これ、20年前くらいに買った「サイパンダ」。
サイパンのゆるキャラ「サイパンダ」。
お父さんがサイでお母さんがパンダらしい。
正式名称は、「サイパンだ!」とのこと。
(知らなかった)
この子達のことは、↓以前のブログに書いている。
あみちゃんが我が家に来たのは、あみちゃんが生後50日の頃。
この「サイパンだ!」はもう既に我が家にいて、あみちゃんの恰好の遊び相手になった。
「サイパンだ!」は2匹いて、あみちゃんは何故だか片方しか可愛がらなかった。
このグレーの方。
白い方に比べ「背が低い」「痩せている」「ハゲている」「左手がない」…と変化した。
それくらいこのサイパンダのことが好きだった。
散々、くわえて遊びすぎてこんなにボロボロの姿になった。
今日、あみちゃんが白い方のサイパンダの前で佇んでいた。
「はて〜?これなんだっけ?」って。
確かに、昔から白いパンダには見向きもしなかったから、そんな反応でもおかしくない。
そして、すかさずグレーのサイパンダをポンとあみちゃんの目の前に投げた。
くわえてこっちに持ってきて欲しかった。
でも……、
やはりこちらも「はて?これなんだっけ?」って顔をしていた。
そうか。
いろいろ衰えるんだなぁ。
忘れちゃうっていうのか?
できていたことができなくなる。
今日も、ご飯は私の手の平の上からしか食べない。
お皿に入れたものより、直接お母さんから食べたいんだな。
「わがまま」といえばその通りだが、これも歳をとったからなのかもしれない。
人間も動物も歳をとる。
ひとつひとつの変化に、丁寧に対応してあげたいと思う。