小学生を伸ばす!
親力アップ講座 親野智可等
褒めることの大切さは分かっている。
でも、実際はなかなか褒められない。
このような声をよく聞きます。
そういう人にオススメなのが「部分を褒める」という方法です。
例えば、子供の日記を見た時、文字の雑さや表現の間違いが目につくことが多いと思います。
でも、それを叱るのではなく、
褒められる部分を「見つけだす」という意識で探してみてください。
まずは、偶然でもよく書けている字や相対的にマシな字を見つけ出します。
ひどい字には目をつむって、褒められる字をピンポイントで褒めて、一つ一つ花丸を付けてあげます。
また、正直に気持ちが書けている部分や、おもしろい表現のところも見つけ出して褒めます。
これを続けていると、日ごとに文字は丁寧になり、表現もよくなってきます。
「しっかり書きなさい」と言わなくても
自然にそうなります。
もし、どうしても直させたいところがある時は、たくさん褒めてから最後に
「じゃあ、ここだけ直そう」と言えば
喜んで直してくれます。
でも、これは欲をかかずに
少なめにしましょう。
算数でも同じです。
正解でなくても、図を描いて考えた、式を書けた、筆算は合っていた、繰り下がりが書けたなど、褒められる部分を見つけ出して褒めてあげましょう。
勉強以外でも同じです。
子供の絵を見て「下手だな」と思うこともあるかもしれません。
でも、部分に注目すれば
「山の色がきれいだね」
「このネコ、かわいいね」
「足がたくましくて迫力があるね」などと
褒めることができます。
野球の試合の後は、
「思い切りバットが振れたね」
「全力で走る姿がかっこよかった」
「すごくいい声が出ていたね」などと
褒めます。
性格や行動の面でも同じです。
至らない部分や苦手なことには目をつむって、褒められる部分を褒めましょう。
でも、実際は、その反対に
褒められる部分には目をつむって、至らない部分を見つけ出して、とがめている人がほとんどです。
親がこのようなあら探しの名人だと
子供はたまりませんね。
この「部分を褒める」方法は、
あるゆる相手、状況において有効です。
なかなか人を褒められない人は、ぜひ、
実践してみてください。
ーーーいかがでしたか?ーーーー
私が家族や友人から「ダメ出し」ばかりを
出されていたら、きっと自分に自信が失って、毎日が楽しくないでしょうね。
日本人の自己評価が他国に比べて かなり低いのも周囲で関わるヒトの「褒めベタ」の影響も少なからずあるのかもしれませんね。
とって付けたような「褒め」は相手にも通じてしまいます。
親野さんが仰るように『見つけ出して』
褒めることがポイントなんでしょうね!
親も子供もたのしく子育てと自分育てをしていきたいものですね。