先月から始まった、カラーローズの会

(柏村担当のオーラソーマお勉強会)は

新たに生命の樹がテーマになっています。


第二回目の昨日は、魔術師と女教皇のパスがテーマでした。


魔術師も深かったですが。。


女教皇のパスといえば・・・

またまた、B2ピーズボトル&B80アルテミスです。


私にとってのアルテミスの理解は先日このブログで

マイクのメッセージとともにご紹介させていただきました。

読んでないという方は宜しければ

7月31日のブログをご覧下さい。


実はあの時にはご紹介しなかったのですが。


私には先月、ある体験がありました。


あるお母さんとそのお子さんの会話から、再びこのアルテミスの

意味を確信したのです。

その日おふたり揃って私のもとへいらしてくれていましたが、お母さんは

一本目にアルテミスを選んでいました。

お子さんは、その手にB33 ドルフィンを持っていました。

彼女はご主人を亡くされてから、女手1つでお子さんを育ててきました。

すでにその子さんは20代半ばになります。

お母さんは

「私はずっと闘ってきたな~とふと思いました」といいました。

お子さんは

「自分は平和主義だから闘う母親を理解できない」と言いました。


私はお子さんに

「それはあなたが、ずっと守られてきたからよ。あなたの平和を守るために

盾になって闘ってくれたお母さんがいたからよ」

と、思わず言葉が口をついて出ていました。

お母さんは

「私だって平和でいたかった。でも守るために闘うしかなかった」

と静かに言いました。

B80アルテミスの背後には、B2平和のボトルが存在します。


そして、カラーローズに参加れていたみなさんに再度

女教皇のリターンに在る、このアルテミスのメッセージを

マイクの言葉そのままにお伝えしました。


平和は穏やかで静寂だけがすべてではない。

ダイナミックなことをして正しいことをすることこそ平和。


そして、そのカラーローズの会に参加してくださっていた方から
今朝、とっても素敵なメールが届いたので、ご本人の許可を得て
その一部をこちらでご紹介します。


「お話を伺いながら、心にずっと込み上げてくるものがありました。
先生がB80とB33を選んだ母子の話をしていた時のことです。

「ずっと闘ってきた」という母と「闘う気持ちがわからない」という子ども。

その話を聞いて、まるで自分のことのようだなあ・・とはっとさせられました。

母の闘いを拒みながら、ただ拒むということのために闘ってきた私。
母の献身の愛を「誰も頼んでなんていないのにあんな生き方なんてしちゃってさ」
と受け入れようとしなかった私。

今日、とある方とお話をしていて、母が昔、パートで働いて返って来たのちにも
家の2階で家庭教師をしていたことを突然に思い出しました。

くたくたに疲れているはずなのに、夕飯の片付けの手伝いすらろくにしない私たちに
「お皿あらうぐらい手伝ってよ」といいながら、よその子どもたちを教えに二階に向かう母。

教えることが楽しそうで、そんな自分を気にいっちゃってるんじゃないの?
なんて思って斜に構えていた私。
授業が終わると、私が手伝いもしないでそのまま台所に残されているお皿を
「まったく」といいながら洗って
ぐったり疲れて畳の上にごろりと横になる、「かっこ悪い母」。

もちろん母がそんな風にまでして必死になって働いていたのは、
他でもない、子どもたちを育てるため、生きてためでした。

そこまでしなくても、なんとかやっていくことはできたのだろうと思います。
「あなたたち、自分で努力してよ」といってもよかったのだし、
そこまで子どもたちに尽くさなくてもよかったのかもしれない。

けれども、今冷静に振り返ると、母がそこまで口うるさく私をレールに
乗せようとしていたかというと、そんなことはないのです。
いつだって、私のきまぐれのような要求
(それは、突然海外にいきたいと言い出したり、これまでやってきたことを
やっぱり辞めたといって手放してしまうようなことも含めて)を
黙って受け入れてくれたのも母です。

いつもくたくたに疲れていて、貧乏がしみついているような感じで、
「あんな風になりたくない」とどこかで蔑んでいた母。
けれども本当に、黄金の輝きを放つ生命を生きていたのは、
母だったなあと思います。

こんな歳になって今更ですが、母の美しさを気づくことができなかった私の
心の貧しさを思いました。」

本当に素晴らしい気づきです。。。
このお母様の生き方のほんの断片にも、美しさが溢れています。
涙が出ました。

彼女はその後、無性にお母様にお礼が言いたくなって
電話をされたそうですよ。

彼女がそう感じた時にすでに、お母様の中にも深いヒーリングが
起きていたいたはずです。


オーラソーマの素晴らしいところは、こうして物事の背後にある愛を
深く見て行けるようになってゆくこと。

そこにとってもオーラソーマの醍醐味があります。

アルテミスは下層に無条件の愛のピンクを持っています。
アルテミスの闘いは愛に基づいているし、その愛が彼女を奮い立たせる
のです。

そこには既に、平和が存在してるのです。

昨日のお勉強会では、多くの方がすごく深いところで
受け取ってくださったようで。。。
他の方からもメッセージをいただきました。

人はつい外側の美しさに囚われてしまうけど。

私たちはこの命に感謝して、全うするために在ります。

この命を終えてアヌビス神に出会うとき。
地位や名誉や立場や稼ぎ、そんなことは何の評価も
受けないのだと思います。

どれだけ目の前の人たちを愛せたか、感謝をもてたのか。
自分の使命を全うしようと努力したのか。

私の母も初めてボトルを選んだ時に、真っ先にアルテミスを
選びました。

アルテミスは充分に平和なのです。

みなさんとカラーローズでお勉強させて頂いて、自分の中の
生命の樹も深まってゆきます。

本当に感謝しています。

ありがとうございます。

              LOVEB002B080KAORI