父の一周忌でした

早いなあ

父に関するお出かけはいつも快晴

 

今日は特に雲ひとつない青空が広がっていました

小春日和のように暖かで穏やかで

生前の父のようです

 

きっと

母の体に負担がかからないように父が

神様にお天気をオーダーしているのだと思います

 

一周忌の法要はいつものお寺さんへ

 

足元の敷石には

 

両親の故郷四国八十八ヶ所のお寺の名前が

 

刻まれています

ありました!母の生まれた場所にあった善通寺

 

やはりこちらのお寺とご縁があるのですね

 

こちらのお寺は昔から幼稚園も併設されていて

 

ちょうど本日は

 

卒園した子供たちが

 

七五三のお参りをされていました

お稚児さんの姿がとても美しく

 

そのお母様方も素晴らしかったので

ちょっとご紹介しますね

 

母の時もこういった衣裳をきたそうなのですが

 

お稚児さんとは

 

お寺の住職が新しいお坊さんになる

晋山式(しんざんしき) や

新しく本堂などが建つ落慶(らっけい)法要といった行事

また宗祖法然上人のご供養のための

御忌会(ぎょきえ) といった大法要の時に

子どもたちがその法要に参加することがあります。

お稚児さんに参加することで

み仏に守っていただき

やさしく賢い良い子になるという願いをこめ るものです。

頭上にみ仏の聖水を頂く

灌頂(かんじょう) という儀式もあり

物事の道理をわかる賢 い子になるようにと

みんなで願います。

 

とのことでこちらでは七五三をこの

お稚児さんの姿で祝っていたようです。

本当にみんな可愛らしくて

 

さらにお母様方が

 

撮影中に私たちが通りかかったことに

気がつかれて

 

「どうぞ先にお通りください」

 

とか

 

「あ どうぞゆっくり歩かれてくださいね」

 

などとどの方もとても親切でした

 

さらにお稚児さんのあまりの美しさに私が

 

「顔を写しませんので後ろ姿を

撮らせていただいてもよろしいですか?」

 

と尋ねると

 

「もちろんどうぞ!

芸能人でもないのですから顔も問題ございません

青葉っ子ですからどうぞどうぞ!」

 

ここの幼稚園が青葉幼稚園のため

青葉っ子と言ったのだと思いますが

 

お寺さんのされている幼稚園に通うと

 

このように

親切でオープンなお母さま方になるのでしょうか

 

 

一周忌のお話でした。。

 

少し不思議なことがありました

 

今日家を出た時にうっかり

 

忘れ物をして取りに戻った際

 

父方の祖母が生前

 

「私にはかおりちゃんに

これしかあげられるものが

ないのだけれど持っていて欲しい」

 

と亡くなる直前に私にくれた形見の指輪が突然

引き出しから転がり落ちました


22年前にいただいてから

 

最初はリメイクして身に付けようと思ったのですが

 

24金のため柔らかすぎて加工が難しい

 

と言われ

 

諦めてからずっとしまっていて

 

正直ここ数年は忘れていたのに。。

 

おばあちゃんもパパの一周忌に

 

お寺に連れて行って欲しかったのね

 

と思い・・

 

 

21年前に祖母の一周忌の時に

 

このお寺の先代のご住職から

 

「これをおばあちゃんだと思って身につけておきなさい」

 

といただいたお数珠?

(なのか何かずっと不明です)

と一緒に身につけてお寺に向かいました

 

ご住職は母に

 

「一年はあっという間ではなかったですか?」

と尋ねていました

「はい。でも今もいるような気がして

毎日何かあるごとに話しかけています」

 

と 母。

 

この一年振り返れば確かにあっという間でしたが

 

母は本当によく頑張りました

父が亡くなったその瞬間に


父を覗き込もうとして


腰を いつのまにか骨折した母

葬儀まではなんとか気が張っていたけど

その後寝たきりとなり


そこから本当によく頑張った!

この一年で


寝たきりの要介護4から

 

伝い歩きができるようになり


そしてその後支えれば

 

四輪のキャスターを引いて歩けるようにまで回復し


ここ数日は杖をつくまでに回復。

4年前にプレゼントした杖が

ようやく陽の目を見て、今では母の自慢の杖に😊

なかなか杖を持ちたがらなかった母に

キラキラ付きの杖をプレゼントしたら

 

すっかりお気に入りです

ここ二回ほどは

「あ!杖忘れた!」
というほどまでに回復。

大好きで大好きで仕方ない父を失った哀しみは
まだまだ 癒えていません


わたしがいまできることは
少しでも母の笑顔の時間を増やすこと🍀

 

少しパニックがある母は

急に寂しくなったり

不安になったりもするのですが

 

忙しい私に気を使い仕事中はほとんど

電話もしてきません。

 

それも 私が定時に帰るような仕事ではないので

 

夜中になることもしばしば

 

ですので

 

たまに 母から電話が入った時

 

彼女のどうしようもない哀しみや

 

寂しさを感じた時には

 

大抵のことは脇に置いて

 

車を飛ばして一旦は様子を見に帰ります

 

甘やかしているのかもしれませんが

 

好きで好きで仕方なかった父を

 

失くして

 

まだ一年が経たない母の悲しみや不安は

 

体が自由にならないだけに余計に

 

大きなものだと思うのです

 

お友達もみなさん中々体が自由にならず

 

簡単に自分たちの意思だけでは会えないのです

 

それを思うと

 

私が優先すべき

 

今の母の哀しみに超えるものはない

 

と思えてならないのです

 

もちろんできる範囲なのですけど

 

父は体がほとんど動かなくなってからも

こんな風に笑って穏やかに過ごしてくれていました

一年前まで

 

この笑顔を守りたくて

 

私はとても強くなりました

 

一周忌なのでね笑3

 

少し父のこと

 

書きました

 

明日からまた頑張ろうと思いますキャー

 

最後まで読んでくださった方

 

ありがとうございます

 

LoveハートSatya