かめようはないですが、笑。

 

とはいえ、とても切ないメロディが素敵な歌ですので、

気になる方はYouTubeなどで聞いてみてください。

 

脳内で琵琶湖哀歌をを口ずんでいると、

車窓から見える琵琶湖が美しすぎて、感動して、

そうしたら、あー、私、この景色を見て育ったんだなぁ、

って今更ながら思い出して、

やたら母との子どもの頃が思い出され、

なんかいい時間だなぁって心底思いました。

 

この年になって、1人で向かったからこそ

感じられた風景だったように思います。

 

電車で今津港に着いたらクルーズ船にのっていざ竹生島へ。

 

 

といいたいところ、出発までに少し時間が。

どうしようかなと思っていたら、

クルーズ船乗り場のすぐ近くに

琵琶湖周航歌資料館というのがあったので

ちょっとのぞいてみました。

 

 

そうしたらなんと、

中に琵琶湖哀歌の資料もあるではないですか!!

 

 

当時の事故の様子が記録されていて熟読。

思わずうるうるしながら読み終わりました。

 

 

電車の中でこの歌を思い出し、

引き寄せられるようにこの資料館にきたのは

偶然じゃないかもなあ、なんて感じながら、

資料館を後にしました。

 

 

無事にクルーズ船に乗り込み竹生島に到着。

さて、あの写真の場所はあるでしょうか?

 

165段の急な石段を登り竹生島宝厳寺へ。

(この階段がその日の夜からのギックリ腰につながったのは間違いない)

 

 

まずは家族の幸せを願って

本堂で「弁天様の幸せ願いダルマ」を奉納。

 

 

 

もちの木を通って、

 

 

 

三重の塔へ。

 

 

 

 

塔から視線をそらし飛び込んできた景色に

 

『あー!!!!』

 

 

 

 

『ここだー!!!!』

 

一瞬でわかりました。

40年以上が経ち、

あたりの草木は育っていますが、

横に写っていた一本の木の曲がり具合や

柵の感じなど、ここしか考えられません。

 

 

やっぱり竹生島だったんだ!

感動ー!!

 

いや、だからなんなん、と言われればそれまでですが、

 

普通の人はもしかしたら『竹生島』という言葉を

一生聞かずに過ごすかもしれないほど、

そんなに聞く言葉ではないと思いますが、

この半年

『竹生島』という言葉を繰り返し耳にし、

ここに来たのは、

見えないなにかに、連れて来てもらえたように思います。

 

もしかしたら、

母が行きたがっていたのかもしれませんね。

 

 

しばし、感動にひたりながら

 

国宝「唐門」、

 

 

 

重要文化財「舟廊下」をわたり

 

 

 

 

竹生島神社をお参り。

 

 

 

竹生島は龍の島でもあるそうで、

竹生島神社のご祭神の龍。

 

 

黒龍堂には

黒龍大神さまと黒龍姫大神さま。

 

 

黒龍が湖から登ってくるご神木。

 

 

 

晴れ渡る空。

爽やかな風。

穏やかな波。

 

当時の私は40数年後に

同じ場所に立っているなんて思いもしませんでしたが、

本当にここに来られてよかった、

そう思えるひとときでした。

 

 

 

一枚の写真から始まった今回の竹生島までの道。

 

この土地に連れてきてもらえたご縁に感謝です。

 

竹生島は琵琶湖の沖合に浮かぶ神秘の島と言われていて

超強力なパワースポットでもあるそうです。

 

 

滋賀県生まれ、京都育ち、東京在住の私。

 

滋賀県生まれというと驚かれるのですが、

滋賀県、そして琵琶湖は私の心の故郷です。

 

そんな土地から、たくさんのパワーをいただきました。

また帰ってきますね。

ありがとうございました。

 

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私ごとの長ーい思い出話に

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

 

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