石岡瑛子 偉大な偉大な偉大過ぎるアートディレクター  | ハートに繋がるスピリチュアルライフ

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表面意識の世界を楽しみつつ、高次元との繋がりを持つスピリチュアルな生活を追求しています。ハイヤーセルフと繋がることで、穏やかで幸せな感覚に満たされます。
時にはおバカなこともありますが、それも人生のスパイス。このブログが皆さんのお役に立てたら幸いです。

はぁ~~~
終ってしまいました、石岡瑛子展
東京都現代美術館だったかな?
2月14日まででした。 寸前まで行くかどうか 迷いましたが
 行くのを断念しました。
 
友人が観に行った感想が
「男と待ち合わせして 来なくてフラれても、震えないのに 石岡瑛子の作品を見たときには 魂が震えたわ」
 
ノックアウトですよ~こんな言い方! 
 
 
カタログを 先行予約しておりましたので それを見て 憂さを晴らしております。
 
彼女はもう鬼籍に入っておりますが 残した作品は偉大でした。
彼女の代表作、一般によく知られているのは パルコの広告です。
アパレル店舗の集合ビルを 一つのブランドにまで高めたパルコ。
パルコで買えば問題なしという レベルに引き上げたのは
アートディレクターの石岡瑛子女史。
 
映画、オリンピック 様々な仕事をし続けた彼女の作品群、
アートがお好きな方は 一緒に彼女の作品を見てくださいませ。
 

 

カタログ 300P (でもこれだけでは 彼女の全作品を収集できていないという)

 

1 Timeless:時代をデザインする

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  • ポスター 『西洋は東洋を着こなせるか』 (パルコ、1979年) アートディレクション

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  • ジェンダー、国境、民族といった既存の枠組みの刷新、新しい生き方の提案を、ヴィジュアルな言語から社会に投げかけた石岡瑛子。グラフィック、エディトリアル、プロダクト等のデザインを通して、1960年代の高度経済成長期から80年代に至る、消費行動を通した日本大衆文化の成熟を辿る。時代をデザインしつつ時代を超越しようとする姿勢は、その後の彼女の展開を予言するものとなる。

    Projects: 資生堂、角川書店、パルコ広告キャンペーン(ポスター、CM 1960s-1980s)、角川書店『野性時代』(雑誌 1974-1978) ほか

この写真集はブラックビューティーを、ヌードの美しさを世間に知らしめた作品、
またアフリカのヌバ族を一躍有名にした。
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地獄の黙示録 日本の広告を制作
コッポラが大いに気に入り、後に映画「ドラキュラ」の衣装を担当することになる
 
 
2000年 映画「セル」 主役はなんと ジェニファーロペス!
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1980年代半ば以降、石岡瑛子は、クリエイターたちとの新たな出会いによって、日本から世界へと活動の場を広げるとともに、グラフィックデザイン、アートディレクション、衣装デザイン、さらにはプロダクションデザインと、デザインの表現領域を超えていく。エンターテイメントという巨大な産業のなかで個人のクリエーションのアイデンティティをいかに保ち、オリジナリティを発揮するかという問いに向き合いながら、コラボレーションによるデザインの可能性を拓いていく。
80年に米ニューヨークに拠点を移し、活動はどんどん広がる。映画「MISHIMA」では、金閣寺が真っ二つに割れるなど大胆なセットデザインでカンヌ国際映画祭芸術貢献賞を受賞。マイルス・デイビスのアルバム「TUTU」のジャケットデザインで米グラミー賞。映画「ドラキュラ」でアカデミー賞衣装デザイン賞を93年に受け、衣装の仕事の依頼が増えた。
 
映画 「MISHIMA」 
 
ドラキュラ
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ペラや映画、サーカスのコスチュームやオリンピックのユニフォームを通して、身体を拡張し、民族、時代、地域などの個別的な属性を乗り越えた、未知の視覚領域をデザインしていく仕事を総覧する。永遠性、再生、夢、冒険といった普遍的なテーマを足掛かりに、人間の可能性をどこまでも拡張していく後半生の仕事は、常に新たな領域へと果敢に越境し続けた石岡自身の人生と重ねられる。
 
北京オリンピック まさか石岡瑛子女史のデザインとは、、、。
素晴らしすぎます~。中国人がデザインしたと決めつけていましたよ。
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↑左の赤と白のファーコートは 着たいわ~可愛い!
ステージ衣装でしょうが 今の時代なら 青山 原宿で着ている人がいても可笑しくないよね!

Projects: 『ザ・セル』(映画 2000)、『落下の王国』(映画 2006)、グレイス・ジョーンズ『ハリケーン・ツアー』(コンサート・ツアー 2009)、シルク・ドゥ・ソレイユ『ヴァレカイ』(コンテンポラリー・サーカス 2002)、
ビョーク『コクーン』(ミュージック・ビデオ 2001)、ソルトレイクシティオリンピック(ユニフォーム 2002)、北京オリンピック(開会式 2008)、『ニーベルングの指環』(オペラ 1998-1999)、『白雪姫と鏡の女王』(映画 2012) ほか
石岡瑛子(いしおかえいこ) 
1938年東京都生まれ。アートディレクター、デザイナー。東京藝術大学美術学部を卒業後、資生堂に入社。社会現象となったサマー・キャンペーン(1966)を手がけ頭角を現す。独立後もパルコ、角川書店などの数々の歴史的な広告を手がける。1980年代初頭に拠点をニューヨークに移し、映画、オペラ、サーカス、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐にわたる分野で活躍。マイルス・デイヴィス『TUTU』のジャケットデザインでグラミー賞受賞(1987)、映画『ドラキュラ』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞受賞(1993)。2008年北京オリンピック開会式では衣装デザインを担当した。2012年逝去。