小春日和の気持ち良い青空を。
もう小春日和というより春と言った方が良いかもしれませんが。






日々の生活の中で「ひと段落」するタイミングって沢山あるとは思うのだけども、またひとつ、先日ひと段落しました。




このひと段落したタイミングって結構大切なタイミングなんじゃないかなと、ふと感じたりもしたので徒然書いてみようと思います。







ひと段落した時は、




まずは今までのことを振り返る
そして今の自分を見つめる
さらにこれからのことを考える




そんな区切りとなるタイミングなのだと思うのです。





今回の私のひと段落は、シリーズ化して書いてきたマネジメントに関するメルマガ全5回の原稿執筆が終わったこと。
最後の配信は3月末予定です。
本当は2月末の予定だったのだけど、「マネジメントの本質って?」というテーマで書いた内容を「しっかりと読んでほしいと」掲載してくださっている方が調整して3月号の一番最初に開催してくださることになりました。
本当に有難いことです。







このタイミングで今まで書いたメルマガの内容を振り返ってみました。



改めて読んでみて、違和感はないか、言い足りていないことはないか、分かりやすいか、一般的か。
言いたいことだけを書いて、読んでくださる方の参考になる内容になっているか。



メルマガの記事は読んでくださる方に役立つ事が前提。
だからこそ、改めて時間をおいて客観的に見ることで、気付くこともあります。







そして今の自分を見つめる。


メルマガに書いた事が今の自分は出来ているのか、意識しているか。
さらに、今の私なら同じテーマで伝える内容は何だろうか、事例はどうだろうか。


もちろん、書いたその時点では出来る限りのことをしているのだけれど、そこから数ヶ月過ぎている内容もある今、その数ヶ月で感じた事、学んだ事、経験したことを踏まえると何を伝えるだろうか、と。







そして、これからのことを考える。


有難いことに、またシリーズで書いて欲しいと依頼をいただき、前回のシリーズを振り返り、新たなシリーズの構成を考えました。


今まで書いた内容と重ならず、メルマガを読んでくださっている方々が読みたいと思う内容、気になる内容、学びや気づきに繋がる内容。
そして、私独自の経験と視点と強みを活かせる内容。


今回は、ここ数年で言われるようになった言葉の再定義、バズワード化し流行語になっている言葉の本質と実際には何を意識すべきなのか、世の中の新しい流れを題材に何故それが起こるのか、マネジメントする方々が意識した方が良いこと。等等。


実は以前からのマネジメントの本質を、言葉をキャッチーなものに言い換えているだけであったり、本来の意味からわかりやすいバズワードになったが故に本質が見えなくなっていたり、表面的な解釈をされがちな言葉などなど、私が気になっているもの・ことを今回は取り上げることにしました。





今の流れに沿った内容ということで、とても楽しみにしてくださっているそうで、さらに推敲に推敲を重ねる必要がありそうですし、書き甲斐があります。






今回、メルマガの事を例にどのように「ひと段落」を捉えて考えているか、やってみた事を書いたのですが、大切なことは感情と事情を切り分けて一度客観的に見る事。




そして、自分の感情も改めて感じてみる、客観的に捉えて見る事。





ひと段落したこと・ものは必ずしも楽しかったり前向きなことだけではなく、しんどい事や悲しい事もあります。



そこで感情を置き去りにすると、後になってそのひと段落したはずのことが実は本当の意味ではひと段落せず、ずっと心の奥底に残ったままになっていた、ということもあり得ます。




人は機械ではありません。
心があります。



当たり前のことを横に置いてしまい、日々のことに追われることもたくさんあります。



だからこそ、「ひと段落」したタイミングで、勿論様々なこと・もの・事象等を振り返ることは大切だのですが、同時に自分の感情も見つめて見る、ということが本当は一番大切なのかもしれません。






今回、メルマガを書き終えてホッとしたと同時に「まだまだ伝えたいこと・書きたいことあるしなぁ」というのも本音でした。


だから「新シリーズをお願いします」と言われた時は本当に嬉しかった。
まだまだある伝えたいこと・書きたいことをアウトプットさせて頂ける場を頂けたので。



私は今までの経験から何か貢献できることを書きたかったんだよなぁ、伝えたかったんだよなぁ、と改めて感じたのでした。









桃の節句も超え、啓蟄を迎えましたね。
それもまた一つの区切り。
柔らかな日々が続くといいなぁ、と感じています。